転職×天職 > メディカル(製薬・バイオ・医療機器)の転職求人特集 > メディカル週刊ニュース > メディカル週刊ニュース2007年 7月2

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メディカル週刊ニュース

2007年 7月:

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ライオンが304億円で「バファリン」の日本・アジア商標権取得
先月29日、ライオンは米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)から解熱鎮痛薬「バファリン」の日本を含むアジア・オセアニア地域(中国を除く)での商標権を取得しました。取得費用は304億円です。これに伴い7月末で、バファリンの事業をブリストルとの合弁から単独事業に切り替えます。ブランド力を生かして風邪薬などに品ぞろえを広げることで、大衆薬の総合メーカーを目指します。BMSは医療用医薬品の販売に特化を計るため、日本の大衆薬市場から撤退します。
日経調査で判明、抗がん剤と放射線の専門医常駐、拠点病院の半数未満
国が地域のがん医療の要として指定した「がん診療連携拠点病院」に対して、日本経済新聞社の調査を行った結果、抗がん剤と放射線治療のいずれの専門医もそろっているのは半数に満たないことが分かりました。地方の病院を中心に6分の1には、どちらの専門医もおらず、人材難を背景にした診療体制の地域差が浮き彫りになりました。
東レ・メディカルと鳥居薬品、血液浄化器を共同販促
2日より東レ子会社で医療機器販売の東レ・メディカルと鳥居薬品は、東レが製造する血液浄化器「トレミキシン」の販促活動を共同で始めます。敗血症の治療に使う装置で、細菌が持つ毒素を吸着します。従来は東レ・メディカルが単独で販売していましたが、共同販促で売り上げ拡大を目指します。
J&Jが携帯向けサービスを開始・コンタクトレンズの装用イメージを確認
米系ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)ビジョンケアカンパニーは7月下旬、携帯電話向けサービスを始めます。これにより消費者は、コンタクトレンズを着けた際の瞳のイメージを確認することが可能となります。同社では印象の異なる2種類のコンタクトを販売しているため、買う前にイメージを確認できる仕組みをつくることで販売拡大を目指します。
大正製薬、生薬追加したリポビタン発売
2日、大正製薬は医薬部外品のドリンク剤「リポビタン8NEW」を発売しました。販売中の「リポビタン82」に、滋養強壮効果がある生薬のニンジンやビタミンEが追加されています。
ケアネット、薬の副作用情報を医者向けにサイトで提供
医師向けに情報サービスを提供しているケアネットは、医薬品の副作用情報を提供するサイトを開設しました。約2万種の医薬品の副作用など安全情報を米系の医薬品情報コンサルティング会社、アイ・エム・エス・ジャパンと業務提携し、データベースにします。会員登録した医師・薬剤師は医薬品と副作用症状の関連性などを調べることが可能となります。製薬企業や国が持つ安全情報を一括して検索できるサイトは初めて。複数の医薬品を処方されている患者が副作用のみられる症状を訴えた際に、原因となる医薬品を医師が素早く特定できるようになります。
日本新薬のMR、3年後600人体制に
日本新薬は営業体制が強化を狙い、医薬情報担当者(MR)を2〜3年後をメドに現状の520人から15%程度増員し、600人体制とします。また、営業システムを刷新や支援体制の強化も行います。一方で、年間30億円程度の売り上げが見込める新製品の開発を強化創薬や評価などにも、人材を重点投入する予定です。これは大手が参入しにくいニッチ分野を開拓し、独立を維持する考えによるもので、泌尿器系やアレルギー、血液がんなどの分野を中心に、大手が注目しにくい専門領域の開発に注力する方針です。
京大とアステラス、免疫分野で融合研究拠点
3日、京都大学とアステラス製薬は、免疫分野の創薬研究を始めると発表しました。京大内に共同で研究拠点を整備し、基礎から臨床までを含めた総合的な研究を通じて、アレルギーや自己免疫疾患、再生医療、がんなどの治療につながる優れた成果の創出を目指します。目標は10年後までに新薬候補を3個以上の開発です。
米系のアンチキャンサー、がん転移の体外観察技術を向上
3日、米系のバイオベンチャー、アンチキャンサージャパン(大阪府茨木市、八木滋雄社長)は大阪府北部の「彩都バイオインキュベータ」内に研究所を開設しました。蛍光たんぱくを使ってマウス内のがん転移を体外から観察できる技術を発展させる目的です。製薬会社や研究機関から抗がん剤の評価を受託するほか、マウスの販売も行います。研究員は2名程度でスタート。まず国内の顧客向けに技術の認知度を高め、徐々に研究と受託を実施していきます。当面は親会社の米アンチキャンサー(カリフォルニア州、ロバート・M・ホフマン最高経営責任者)が研究や受託を主導します。
日本化薬、後発医薬品を強化
日本化薬は2010年5月期を最終年度とする医薬事業の中期経営計画をまとめました。抗がん剤を中心に後発医薬品の製品を増やすほか、発売済みの薬の売り上げ拡大を目指し、適応拡大や剤形追加を行います。また、営業支援体制強化を狙い、コールセンター機能を持つ医薬品情報センターを新設します。最終年度に連結売上高を500億円と、前期実績に比べ2割弱増やす目標です。
プリオン病治療につながる薬剤候補物質を開発・岐阜大など
岐阜大学の桑田一夫教授らの研究グループは、脳がスポンジ状になる難病クロイツフェルト・ヤコブ病やBSE(牛海綿状脳症)などプリオン病の治療につながる薬剤候補物質を開発しました。現在、マウスの実験で延命効果を確認されています。これまでプリオン病の決め手となる治療法は確立されておらず、治療薬開発へ道が開ける可能性がでてきました。
