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開発ー理系・工学系のバックグラウンドを幅広く生かすー

様々な専門分野が生かせる。社会貢献できるものづくり

「医療機器」は、電気・電子、機械、制御ソフト、IT、素材・材料…など非常に幅広い分野の技術を総合した製品です。よく自動車や航空機が総合技術であるといわれますが、医療機器もそれに近いといえるのではないでしょうか。

医療機器自体にも様々な種類があり、用途別に分類すると、検査に使う「診断機器」実際の治療・手術などに用いられる「治療機器」に大別されます。また、実際の医療行為には使われないものですが、病院などの医療機関で必要とされる電子カルテや医療事務システムなども医療機器に含む場合があります。

他業種での開発経験を活かせるフィールド

従来は、独自のノウハウを持った医療機器専門メーカーだけが開発を行っていましたが、現在では、アナログ・デジタル回路設計技術、制御技術、IT…といった他分野の先端技術を応用した製品が多数開発されるようになり、家電メーカーなど他分野からの参入が一般的になってきています。

実際の開発業務はプロジェクト制で行われることが多く、開発の流れ自体は他業界の製品開発と大きく異なることはありません。むしろ、他業種での開発経験を生かせることが数多くあります。
一部違う点としては、やはり医療に関する知識も必要となることです。たとえば、血液の検査機器などを開発する場合、検査の手順や方法、検体である血液の流体としての特性…といった知識です。しかし、これらは入社後に研修やOJTなどを通じて身につけていけるものです。

また、実際に医療機器を使う現場(病院や医院など)に出向いて、医師や看護師から意見を求め、製品の開発や改良に役立てている企業も多くあります。開発者もまた現場に出向くことで、自分の開発した機器が使われている様子や、患者のために役立っている実際を目にすることは、新たな開発のためのエネルギーになるようです。

さらなる発展が予想される医療機器業界で最先端技術を身に付ける

近年注目されている医療機器、器具に「再生医療」に関連する製品があります。これは、高度な再生医学や組織工学を応用して、生きた細胞を使ってつくられた人工組織や人工臓器をさします。具体的には人工皮膚、人工軟骨、人工角膜などです。
医療機器・器具というと、一般的には「機械、道具=ハード」というイメージですが、こういった人工臓器なども次世代の医療機器、器具として、さらに一般化していくことが予測されています。

「開発のやりがい」・生命を助ける医療に関われる社会貢献度の高い開発・医療関連の専門知識が身につく・最先端技術に関われる・様々な専門分野を総合した総合技術である・海外で働くチャンスもある

理系・工学系のバックグラウンドを幅広く生かす

専門化、細分化されている医療機器業界では、同分野の経験者を中途採用することは比較的難しいとされており、各企業とも異業界での開発経験者を積極的に採用しています。
具体的には、電気・電子、回路設計、機械(特に精密機械)、材料開発(金属・樹脂)、化学…といったバックグラウンドを持ち、製品開発の経験者であれば様々な可能性があるといえます。医療知識については、入社後に研修・教育が行われますので、採用時には特に求められることはありません。
また、再生医療関連では、広く医学・化学・生物などのスキル・知識を生かすことができます。細胞増殖のベースとなる幹細胞分離などは医学の領域になりますが、薬品、有機合成、分析など一般的な生物や化学の知識があれば、医療・医学未経験者でも十分に可能性があります。実際に、大学で生物学、農学、化学を専攻していたものの、その後異業種で働いていた…といったキャリアの方が入社し、活躍されている例もあります。

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