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アナリストにまつわるエトセトラ 〜アナリストで失敗しない為に〜
− 少し話が前後しますが、現在売り手市場ということで、募集要件はどのようになっていますか?
C氏: 何度も出てきてしまいますが、やはり専門色が強い職種ですので募集要件が大幅に変化しているということはないですね。ただ、金融業界の転職市場がどん底だった2003年末ごろと比べると、若い方であれば未経験でも採用される例がでてくるなど、多少は軟化しているのではないでしょうか。ただ、マーケットの状況により求人条件に大きな上下動が起きやすい職種でもありますので、今後ずっとこの流れが続くこともありえないでしょう。
B 氏: その中で、バイオ業界やIT業界など専門性が強くなる業界に関しては金融業界の方では判断がつきにくいこともあって、これらの業界のスペシャリストがアナリストとして転職してくるケースも目立つようになりましたね。そういった意味では、いろいろな人にチャンスが生まれていると言えるのかもしれません。
では、中途採用試験を受ける、もしくは中途入社をするにあたって、どのような基準で企業選びをしていけばよいでしょうか?
A 氏: 例えば、バイサイドアナリストとファンドマネージャーの社内での位置関係を見る必要があるのではないでしょうか。どちらが上か、というような議論は業界内でもよくある話なんですが、日系企業ではファンドマネージャーが上であることが多いのに対し、外資系は同等であることが多いので、もし転職を考えられる際に、前職がバイサイドアナリストとファンドマネージャーが対等な関係の職場で働かれていた方であれば、同じような環境のところを選ばれることをおすすめしますね。
どちらが上か、といったような議論は、どこから出てくるものなんですか?
C 氏: 最終的な投資の判断をするのはファンドマネージャーなので、一般にはファンドマネージャーが上に見られていることも多いですが、ファンドマネージャーが判断するための情報はバイサイドアナリストが提供するものなので、いくら優秀なファンドマネージャーでも、いいバイアナリストがいなければ動くことはできないですからね。卵が先か鶏が先かの議論に似た話ですがね…。
バイサイドアナリストとセルサイドアナリストに関しては、どういった基準で選択すれば良いですかね?
B氏: これに関してはご本人の志向に左右されますね。バイサイドアナリストでご活躍されればファンドマネージャーにキャリアアップする道が見えてきますが、セルサイドアナリストの方が花形ではありますからね。最近ではバイサイドとセルサイドのキャリアの区別がなくなってきてはいますので、そこまで神経質に選ばなくても良くはなってきていますが。
その他にはどういったことに気をつけなくてはならないでしょうか?
A 氏: 例えば証券アナリスト資格をお持ちの方で、それをメインのアピールポイントとして転職活動を始めようとされる方がいらっしゃいますが、あくまで実務あっての資格であるということを覚えておかないといけないですね。もちろん、アナリストをされている方は、この資格を持っていた方が対外的にも信用度が増しますがね。未経験の方でこの資格をお持ちの方は、転職の武器として役立たせるのではなく、運用系の関連部門への異動のための武器としてお使いになる方が有効ではないでしょうか。
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