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成功者カルテ目次



製薬メーカー研究職
→異職種:37歳
実録 転職分かれ道 −成功する人・しない人−
研究職の転職分かれ道 その他の分かれ道を読む
●Fさん(製薬メーカー研究職→異職種:37歳)
大学院を卒業された後、某製薬メーカーで研究職員として活躍されていたFさんは、それなりの収入と安定した職場環境にさほど不満を感じることも無く生活されていました。
そんなFさんに転機が訪れました。研究所が閉鎖となり、リストラが行われ始めたのです。幸いFさんはリストラ対象ではなかったのですが、今後も同じようなリストラはあると考え、転職をするなら年齢的に最後のチャンスということで、思い切って早期退職に手を挙げました。
まずFさんは退職日までの猶予期間に、かつての同僚がどういった転職活動しているかを独自に調査され、皆が満足した転職をされている訳ではないことを知りました。そこで紹介会社にご登録してご自身の可能性を知りたいと、弊社にご相談に来られました。
Fさんには転職における希望はありましたが、優先事項は、収入、勤務地、仕事内容でした。弊社にも研究職の案件は多数あるのですが、年齢的にどうしても求人数は少なくなりますし、どのポジションも狭き門です。弊社からその旨をお伝えし、ベンチャー企業から大手企業まで、研究職から経験が活かせるような異職種まで、ご提案させていただきました。
異職種への応募は当初迷われているようでしたが、可能性があるのであればということで応募されました。しかし面接に行かれ、現場の方や直属の上司の話を聞くにつれて自分の知らない世界があると知り、面接終了後にはすっかり興味を持たれたようでした。
その企業は結果、不合格だったのですが、転職活動を異職種でも積極的に行うようになり、無事、退職日までにご転職先を決めることができました。
GOOD POINT!
Fさんは現在の市場のニーズを把握し、柔軟に転職活動をされました。100%満足いく転職ではなかったかと思いますが、現在は昇進して頑張っていらっしゃるようです。
●Mさん(研究職→研究職:33歳)
Mさんは有名国立大学の博士課程を出られ、大手製薬メーカーに就職されました。収入はそれなりに安定していたようですが、そこではなかなか満足いく仕事ができず、周りの方も転職しているので、自分も転職をしようかなと漠然とお考えのようでした。
Mさんが弊社にご登録に来られた時はまだ転職の意志も弱く、何をしたいか決まっていないご様子でした。ただしきりに現在の仕事内容が嫌だという話をされているので、その分野に強い企業や、ベンチャーを受けてみては?という提案をさせて頂きましたが、今度は現在の会社が大手で研究設備は整っているので、今の会社より規模が小さくなるのなら転職をする意味がないと断られました。ただ研究職の転職市場は厳しいですし、今よりも満足のいく仕事に就ける点をご説明させて頂きましたが、納得できる転職先が見つからないのなら転職をするのを止めるということで、その日は帰られました。
その後、Mさんの会社が他の外資系メーカーと合併する事になり、慌ててMさんは転職活動を再開され、当初紹介した企業をやはり受けたいというご連絡を頂きましたが、残念ながらその求人は、他の候補者で決まってしまっていました。またMさんの会社からも研究職の方々が一斉に転職活動をし始めたため、良い案件があっても狭き門でなかなか決まらず、未だ転職活動をされています。
BAD POINT!
Mさんはご転職をされる際、転職する意味、優先順位の付け方を間違えたようです。せっかく紹介会社で転職市場の動向を掴んでも、何を転職の際に重要視するかをはっきりさせておかないと、せっかくの求人を逃すこともあります。