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1906年、ドイツで「馬車製造社ロイター」としてスタートを切ったKeiper-Recaroグループ。
初期にはフォルクスワーゲンのプロトタイプ1号車やポルシェ・スポーツカーシャーシなどを手がけていました。1963年に社名を「RECARO」に変更し、シート製造に専念。
1973年に発表した“アイデアルシート”の大ヒットで、その名を世界に轟かせました。その後もサイドガイドを持つシート、調整式ショルダーサポートを装備したシートなど、「世界初」を次々と発表。
今では一般的になったシートの電動リクライニング、ドアのウインドウレギュレーターも、実はRECAROの発明品なのです。これらの実績によりRECAROは自動車のインテリア装備に、唯一そのブランド名の刻印を許されており、まさに世界を代表するシートメーカーとして認知されています。
現在はヨーロッパのほか、北米やアジアを含めたネットワークを構築し、世界的規模で製品を提供。OEM供給先にはドイツ国内のフォルクスワーゲンやポルシェ、アウディはもちろん、ルノーやジャガー、フォード、GMなど、世界の代表的なメーカーが名を連ねます。
今や「シートと言えばRECARO」というのがドライバーの常識。文字通り世界No.1の実績と信頼を誇ります。
そんなKeiper-Recaroグループの日本法人が「レカロ株式会社」。
外資の日本法人といえば「販売代理店」のような位置づけが一般的ですが、レカロは独自のR&D(Research and Development)機能を持ち、設計、試作・検査から生産、品質管理、マーケティングまでをトータルに手がけます。
ヨーロッパ、アジア、アフリカなど世界中に子会社やライセンス工場がありますが、R&Dを行っているのは本拠地ドイツ、アメリカ、日本の3カ所のみ。
レカロ株式会社はグループの世界戦略の中で、「アジアのリードプラント」という重要な役割を果たしているのです。
現在はトヨタ、日産、ホンダ、三菱、ダイハツなど国内主要8社に製品をOEM供給。
アフターマーケット向け製品では1200社以上もの取引先を持ちます。
Keiper-Recaroグループには「社員がビジネスの要である」という考えがあります。
社員個々が「妥協しない物づくり」を実践し、「絶対的な顧客志向」を掲げ、「グローバルな視野」を持って仕事に取り組むことで、そのブランド力を築いてきたのです。
もちろんこの考え方は日本のレカロにも浸透。
多くの社員が「世界No.1」の誇りを胸に活躍しています。
そして今後の発展成長のために、さらなる人材の確保・育成を進めているのです。
自動車シートの世界No.1メーカーレカロ。
しかし最近、その事業領域は自動車だけにとどまりません。
人間工学に裏打ちされた技術と理念を武器に、オフィスチェア、プロサッカー選手のプレーヤーベンチ、観客向けの高級VIPラウンジシート、新幹線の座席シートなどを次々に開発。様々な分野に優れた製品を提供しています。
もちろん業績は好調そのもの。さらにその好業績を背景に採用活動も活発化しています。
「世界のレカロ」への入社を目指すなら、このチャンスを見逃す手はありません。