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日本でリスク管理という概念が出てきたのは最近のことなんですか?
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| C氏: |
そういう訳ではないんです。日本でこのリスク管理の重要性がより語られるようになったのはバブルの崩壊以降ですね。バブル当時はマーケットリスクやクレジットリスクのマネジメントがかなりおろそかになっていたことで長い不況に見舞われてしまいましたから、それを教訓にリスクマネジメントを厳しくしていこうという流れができてきたんですよ。また、近年の規制緩和やグローバル化によって様々な金融商品が生まれましたから、個々の商品のリスク管理というところも重要になりましたよね。
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| B氏: |
SOX法が成立してから注目されるようになったのは、リスク管理のうち主に「オペレーショナルリスク」に関するところですよね。ただ、SOX法が作られる原因になったエンロンやワールドコムといった大企業の経営破綻があまりにも大きな影響だったので、「リスク管理」という言葉がより広く注目されるようになった、ということではないでしょうか。一般にリスク管理というと「マーケットリスク」、「クレジットリスク」、「オペレーショナルリスク」の3つ全てを指すんですが、初めの2つに関しては金融業界を除いた一般の認知度は低いのかもしれませんね。
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| A氏: |
ある大手金融機関の人事の方が嘆いていらっしゃったんですが、日本ではもともとリスク管理を経験されていた方が少ない上に、先程の話にもあったように、マーケットリスクやクレジットリスクの一般の認知度が低いせいか、この話をした時に紹介会社の人に通じないことも多く、なかなかいい人を紹介してもらえないそうなんですよ。日本でもリスク管理全体がきちんと知られるようになるには、日本版SOX法が施行されてからになるのかもしれませんね。
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