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攻めの姿勢でビッグタイトルを多数手がける次世代機に強みを持つゲームパブリッシャー

AQインタラクティブグループ

世界に通じる驚きのあるゲームを創りたい!

「攻め」の姿勢でゲーム業界に新風を

1990年代前半、世界市場で独り勝ちといってもいいほどの実力を示したのが、日本のゲーム業界でした。世界のゲームソフト販売本数の「年間ベスト20」以内に、日本発のゲームが15タイトルを占めた年もあったほどです。
しかし、90年代後半から2000年代にかけてその勢いに陰りが見え始めた一方、欧米や韓国から斬新なゲームが次々にリリースされ、世界の市場を席巻するようになってきました。
原因としては、この時期の日本のゲームが、ヒット作の続編やアニメのキャラクターものなど、日本国内である程度の安定した売上を見込める、いわゆる定番もの主体になっていったことが挙げられます。つまり、日本のゲーム業界全体が「守り」の姿勢になっていたといえるでしょう。

「このまま『守り』の姿勢が続けば、日本のゲーム業界は世界に遅れをとってしまう!」

そんな思いを抱いたメンバーたちが、大手ゲーム会社を退社した中山隼雄氏を中心に2000年に立ち上げたのが、AQインタラクティブグループでした(当時は前身の株式会社キャビア)。世界を視野に入れた新しい驚きのあるゲームを創造しよう、「安定」よりも勇敢な「チャレンジ」を重視しよう…そういった「攻め」の姿勢でゲーム業界に新風を送り込む同社の歴史はここからスタートしました。

ゲームの可能性を広げるため、プラットフォームとしての次世代機に挑戦

同社がまず力を入れたのは、Xboxをはじめとする次世代ゲーム機向けのコンテンツです。次世代機対応ソフトは、資金も開発期間も大規模なプロジェクトとなるため、当時の国内ゲームメーカーは、比較的小規模のチームでも開発できる携帯ゲームなどに力を入れる傾向がありました。しかしAQインタラクティブグループでは、ゲームの可能性をより広げるため、プラットフォームとしての次世代機にあえて挑戦したのです。
同社はミストウォーカー社との共同開発によって注目されるなど、徐々に実力をつけていきました。「ブルードラゴン」(2006年)、「Lost Odyssey」(2007年)…などのヒット作が生まれ、ブルードラゴンはニンテンドーDSでも続編が登場、アニメ化も果たしている作品となっています。それに伴って、次世代機向けゲームを志向する優秀なゲームクリエイターも数多く集まるようになりました。

2005年にはグループを統括する「AQインタラクティブ」を中心に開発子会社、米国販売会社が結集する現体制を確立。2007年2月にはJASDAQ、2008年3月には東証ニ部へと株式を上場しました。現在ではグループ全体で約300名のスタッフが活躍し、次世代機から携帯ゲーム機、さらにはアーケードゲーム、業務用アミューズメント機器までを幅広く手がける新進パブリッシャー、開発会社として成長を続けています。

それぞれが際立った個性を持つグループ各社

AQインタラクティブグループには、3社の主要な開発会社があります。組織運営的にはこれらを統合した方が効率が良いはずですが、同社ではあえて各社の際立った個性を大切にする方針をとっています。ここでは、3社それぞれの特色を簡単にご紹介します。

株式会社アートゥーン

海外パブリッシャー、マイクロソフト、任天堂との関係が深く、世界をターゲットにオリジナルゲームを制作できるスタジオです。アットホームな雰囲気とチームワークの良さが持ち味。社員数79名。

代表作
  • AWAY シャッフルダンジョン(AQインタラクティブ)
  • ヨッシーアイランドDS(任天堂)
  • ブルードラゴン(Microsoft)
  • ゴーストバイブレーション(アイドス)
  • BLINX、BLINX2(Microsoft)
  • ヨッシーの万有引力(任天堂)

株式会社キャビア

AQインタラクティブグループの基盤をつくった会社。パブリッシャーとの全方位での関係があり、版権もの、オリジナルを問わず、バラエティ豊かなタイトルを制作できるスタジオです。自由闊達に意見が交換できる社風が確立しています。社員数110名。

代表作
  • ポケモンバトリオ、 アナタヲユルサナイ、Bullet Witch (AQインタラクティブ)
  • バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ、Fate タイガーころしあむ (カプコン)
  • DEATH NOTE キラゲーム、Lを継ぐ者、L the proLogue to DEATH NOTE 螺旋の罠 (コナミデジタルエンタテイメント)
  • NARUTO-ナルト-木ノ葉スピリッツ!!(バンダイナムコゲームズ)
  • ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン、 Drag on Dragoon、Drag on Dragoon 2 (スクウェアエニックス)
  • 攻殻機動隊S.A.C(SCE)

株式会社フィールプラス

大型RPGを制作できるスタジオ。「FF」の坂口博信氏をプロデューサーに迎え「ロストオデッセイ」を制作するなど、Xbox360の機能を最大限に活かしたゲーム作りを行っています。社員数71名。

代表作
  • BLUE DRAGON PLUS(AQインタラクティブ)
  • Lost Odyssey(Microsoft)

また、株式会社マイクロキャビン(アミューズメント施設向け業務用機器のソフトウェアの企画開発を得意とし、2008年5月よりAQインタラクティブグループに参加。社員数33名)、及びXSEED JKS,Inc.(米国カリフォルニアを拠点とし、ゲーム業界に精通したメンバーで構成されたビデオゲーム販売、マーケティングサービスの専門企業。社員数5名)も重要なグループ活動の一翼を担っています。

ビッグタイトルを手がけられる開発体制、トップクラスのクリエイターが揃う

AQインタラクティブグループは、ゲーム業界では数少ない上場企業であり、株式上場によって得た豊富な資金によって大規模な次世代機向けコンテンツの開発プロジェクトを推進しています。ビッグタイトルを手がけてみたいというクリエイターの方にとっては、まさにそのための環境があるといえるでしょう。
実際、次世代機をプラットフォームとする開発を希望して、大手ゲーム各社からも優秀なクリエイターが数多く集まっており、同社で働くことによって周囲から大きな刺激を受けることができるのは間違いありません。
さらに次世代機だけでなく、携帯ゲーム機、アーケードゲーム、業務用アミューズメント機器…などAQインタラクティブの活躍するフィールドは着実に拡大しています。「攻め」のゲーム開発で、国内だけにとどまらず世界を相手に活躍してみたい…という方にぜひご注目いただきたい開発体制です。

担当コンサルタントからのコメント

現体制となったのは2005年、その前身の時代を含めても2000年設立という若い企業グループです。しかし、ゲーム業界での経験豊富な方々が集まって設立された企業だけに、すでに業界全体からも一目置かれる新進気鋭のパブリッシャーとして着実にヒット作品を送り出しています。

募集は現在も通年で行っており、主に「ゲームクリエイター(デザイナー、プログラマー、プランナー)」「営業」「マーケティング」などのポジションがあります。 成長中の企業ですので、新しいエネルギーを加えてさらに発展していこうという社風が感じられます。

ご興味を持たれた方はぜひお気軽にご相談下さい。