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ディーラー・トレーダーにまつわるエトセトラ  〜ディーラー・トレーダーで失敗しない為に〜
株や債券の値動きを掴んで売り時や買い時の情報を提供し、売買の注文を受けて市場へ流すトレーダーと、顧客の投資活動を助けると共に自社の投資活動に携わるディーラー。どちらも金融業界においては人気職種であり、M&Aや企業再生などの新たな人気職種が出てきた現在においても、このディーラー・トレーダーを目指す人は多い。パフォーマンスによっては年収が数千万円、数億円になる人も出てくる一方で、常にマーケットの動きを注視しておく必要があるため強い精神力も求められる業務である。
この職種への転職を考えている人はどのようなことを念頭に置いた上で活動を始めればよいのか。金融業界を専門とするキャリアコンサルタントに話を聞いた。
金融業界では長く人気のあるのがディーラー・トレーダー職ですよね。近年はM&Aや企業再生業務などの人気に押されているという話もあるようですが、現在の状況はどうでしょうか?
A 氏: そうですね…。人気と言う面に限って言えば、一昔前と比べるとやや落ち着いてきた印象はありますね。ただ、人気が落ちてきたというわけではないですよ。
この職種での転職状況というところではどうでしょうか?
B氏: 最近の日経平均株価やTOPIX、1日の株式売買高の上昇などから、ここにきてディーラーやトレーダーの募集も増加傾向にありますね。
求人数が増加している中で、企業はどういった方を求めているのでしょうか?
C氏: やはりマーケットの流れを読むことなど専門性の高い職種になりますので、企業も経験者を求める傾向にはあります。ただ、マーケットが冷え込んでいた時間があまりに長かったので、この期間にディーラー・トレーダー職から離れた方も多くいらっしゃいますので、経験者に限定した採用を行っている企業は、採用に苦しんでいるのが実状ですね。
そうすると、この職種の経験者の方にとっては、売り手市場ということでしょうか?
C氏: いや、特にそういうわけではありません。採用基準のハードルが下がっているということではなく、あくまで2年くらい前と比べて求人が増えているということです。
2年ほど前まではそんなに厳しい状況だったのですか?
A氏: そうですね。全くと言っていいほど求人が出てこなかった当時のマーケット状況を思うと、現在自分が同じ仕事をしているとは思えないほど雇用状況が変化していますね。
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