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会社の大きさを測る尺度には、売上、利益、資本金など様々なものがあるが、株式市場で用いられる「時価総額」という数字が最近注目されている。時価総額は現在の株価に発行株数を掛けることで算出される数字だが、株式市場がその企業に対してどのような評価を与えているかを知ることができる指標でもある。一般的に、市場がその会社に対して高い評価を与えているような場合、売上と比べて高い時価総額になる場合が多い。株価はその会社に見込まれる将来の利益を織り込んだ数字になるので、今後のトレンドを色濃く反映するものとなる。参考に、1989年、1999年、2005年の時価総額ランキングベスト30を表にしてみたが、まさにそれぞれの時代を反映した興味深いものになっている。
順 位 1989年12月 1999年12月 2005年5月
1
NTT
NTTドコモ
トヨタ自動車
2
日本興行銀行
NTT
NTTドコモ
3
住友銀行
トヨタ自動車
NTT
4
富士銀行
セブン-イレブン
みずほFG
5
第一勧業銀行
ソニー
三菱東京FG
6
東京三菱銀行
ソフトバンク
キャノン
7
東京電力
富士通
本田技研工業
8
三和銀行
東京三菱銀行
日産自動車
9
トヨタ自動車
NTTデータ
三井住友FG
10
野村證券
光通信
武田薬品工業
11
新日本製鐵
松下電器産業
ソニー
12
東海銀行
村田製作所
松下電器産業
13
さくら銀行
日立製作所
東京電力
14
松下電器産業
松下通信工業
ヤフー
15
関西電力
京セラ
JT
16
日立製作所
ローム
UFJHD
17
東芝
住友銀行
野村HD
18
三菱信託銀行
イトーヨーカ堂
セブン-イレブン
19
三菱重工業
武田薬品工業
ミレアHD
20
日産自動車
日本オラクル
りそなHD
21
中部電力
NEC
三菱商事
22
住友信託銀行
三和銀行
アステラス製薬
23
西武鉄道
富士銀行
デンソー
24
東京海上火災保険
東京電力
日立製作所
25
日本航空
本田技研工業
JR東日本
26
東京ガス
野村證券
KDDI
27
三菱地所
キャノン
関西電力
28
三菱商事
第一勧業銀行
JR東海
29
大和證券
DDI
中部電力
30
全日本空輸
ファナック
シャープ
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1966年、富山県生まれ。

90年早稲田大学法学部卒業後、野村投資顧問(現、野村アセットマネージメント投信)に入社。

96年、ジャーディン フレミング投信・投資顧問に入社。中小型株チームでファンドマネージャーとして活躍、99年12月には2600億円を運用するなど、驚異的な実績を収める。

2000年、ゴールドマン・サックス投信に入社。

2003年8月、レオス・キャピタルワークスを設立、代表取締役社長に就任。著書に「トップファンドマネージャーの明快投資戦略」(ビジネス社)、「スリッパの法則」(PHP)、「金のなる木は清い土で育つ〜清豊の思想〜」(経済界)がある。

■参考書籍
スリッパの法則
〜プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方〜
(PHP刊・1300円)

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カリスマ・ファンドマネージャーが語る転職者のための伸びる会社伸びない会社の見分け方