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ストラクチャードファイナンスにまつわるエトセトラ 〜ストラクチャードファイナンスで失敗しない為に〜
なるほど。ストラクチャードファイナンス職での転職事情は大きく変わってきているということですね。先程頂いたお話以外には、どのような変化がありますか?
A氏: ストラクチャードファイナンスという手法の大きなくくりの中に、証券化というものがあるんですが、そのうちの一つに不動産の証券化というものがあります。一般にCMBSと呼ばれるものですね。これまでの不動産ビジネスは、物件の仲介や売買、開発などを主体とする業界だったのですが、アメリカで不動産投資信託が注目を集め、また不動産と金融を結び付ける手としての「不動産の証券化」が知られるようになり、「不動産ファイナンス」が世の中にも知られるようになりました。この業界はここ数年でできてきたものですので、経験者の求人は増える傾向にありますね。
B氏: この不動産の証券化を様々な金融機関や不動産投資会社、不動産投資顧問会社が手を付け始めていますので、専門分野経験・知識をお持ちの方には、大きなチャンスがありますね。
チャンスが広がっている中で、逆に気をつけなくてはならないことはありますか?
C氏: 多くの企業が手を付け始めているということは、実績が上がっていないところも当然多くなりますし、資金調達のみに時間が割かれていて仕事が偏ってしまっている、ですとか、面接に来た方と話をしてみると、その方がアピールをしている経験や知識と、こちらが求めている人物像とが食い違っているケースなどを、企業の方から耳にすることがあります。この辺りの情報を集めることが必要ですね。
実績に乏しい企業ほど、立ち上げ業務からできる人材を求めているということになりますか?
B氏: そうなりますね。ですから、こちらとしても企業の方からしっかりとヒアリングをして、それを分かりやすく登録者の方にお伝えするように心がけています。また求人票ですと、ストラクチャードファイナンスと証券化が混ざっている状態ですから、一目では分かりにくい情報も多くなりますしね。企業選びの段階での間違いは極力避けたいものですから。
A氏: 銀行や証券会社の場合であれば設立に際しての審査なども厳しいですから、聞いたことがないような企業はほとんどありませんが、不動産投資会社や不動産投資顧問会社の場合、最近になって立ち上がったところも多いですから、信頼のおける企業なのかどうかの判断が難しくなりますよね。
具体的には、どういったポイントで見ればよいのですか?
C氏: 設立にあたってどういうでき方をしているか、トップの方の経歴や出身はどうなのか、設立後現在までどういった規模の投資を手掛けたのか、といった辺りに注目すれば、失敗は少なくなるのではないでしょうか。
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