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コンサルタントが語る最新面接突破術

ゲーム業界で採用される人はここが違う!

日本を代表するコンテンツビジネスとして、ゲーム業界はアニメなどとともに世界から注目される存在となっています。この業界で活躍したいという方々に、ゲーム業界に詳しいクイックのキャリアコンサルタント3名が最新情報をお伝えします。

多様化するゲーム業界。企業が採用したい人材とは…。

ゲーム業界の採用トレンドを教えて下さい。

山本
「ゲームデザイナー、プランナー、サウンドクリエイター、そしてゲームプログラマーなど…現在も多くのクリエイティブ系職種が募集されています。コンテンツが最も重要なゲーム 業界だけに、それをつくりあげるスペシャリストの募集は、これからも活発に続きそうです」
長田
「そうですね。でも、実力や経験が豊富な人がすんなり採用されるかというと、必ずしもそうでもないようです」
浅野
「転職希望者の方のご希望をお聞きすると、やはり人気があるのは大手のいわゆるパブリッシャー。しかし、一般的に大手は若手採用が中心です。30代以上の方の場合、かなり経験が豊富でも難しいといわれています」
長田
「そういう30代以上の方もディベロッパー(開発専門会社)であれば、実力を評価していただけるケースも多々ありますね。また、若手でも、20代前半で比較的ゲーム業界での経験が浅い方の場合、いきなりパブリッシャーを狙うのではなく、中堅・中小のディベロッパーで経験を積み、実力をつけてから大手に移るというキャリアアップのコースもあります」
山本
「それが可能なのがゲーム業界の魅力でもありますよね。他業界の場合、中小から大手への転職はかなり難しいのが一般的ですが、ゲーム業界の場合、仕事のできる人材には可能性の門が常に大きく開かれています。活気のある若い業界ならではだと思いますよ」
浅野
「実際、そういうパターンで大手への転職を成功させている方は多数いらっしゃいます」

どのような方が転職に成功しているのですか。

長田
「ゲームの仕事、特にクリエイティブ系職種というと、とにかく個性を発揮した方がいいと思われている方が多いと思うんです。でも、実は企業が求めているのは、幅広い分野で柔軟に活躍してくれそうな方。このミスマッチで、面接の結果、優秀な方でもチャンスを失ってしまうことがあるんですよ」
山本
「ゲームコンテンツ自体が、ものすごく多様化していることと関係があると思います。今、市場性が高いのは、脳トレなどのノンジャンルもの、スポーツ、アクション、パズルなどのミニゲーム…でしょうか。モバイルやオンラインゲームも急速に増えていますね。それに対して、クリエーター志望の方は、RPGやシミュレーション、ファンタジーゲームなどをやってみたいという方が非常に多いようです」
浅野
「“自分はコレ”という強みを持つことは大切ですが、あまりにも特定分野にこだわると、どんなに実力があっても可能性の幅が狭くなってしまいます。実際、入社後もいろいろなプロジェクトに異動になることもありますし、市場の変化に応じて様々な作品を柔軟につくっていける人でないと、ゲーム業界で生き残っていくことはできないと考えられているようです」
山本
「個性や希望を主張すること自体はわるいことではありませんが、重要なのは伝え方。私たちキャリアコンサルタントにご相談いただければ、面接前に、最も印象のよい自己アピールの仕方などをアドバイスさせていただきます」
浅野
「ちょっとしたことでも、誰かに言われて気づくということもあると思います。ぜひお気軽にご相談下さい」
長田典久

ゲーム業界の専任として、クリエイター職からマネジメント職まで幅広く担当。幼少より蓄えたゲームの知識に、業界の動向・トレンドを加えた豊富な知識で、多くの実績を残す。
彼曰く「ガイルで俺の右に出る者はいない」とのこと。

山本圭介

大手ゲームソフトメーカーから、オンライン、モバイルゲームメーカーまで網羅し、業界動向に精通。少数ながらヒットタイトルを出している隠れた優良企業とも独自の人脈を有しており、プロデューサー、ディレクターからプログラマーの方まで多数の多数の転職サポート実績を残している。

浅野由紀

幅広くゲーム業界企業を担当する浅野。「収入面のUP」「企業の社内環境」「人間関係、将来性」「仕事内容の詳細」はもとより、ソフトの開発ジャンルによる※ジャンル分けの上、最適な求人をご提案。 (※RPG系/アクション系/格闘系/ファンタジー系/スポーツ系/SLG系など)

