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カプコン

「ストリートファイター」シリーズや「バイオハザード」シリーズでファンの記憶に残るタイトルをいくつも輩出したカプコン。とくに多人数プレイの醍醐味を味わえる「モンスターハンター」シリーズは売れに売れ、2007年・2008年とCESA主催の日本ゲーム大賞を連続受賞したほどだ。

その同社がTGS2008で披露したのは、PS3/Xbox 360用のアクションアドベンチャー「バイオハザード5」やPSP用の戦国バトルアクション「戦国BASARA バトルヒーローズ」、ニンテンドーDS用推理アドベンチャー「逆転検事」、PS3/Xbox 360用格闘アクション「ストリートファイターIV」、Wii用ゾンビアクション「デッドライジング ゾンビのいけにえ」など10タイトルとなる。

これらの中でとくに参加者の注目をさらったのは、Wiiの「モンスターハンター3(トライ)」だ。ショー期間にはプロデューサー・ディレクター両氏によるゲームの解説イベントが行われ、とくにWiiリモコンによる操作方法には話題が集中。その流れから参加者の多くが試遊台へと足を運んだため、カプコンブースでは4時間待ちとなるほどの行列ができたほどである。

なお、カプコンではTGS期間中に上記した「バイオハザード5」や「ストリートファイターIV」などの特別ステージも行い、こちらでも参加者の期待をあおりにあおった。2009年に向けて目玉となるタイトルを数多くアピールしたことで、TGS2008をもっとも実りの多い場にできたといえそうだ。

(筆者の眼)
TGS2008では同社がこれまで築き上げてきた財産をひとつひとつしっかりと温め直し、新しい魅力を持ったタイトルとして発表したという印象を持った。個人的にはそれらのタイトルの中に1〜2本の完全新作が欲しい気もしたが、現状のリリース量を考えるとそれはぜいたくな注文なのかもしれない。なお、2008年の日本ゲーム大賞を受賞したのは同社の「モンスターハンターポータブル2ndG」だったが、気の早いファンの間では2009年の日本ゲーム大賞はモンスターハンター3(トライ)になるだろうという声もある。

取材記者プロフィール 岩尾 学

伝説のパソコンホビー誌「LOGiN」の元名物編集者。 その後、週刊ファミ通編集者、プロボクシングA級レフェリー、インプレスの企画編集スタッフを経て、2004年にフリーライターとして独立。
ゲーム以外の業界も含め、独自の視点で分析した内容をテキストとして書き連ねている。