転職×天職 > 注目企業採用情報 > 大日本スクリーン製造株式会社

同社の母体は「石田旭山印刷所」という、1868年創業の印刷会社。石版美術印刷から出発し、1918年には「石版転写用透明膜凸版」で特許を取得しました。
1934年には「写真製版用ガラススクリーン」の国産化に成功するなど、当時から技術開発力には定評があり、その後、ガラススクリーンを工業化するために、1943年に「大日本スクリーン製造株式会社」を設立。印刷製版機器の総合メーカーとして新たなスタートを切りました。
以来、同社の歴史は事業拡大の一途をたどります。印刷分野では常に時代の流れを先取りし、製版機器の総合メーカーとなり更に印刷のデジタル化を促進する独自の機器を次々に開発。ガラススクリーンの生産技術・描画技術・腐食技術を応用してエレクトロニクス分野へも展開し、放送やカラーテレビの発展などにも貢献してきました。
さらに半導体・液晶ディスプレイ・プリント基板製造装置といったハイテク産業機器へと事業を展開し、現在は主に下記の4分野でそれぞれ世界をリードする製品を生み出し続けています。
ウェーハ洗浄装置・半導体製造装置
コータ・デベロッパ・液晶・有機EL製造装置
光学式外観検査装置
・露光機
・測長機
・外観検査機 など
WI-8000
・画像処理システム
・カラースキャナー
・ダイレクト刷版出力機
・デジタル印刷機
・デジタルフォント など
また同社は1962年にドイツの国際展示会に印刷製版機器を出品、1967年に米国・ロサンゼルスに駐在員事務所を開設するなど、早くから海外に目を向けていました。現在では世界12の国と地域に25ものグループ会社を展開し、海外売上が全売上の約67%を占めるに至っています。そして幅広い分野にわたる事業を幅広い市場で展開することで、一分野・一地域の好不況に左右されない強固な経営基盤を構築。今も安定的な成長を続けています。
図3:ウエハ洗浄装置まだ「半導体」という言葉さえほとんど知られていなかった1966年、同社は半導体製造用超精密縮小カメラ「アンバサダーC-59」を開発し、この分野への進出を果たしました。
1975年には半導体製造装置「ウエハエッチング装置EMW-22/411」を、1978年には半導体製造用フォトレジストコーティング装置「スピンナーSCW-411」を開発。以来、世界の半導体製造や半導体の小型化・高機能化に大きな功績を残してきました。
現在、半導体はパソコンや携帯電話、自動車や家電など私たちの身のまわりのあらゆる製品に組込まれており、その世界市場は2500億ドル(2008年/1ドル=110円換算で27兆5000億円)規模に到達。今後も毎年2桁の伸びで拡大していくと予想されています。
こうした市場の中で、同社は半導体の品質維持や生産性向上に欠かせない洗浄・エッチング・熱処理などの技術で世界をリード。ナノメートル単位(ナノは10億分の1メートル)の超微細化技術に対応し、特にウエハ洗浄装置では世界No.1のシェアを誇ります。もちろんその他の「レジスト処理装置」「ポリマー除去装置」なども、そのシェアはトップクラス。世界の半導体メーカーにとって、同社の製品はなくてはならない存在になっています。
図4:TSMC社 風景
台湾のTSMC社は世界最大の半導体専業ファンドリーメーカー(受託製造業)で、同業の世界の売上高の約50%を占めています。
そのTSMC社が年に1度、自社の躍進に最も寄与したサプライヤーに授与する「エクセレントサプライヤー賞」を、2005年・2006年と2年連続で獲得したのが大日本スクリーン製造です。
北京五輪に向けてアジアのデジタル家電市場が急速に拡大する中、半導体の一大生産拠点である台湾も活況を呈しています。
その中心的存在であるTSMC社に、同社は数多くの半導体洗浄装置を納入。品質、技術・開発力、コスト、生産性、アフターサービスの5項目を四半期毎に審査するという厳しい選考を経て、その総合力が高く評価されたのです。
図5:彦根福利厚生センター
同社では業界に先駆け、早くからフレックスタイム制を採用。また会社が必要とするポストや職種を予め社内に公開し、その応募者の中から人材を選抜するという「社内FA制度」を敷いています。
会社が決めた勤務時間、会社主導の人事ではなく、社員の自主性を尊重して勤務時間や仕事内容を選べる体制が整えられているのです。さらに評価の面でも2003年に管理職を対象に導入した「業績連動型報酬制度」を、2004年から一般職にも拡大。自分が望んだ仕事にやりがいを持って取り組み、成果を上げれば公正に評価されるという環境が、社員のモチベーションアップにつながっています。
充実した教育・研修制度も同社の特長のひとつ。新入社員に対する導入研修だけでなく、経験を持って入社する中途社員にも、階層別教育・専門教育・語学教育といった豊富な研修が用意されており、常に次のステップを目指すことができます。
もちろん待遇や福利厚生の整備にも余念がありません。独身寮・社宅・家賃補助・持家援助など「住」に関する制度も万全。
124日の年間休暇に加え、リラックスファイブ有給休暇・リフレッシュ休暇などが設けられ、ゆとりある勤務体制となっています。
4つの事業領域を持ち、1分野の好不況に左右されないという安定的で強固な経営の体質が、「働きやすい環境づくり」にしっかり反映されているといえるでしょう。
【写真参考元】大日本スクリーン製造株式会社(およびTSMC社)ホームページ
図1:http://www.screen.co.jp/recruit/fresh/basic/04.html
図2.3.5:http://www.screen.co.jp/press/nr-photo/
図4:http://www.tsmc.com/tsmcdotcom/PhotoListingAction.do
図6:http://www.screen.co.jp/recruit/fresh/information/01.html
担当コンサルタント好不況に左右されやすいと言われる半導体業界。その中で安定した財務状況・業績を推移する同社の強みは、社会より「半導体製造装置のリーディングカンパニー」と認識されるなかで、それに固執することなく、4つの分野で業界を牽引する製品を世に送り出している点と言えるでしょう。
同業他社と比較した場合、労働環境(労働時間など)・待遇面・語学力を活かせる環境など多くのことが整っている点も魅力の1つです。同社のエンジニアはヘッドハント対象になることもありますが、それでも平均勤続年数は約20年弱です(2007年時点)。
業界の最先端を走っていることもあり、新しい技術に触れる機会も他社より多くあることから、長く勤めあげることが可能なやりがいを感じられる企業としてお薦めします。
| 大日本スクリーン製造株式会社 | |||
|---|---|---|---|
| 設立 | 1943年10月11日 | 資本金 | 540億円(2007年3月期) |
| 売上高 | 3013億円 | 従業員数 | 4,798名(2007年3月期) |
| 事業内容 | 半導体製造装置・液晶ディスプレイ製造装置・プリント配線版製造装置・画像情報処理装置などの印刷製版機器メーカー | ||