転職×天職 > 外資系大手自動車部品メーカーの動向と企業レポート

自動車業界担当キャリアコンサルタント:村中謙太郎
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トヨタ自動車は北米での売り上げ好調の維持や、中国における販売増など、グローバル市場でのシェアの伸びから、販売台数1位の米ゼネラル・モーターズ(GM)に3000台の小差で迫るなど、世界において自動車業界をリードする勢いを見せています。さらにトヨタ自動車の例を挙げると、95年3月期に8兆円強だった売り上げ高は、今期25兆5千億円まで伸びる見通しです。
このような例をはじめとして、日本には【世界マーケットでシェアを誇る】名だたる完成車メーカーが多数存在します。そんな日本の完成車メーカーをターゲットとする外資系自動車部品メーカーが、さらにビジネスを拡大するため、日本に拠点を置いて【完成車メーカーとのコネクション】をより一層深めようとする事業展開を見せています。
また、海外マーケットへ進出の流れが続く日本の完成車メーカーにとっても、アジアをはじめとする、世界各国に製造拠点をもつ外資系自動車メーカーは魅力的なビジネスパートナーに成りうる可能性があるため、両者の関係性は今後より一層緊密なものになると考えられます。

以前は完成車メーカーの仕様を崩さず、設計通りに製品を作ることが重要でしたが、最近では委託されたモノづくりではなく、自社開発を強化したり、システムサプライヤーとしてモジュール化を推進し、系列を超えた各国の完成車メーカーをビジネスパートナーとする企業が増えています。

上記2点より、外資系部品メーカーでは日本の顧客(完成車メーカー)のニーズを正確に把握し、その上でシステムサプライヤーとしてクオリティーの高いモジュールを製造することが求められます。また、モジュールの製造過程においても、各工程において自社の各国にある製造拠点に指示を出し、正しいモノづくりを行うための管理を行う必要があります。(生産管理・品質管理・コスト管理など・・・)
このように、外資系企業の日本拠点は、対日本の顧客(完成車メーカー)に関する【各国をまたぐプロジェクトの中心】としての機能が重要なため、プロジェクトマネージャ的要素が大半の職種において強く求められる傾向にあります。また、世界各国の製造拠点とのやりとりが発生するため、英語などの言語スキルや、文化、価値観などの各国の違いを理解したうえでビジネスを進めるコミュニケーションスキル、加えてプレゼン力などのビジネススキルが求められます。

日系のメーカーと比較し、文化の違いなどによって新卒の採用をメインとしていない企業が多く、社員の大半が中途採用者である場合が多いため、「性別、学歴、年齢」などによる応募条件の制約は、日系企業に比べて一般的に、緩やかな場合が多いようです。しかし、自動車業界全般に見られる高い選考基準は、大手外資系自動車部品メーカーも同様です。難関には変わりありません。
また、外資系企業では、個人プレイ的なイメージが強いかも知れませんが、現実には、「「モノつくりにおいてチームワークは大切」と認識しているケースが多く、且つ欧州・米国のような国によっても考え方の違いがあり、企業それぞれの歴史もありますので一概には「外資」として語ることはできません。企業個々の情報をもったコンサルタントが詳細をご面談時にご説明します。
機械系又は、電気電子系で、語学力のある若いエンジニアの場合は、自動車業界出身でなくても可能性はありますので、ご相談下さい。

テネコオートモティブジャパン株式会社
エミッションコントロール製品(排出ガス浄化装置など)の分野で活躍する自動車部品メーカー。製品は完成車メーカー向けのOEM市場に供給されており、世界の主要自動車メーカーのほとんどで採用されています。その他、「MONROE・RANCHO」といった製品をアフターマーケット市場向けに展開しています。
日本デルファイ・オートモーティブ・システムズ株式会社
世界最大手の自動車システムサプライヤー。世界36カ国に拠点を展開し、ワールドワイドでの従業員は約17万名。世界トップ5の完成車メーカーが存在する日本で、更なる躍進を計ります。

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