

国内最大級の流通業であるイオングループ。こうした大手の流通企業では、いわゆる有名メーカーの製品(ナショナルブランド)と並んで、自社グループで企画したプライベートブランドの商品が、売り上げの中で大きな割合を占めています。イオンの「トップバリュ」などは、代表的なプライベートブランドです。消費者の好みや要望を細かくリサーチして企画され、「手ごろな価格でありながら高品質」なのが特長です。
これらのプライベートブランド商品は、世界中から安くて良い材料を集め、海外生産などを行うことで、コストとクオリティーの両立を実現しているのが一般的です。この海外調達、海外生産、輸入販売…といった一連の流れを「開発輸入」といいます。アイク株式会社は、イオングループの100%出資で設立された開発輸入の専門商社です。
アイクの設立は1979年。株式はイオンが全体の3分の2、同じくイオングループのイズミヤが3分の1を保有しています。取り扱い分野は、衣料品、食品、家庭用品の三部門。特に強いのは衣料品で、年商1500億円(2007年2月期)のうちの55%を占めます。子供服・婦人服・紳士服・インナー・服飾雑貨(靴、バッグ、帽子…他)など、ファッションのほぼ全分野をカバーしており、イオンで販売される衣料品の実に約80%は、アイクが関わった商品となっています。
衣料品は季節ごとに企画。世界中から直接調達された素材を使い、中国を中心とするアジア諸国の縫製工場で生産されます。こうした国際的なスケールでの商品づくりを行っているのは、主にファンションメーカーであり、商社が大規模に手がける例は比較的珍しいといわれています。
アイクでは、現在この衣料品の開発輸入業務をさらに強化するため、企画から生産、輸入販売までをトータルに担当する海外営業職の増員を積極的に行っています。
海外営業(バイヤー)の仕事は、変化し続けるマーケットの動向を常に先読みし、消費者に望まれる商品をつくりだしていくことです。大手ファッションメーカーなどでは、開発輸入の一連の流れの中で役割が細かく分かれていることも多いようですが、アイクでは商品アイテムごとに一人のバイヤーが最初から最後までをすべて担当。プロジェクトリーダーとして、責任を持った商品づくりを行っています。
海外営業は、主に中国への出張が月平均2回程度あります(一回の出張は3〜4日が中心)。アイクでは、中国の香港・深セン・上海・北京・青島、タイのバンコクに事務所を持ち、韓国のソウル、台湾の台北の提携エージェントとともにアジア全域をカバーしています。また、欧州ではフランス、イタリアにもエージェントを配置しています。これらのネットワークを使いこなし、安全・安心、高付加価値、低価格の商品を実現していきます。
アイクでは、ファンション関連の海外業務経験者が多く活躍しています。中途採用で、ファンションメーカーから移籍してきた人、大手流通業から転身して人…など多彩です。
大手ファッションメーカー出身の社員は、「アイクでは企画から生産、輸入まで幅広く関われるのが魅力でした」という理由で転職を決めたとのこと。逆に社員数10〜20人程度の少数精鋭企業にいた社員は、「大企業なので部分的な仕事しか任されないのかと思っていたら違いました。これまでの経験が即戦力として生かせたので、非常にやりがいを感じています」と、転職してからの実感を話されています。もちろん、「スケールの大きい仕事ができる」ということを魅力としてあげられる方も多いようです。
取扱品目が非常に多いアイクでは、ファッションだけに限っても様々なアイテムを経験することができます。また、将来は海外支社での駐在勤務も可能性があります。海外拠点の日本人スタッフはほぼ1割(残りは現地スタッフ)。当然、マネジメントも含めた役職での赴任となります。もちろん、国内でマネジメントに昇格していくコースも可能です。
担当コンサルタント
日本を代表する開発輸入の専門商社です。国際的な環境でファッションビジネスに関わっていきたいという方にぜひご注目いただきたい企業です。
今回は、アパレル業界での海外営業、特に開発輸入経験をお持ちの方に限っての募集です。
以下のような方にお勧めいたします。
同社の社名は、「アライド・インポート・コーポレーション」(共同仕入れ機構)に由来します。※消費者金融会社のアイク(現在はディックに統合)とは関係ありません。