5.内定から退社まで。
退社までの手続きを教えてください。
退社日は、民法上は意思表示をしてから2週間あれば、辞めて良いことになっていますが、まずは就業規則に則り、上司に相談してから決定する方が望ましいでしょう。「円満退社」のためには、自分の都合だけでなく、会社全体、所属部署全体の都合を考える余裕を持つことが第一歩です。退社の1ヶ月前が一般的ですが、状況によっては、辞意表明から、2〜3ヶ月後の退社という場合も考えられます。
一方、転職先への入社は、就業中の場合ですと、内定から1ヶ月〜2ヶ月後が一般的です。
いずれにしても、現職の会社・転職先の都合を調整し、退社日・入社日を決定する必要があります。
・退社の意思表示は、まずは「直属の上司」に対して「ご相談したい事があるのですが」などと、相談の形で持ちかけると良いでしょう。先に同僚などに話して、噂として広まるようなことがあってはなりません。
・上司に退職を了承してもらえたら、速やかに退職届を書いて提出しましょう。退職届は、形式的にせよ提出するのがルールです。会社に所定の用紙があるかどうかも確認しましょう。
・後任が決まり次第、一緒に得意先に退職の挨拶回りをします。先方担当者と後任者を引き合わせ、変わらない取引をお願いします。挨拶状も退職日の10日前には手配し、退職後、間をおかずに発送しましょう。
転職×天職を利用すれば
辞意を告げた時の上司および会社の反応は、様々です。辞意表明のタイミングやその内容によっては、大きな問題になりかねません。私たちにお手伝いさせていただければ、円満な退社に向けてのケースバイケースの助言や転職先との入社日の交渉をさせていただきます。