エムスリー、オアシスと資本提携
医療情報サイト運営のソネット・エムスリーは、健康関連のフリーペーパーを発行するオアシスの発行済み株式の2%弱を取得し、資本・業務提携しました。エムスリーが製薬企業から受注する病気の啓発情報の提供にオアシスの媒体を活用します。更に製薬企業が取り組みを始めた処方薬の消費者向け直接広告(DTC)の媒体として、オアシスが発行するフリーペーパーなどを利用する計画です。
アステラス製薬と京大、免疫分野の新薬を共同開発
免疫分野の新薬に関してアステラス製薬は3日、京都大学と最長10年の共同開発を始めると発表しました。このほど京大医学部内に共同研究拠点を設け、2017年度までアレルギーや関節リウマチ、がんなどの薬を開発します。臨床試験(治験)段階に達する有望な候補品を3品目以上作ることが目標です。製薬企業が大学と長期にわたり新薬開発に取り組むのは国内で初めての例で、文部科学省の研究助成事業の一環です。「京大アステラス融合ラボ」と呼ばれる拠点内で、京大が公募した研究者と同社の研究者の計50人が連携して研究に取り組みます。今年度から3年間は国と同社が年3億円ずつ研究費を拠出し、その後は同10億円ずつに増額する予定です。
胃がん見逃し患者死亡、医師に4100万円賠償命令・名古屋地裁
名古屋市天白区の男性(当時51歳)が2002年4月に胃がんで死亡したのは、病院側が適切な措置をせずに治療が遅れたためとして、遺族が同市天白区の男性開業医(45歳)を相手取り、損害賠償(総額約8900万円)を求めた訴訟の判決が4日、名古屋地裁でありました。永野圧彦裁判長は病院側の注意義務違反などを認め、約4100万円の支払いを命じました。判決によると、男性は01年、胃の不快感などを訴えて受診、レントゲン検査の結果、胃がんでなく胃かいようなどの疑いにとどまると判断されましたが、その後別の病院で胃がんと診断。02年4月に死亡しました。永野裁判長は「レントゲン検査でがんの存在が強く疑われたのに、他の医療機関で精密検査を受けるように指導するなどの義務を怠った」と述べ、その上で被告が適切に指導していれば早期にがんを発見し「男性が生存していた可能性が高い」として、死亡との因果関係も認めました。
小林製薬、耳鳴りを改善する飲み薬・9月発売
小林製薬は耳鳴りの症状を改善する飲み薬「ナリピタン」を9月12日より発売します。価格は90錠入りで2000円。同社によると耳鳴りの大衆薬は認知度が低いものの、将来は20億円の市場に育つとみています。2006年10月に実施した中国、四国地方でのテスト販売は好調な結果に終わりました。今後は全国の薬局やドラッグストアなどで発売する予定です。
富士フイルムと島津、デジタルエックス線撮影装置を共同開発
富士フイルムと島津製作所は4日、医療用デジタルエックス線画像診断装置を発売すると発表しました。富士の画像処理装置やソフトウエアと島津のエックス線装置を相互に供与して開発されたものです。両社がそれぞれのブランド名で大病院向けに販売します。
キヤノンMJ、医療機関向けに小型の非接触IC型健診端末発売
キヤノングループのキヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は4日、非接触ICカードと小型の携帯端末を使った健診データ収集システムを、医療機関向けに発売すると発表しました。従来の用紙に手書きするやり方に比べ、健康診断結果のとりまとめにかかる手間を減らすことが可能です。2009年末までに100施設に対し、2000台の販売が目標です。
京大が仕組み解明・細胞のカルシウム放出、心臓病治療に貢献も
京都大学の竹島浩教授らの研究グループは、筋肉の収縮や心臓の拍動、ホルモン分泌などが正常に働く仕組みの一つを突き止めました。カリウムイオンの働きが、細胞内のカルシウムイオンがうまく放出されるために重要だったことが判明しました。心臓の病気と関係が深く、治療に役立つ可能性があります。
米系エドワーズ、重症患者の血中酸素量を測定する細管
米系医療機器販売のエドワーズライフサイエンスは、症状が重い患者の血液中の酸素量(酸素飽和度)を測定する細管「プリセップCVオキシメトリーカテーテル」を発売しました。3本の細管を束にした構造で、酸素飽和度と血圧の測定、輸液を同時に行うことができます。心臓にもっとも近くて太い中心静脈の酸素飽和度を測ることで、患者の状態の変化をいち早くとらえることが可能となります。
日本メドトロニック、新型ペースメーカーの電気刺激を最適化
日本メドトロニックは、不整脈患者の病状に応じて電気刺激の与え方を自動調節する国内初の植え込み型心臓ペースメーカーを発売しました。ペースメーカーは、心拍数が著しく低い「徐脈性不整脈」の治療に使う医療機器。体内に植え込み、右心房と右心室がリズムよく拍動するよう電気刺激を与えます。病状によっては右心室に刺激が必要ないケースもあり、不要な電気刺激が加わると心不全などのリスクが高まる問題がありました。この不要な電気刺激がなくなることで、副作用に当たる心不全の発症リスクが低減し、電池の寿命も延びて患者の負担を軽減できると見られています。
日本新薬、胃炎・胃潰瘍治療薬の口腔内崩壊錠
5日、日本新薬は胃炎や胃潰瘍治療薬「ガスロンN」の口腔内崩壊錠を6日に発売すると発表しました。胃酸から胃を保護するタイプの治療薬として、初の口腔内崩壊錠です。「ガスロンN・OD錠2mg」は服用した際の唾液や、少量の水だけで溶けます。のどや食道につかえにくく、飲み込む力が弱くなった高齢者や子供も飲みやすくなっています。また、普通錠と同程度の硬度があり、自動分包機で包装する際などにも扱いやすくなっています。
7月6 日付
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