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AFP/CFP

資格内容

CFPはCertified Financial Plannerの略で、アメリカで最も有名なファイナンシャルプランナーの資格になります。日本ではライセンス契約の下で日本のNPO法人が1992年から認定をしています。CFP認定前のステップとして導入された日本の資格がAFP Affiliated Financial plannerになります。AFP資格取得後、CFP資格審査試験に合格することでCFPとして認定されます。
超低金利時代に入った日本では将来を不安視する人も多く、手持ちの資産をより安全に、より効率的に運用したいというニーズが高まっているため、さまざまな場面でファイナンシャルプランナーが必要とされる場面が多くなります。AFPレベルでは、基本的なインタビューや提案書の作成、プラン実施援助のための知識や、金融、保険、年金、ローン等の幅広い知識が必要とされます。CFPはあらゆる顧客のニーズに対して適切なアドバイスと提案書の作成が求められます。このCFPに認定されるとアメリカのCFP資格認定委員会に登録され、海外でも一定の要件下で活動することが可能になり、可能性はさらに広がります。

資格概要

■ 受験資格 ・AFP1級
 次の各号のいずれかに該当する者とします。 1. 日本FP協会のCFPR認定者
2. 日本FP協会のCFPR資格審査試験に合格したが認定されていない者
3. (社)金融財政事情研究会実施の1級FP技能検定 学科試験の一部合格者
4. 1級FP技能検定試験合格者
5. (社)金融財政事情研究会実施の普通職業訓練短期課程金融実務科FP養成コースを修了した者で1年以上の実務経験を有する者

・AFP2級
1. 日本ファイナンシャルプランナーズ協会(以下日本FP協会)が認定するAFP認定を修了した方
2. ファイナンシャルプランナー技能士3級に合格した方
3. 2年以上の実務経験をお持ちの方

・CFP
1. 協会が認定するAFP資格認定者であることが必要です。今回の受験に関しては、平成19年5月1日現在、AFP認定者として登録している方が対象となります。なお、AFP認定者から協会の一般会員に移行した場合は、受験資格がなくなり、CFPR課目合格歴はすべて失効となります。また、平成19年度第1回CFPR資格審査試験第1日目(平成19年6月10日)において20歳未満の方は受験資格がありません。
2. 協会が認定する大学院で所定の課程(プログラムに対応する科目群)の単位を取得した場合、受験資格があります。ただし、この受験資格および課目合格は、課程修了後7年以内に6課目すべてに合格しない場合には、失効となります。
■ 試験方法・内容 ・AFP1級
・実技試験
1. 「関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング」
2. 「顧客データの収集と目標の明確化」
3. 「顧客のファイナンス状況の分析と評価」
4. 「プランの検討・作成と提示」
以上4科目の記述式筆記試験。
・AFP2級
・学科試験
ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承維」の6科目。記述式の筆記試験。

・実技試験
「関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャルプランニング」「ファイナンシャルプランニングのプロセス」「顧客のファイナンス状況の分析と評価」「プランの検討・作成と提示」の4科目。記述式の筆記試験。
・CFP
1. 金融資産運用設計
2. 不動産運用設計
3. ライフプランニング・リタイアメントプランニング
4. リスクと保険
5. タックスプランニング
6. 相続・事業承継設計
以上6課目。
出題の形式はマルチプルチョイス方式(四肢択一式)。各課目の出題数は各50問です。
■ 試験日程(例年) ・AFP1級:9月
・AFP2級:5月、9月、1月
・CFP:6月、11月
■ 受験料 ・AFP1級:20,000円
・AFP2級:学科4,200円、実技4,500円 (計8,700円)
・CFP:1課目5,250円、2課目10,500円、3課目15,750円、4課目21,000円、5課目26,250円、6課目31,500円
■ 問い合わせ先 NPO法人 日本ファイナンシャルプランナーズ協会
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス5F
TEL 03-5403-9700
FAX 03-5403-9701
ホームページ http://www.jafp.or.jp
メール info@jafp.or.jp

転職アドバイス

ファイナンシャルプランナーとして、コンサルティングのみを行なっていく求人は少ないものの、銀行・証券・保険会社等での営業の現場では、資格の有無に関わらず最低でもAFPレベルの知識は必要となってきています。そのため、一定の知識水準がある証としてのAFP、CFPの取得が良いのではないでしょうか。

資格図鑑目次

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