アミューズメント業界からの転職成功例も。カギは熱意と自己分析。

ゲーム業界経験者でなくても可能性はあるのでしょうか。

山本
「まったくの異業種は難しいと思いますが、隣接業界であるアミューズメント業界(パチンコ、スロットの機器メーカーなど)経験者の方なら、ゲーム業界への転職も十分可能性があると思います。業界全体が好況で、企業の採用意欲が高まっていることが背景にあるのは間違いないですね」
長田
「少し前に私がご相談に乗ったAさんの事例をご紹介しましょう。前職はパチンコ機器メーカーのグラフィックデザイナー。34歳の方でした。30代でゲーム業界未経験ですから、普通なら難しいケースですが、Aさんはとにかく“ゲーム業界で働きたい”というお気持ちがとても強かったんです。そのため、ディベロッパーを中心に多数の企業をご紹介し、応募していただいたのは7社。その中の1社で内定が出て、現在は新しい職場でバリバリ活躍されています。普通7社も応募するというのは大変なこと。もちろん私たちもサポートしましたが、Aさんの熱意が最大の勝因だったのではないでしょうか」
浅野
「職務経歴書や自己アピールなど、何かアドバイスをされたんですか」
長田
「Aさんの経験を詳しくお聞きすると、パチンコ機器ではあったのですが、ゲーム業界でも求められる技術を多数経験されていました。それを一つずつ探し出して職務経歴書にしっかり書いていただきました。自分のスキルの“棚おろし”をしっかりやることは、とても重要ですよ」

作品の提出が必要な企業も多いですね。

山本
「そうですね。この作品選びも、実は採用されるための重要なポイントなのです。デザイナーであれば、キャラクターモデル/テクスチャー/モーションデザイン/背景モデル/エフェクト…など様々手がけるわけですが、企業によって何をどれくらい出すかがポイントになります」
長田
「使用ソフトウェアも企業は注目しています。3D画像が主流の現在ですが、一部ではデフィルメ画像や2Dなどが効果的な場合もありますよね。どの企業にはどの作品を見せるのがいいか、などもキャリアコンサルタントがそれぞれ把握していますので、これもご相談いただきたいと思います」

注目のスキルを身につけて、ゲーム業界で活躍を。

技術は日々進化していますが、これからは何を身につけるべきでしょう。

長田
「やはり経験者の方には大きなチャンスが広がっています。最新スキルをお持ちの方は、ぜひそれをアピールしていただきたいと思います。まず、グラフィック系では「Maya」「after effect」が注目です。サウンド関係では「logic」「QBase」を使いこなされている方のニーズが高いと思います」
山本
「サウンド関係で補足しますと、ゲーム業界では、必ずしもカッコいい最先端の音楽やサウンドを作れる人を求めているわけではないんです。企業が一番ありがたいのは、たとえばCMのような7秒程度の短い効果音(SE)やジングルを、状況に応じて作れる方。最初の項目でお話ししたことと同じですが、コダワリが強すぎる方よりも、様々なケースに柔軟に対応できる人の方が、評価が高いようですね。また、結果的にもゲーム業界で長くご活躍されているようです」

プログラマーについても教えて下さい。

浅野
「ゲームプログラマーは、どの企業でも不足感が非常に高い職種です。C、C++、C#、アセンブラ、Java…などのいずれかの開発スキルをお持ちであれば、年齢も前職も関係なく、いろいろな可能性があると思います」
山本
「実際、SIerで業務アプリの開発をされていた方が、ゲーム業界への転身を成功させた事例もありますよ。年齢についても他のクリエイティブ系職種よりも、かなり幅広く見ていただけます」

--ありがとうございました。

チャンスが広がるゲーム業界

ゲーム業界にまつわる最新転職事情、いかがでしたでしょうか。コンサルタントの方の話を総合すると、とにかく今はゲーム各社の採用が非常に活発化しているとのこと。経験者の方にとっては、キャリアアップの大きなチャンスといえそうです。特に、中小規模の企業からも大手への転職が可能という話など、より予算やスケールの大きい仕事をしていきたい…と考えている若手の方には心強い情報だったのではないでしょうか。
ただし、漠然と面接を受けて、せっかくの経験や知識が十分評価されないまま終わってしまう例もある…という指摘も。
自分のキャリアを企業側に伝えるためには、職務経歴書の準備やアピールポイントの整理などが欠かせない、そのためにも熱意と粘りを持って転職活動に取り組んでほしい…ということを、3人のコンサルタントの方が等しく強調されていたのが、とても印象的でした。この情報が皆様の転職成功の入り口になれば幸いです。

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