今回ご相談いただいたCさんは、看護師として臨床経験を6年間積まれた後、イギリスに留学。最初の1年間はボランティアと英語の勉強、その後イギリスの老人ホームで2年間看護業務を経験し、国際看護師免許も取得されています。今回は日本に帰国しての最初の転職活動をサポートさせていただきました。
仕事への希望条件
イギリスに留学して取得した国際看護師の資格と英語力を生かせる仕事に就きたい。
最初の段階では、今までどおり病院で働くか、あるいは企業で働くか…Cさん自身も迷っておられました。ただ、病院勤務の場合、せっかく身につけた英語力を生かす機会が少ないのははっきりしています。そこで、まず企業にはどういった職種があるのか、仕事内容はどんなものなのか、といった情報を提供し、幅広い選択肢を持っていただけるようにしました。この段階で、知らないことは何でも気軽に質問していただけたのが良かったと思います。
ご紹介した職種はクリニカルスペシャリスト、CRA、安全性情報担当…など。いずれも看護師資格と英語力を生かせる職務内容でしたが、その中でも最も強く興味を持っていただいたのが「クリニカルスペシャリスト」の仕事でした。外勤が多くフットワークの良さが求められること、さまざまな関係者とのコミュニケーションが欠かせない仕事であること…などが、Cさんの外交的で活発な性格にあっていたのだと思います。実際にご応募した企業は2社。いずれも外資系循環器関連企業で、1社は従業員1000名規模の大手で関東エリア担当、もう1社は100名弱の中堅で関西エリア担当でした。
両社とも書類選考を通過し面接に進むことになりました。しかし、Cさんが心配されていたのが「一般企業の面接を受けたことがない」こと。そこで、私どもで事前に「模擬面接」を行い雰囲気に慣れていただきました。また、よく出る質問や注意点、準備しておきたい点などもあらかじめお伝えしました。Cさんはとても努力家で、それらのポイントを紙にすべて書き出し、また自宅でもイメージトレーニングなどの練習を続けられたそうです。結果は無事内定。関東エリアの担当者を募集されていた大手企業での採用でした。
今回、企業サイドからは、英語力があること以外に、海外でも臨床経験をお持ちであること、そのために努力されてきたこと…などが良かった点としてあがっていました。また、クリニカルスペシャリストは広いエリアをカバーしますので、留学するなどのフットワークの良さや積極性も評価ポイントになったようです。Cさんは企業向けの面接対策を自分でもしっかり行い、アピールできる点を自分の言葉できちんと伝えることができたのだと思います。
それまで医療機関にしか勤めたことがなく、一般企業での仕事内容や面接の様子など、まったく分からない状態からの転職でした。そんな私の初歩的な質問や素朴な疑問などに、すべて丁寧に答えていただけたのが本当に良かったです。また、事前に模擬面接を行なっていただいていたので、企業での本番の面接には自信を持って臨むことができました。
一生懸命勉強してきた英語と看護師としての経験を生かせるクリニカルスペシャリストという仕事へのキャリアアップができ、今は本当に感謝しています。ありがとうございました。
















