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独自の特許技術を用いた、高付加価値設計に特化
LSI設計のエキスパート設計者が集う急成長企業
~2年連続で経常利益率30%超~

エイ・アイ・エル株式会社

(取材日 2008/03/15 )

LSIの高付加価値設計に特化。独自の特許技術を用い、LSI設計技術の革新を担う

エイ・アイ・エル株式会社は、大学発ベンチャーのトップランナーとして、当時、神戸大学の教授であった、現同社社長の瀧和男氏によって設立されました。斬新な研究成果を活用してLSI設計技術の革新をすべく、技術開発とその応用に力を注いでいる「高付加価値設計に特化したLSIデザイン企業」です。

なかでも、下記の技術・開発では既に多くの実績を上げ、各ユーザーから高い評価を得ています。

  • システムLSIを低消費電力化・小面積化する設計技術
  • 論理合成で到達できない高速設計をも可能にする独自技術を開発
  • 上記に基づく受託開発とIP供給

また同社の製品である「Tuned by A・I・L」のChip は、既に3.5G携帯電話、携帯ミュージックプレイヤー、HDレコーダー、ホーム・オーディオコンポ、ネットワーク複合コピー機、PC周辺機器、車載用高信頼性機器、汎用マイコンなどに多数搭載され、広く世の中で活躍しています。こうした製品のパフォーマンスは、まさに超低消費電力・小面積・高速動作という「LSIの商品価値・競争力そのもの」を、独自の特許技術等を用い高い次元で達成していることを示しているといえるでしょう。
もちろん、エイ・アイ・エル社自身もそれをミッションとし、「AIL HYPER LSI DESIGN」というメッセージを強く市場に打ち出しています。

2年連続で経常利益率30%超。LSI設計の職人/匠が活躍する設計環境


Openな社風のため、営業と技術の
打ち合わせもフランクな雰囲気

エイ・アイ・エルは、LSI設計の中流から下流における、ほぼ日本で唯一と言っていいエキスパート設計者集団です。通常、「LSI設計の下請け業務」という業務形態から想像されるイメージは、あまり「エキスパートさ」を想像させるものではないでしょう。

しかし同社では、中流以降の設計プロセス上で、他には真似することの出来ない独自技術を伴った開発・設計サービスを導入。「LSIそのものの価値」を高めるという、新たなビジネスジャンルの立上げに、日本で唯一成功しました。

開発技術一例

データパスの協調最適化設計技術

通常は別部署に分断されている論理設計、レイアウト設計、セル開発を統合化し、データパスのコンポーネントを単位として「隠れたロス」をほぼ完璧に「ゼロ」にすることに成功。

独自レイアウト設計フロー

協調最適化設計で完璧にチューニングされたモジュールと、自動設計・自動レイアウトによるモジュールを全く隙間無くレイアウト可能。また、これらのフローにおいて、市販CADツールでは対応できない高度処理も多数存在し、それらを解決するための独自設計インハウスCADソフトを有している。

プロセスノード

0.5umのレガシープロセスから65nmの最先端プロセスまでの実績があり。またそれらの設計に対応するため、通常の同社クラスの事業規模では考えられないほどの、高価な最先端ツール群を備え、顧客の期待を超える設計結果を日々創出中。

また、事業開始から5年間で事業を軌道に乗せ、現在8年目に入り第二次成長期を迎えている同社。2007年9月期の決算では4億5千万円へと2年で約倍増。年を追うごとに拡大していくクライアントのニーズに応えるように、同社の売上高も拡大しています。
そして更に注目したいのが、同社の経常利益率の高さです。2005年までの周到な準備と効率的な投資により、2006年以降は2年連続で経常利益率が30%を越すという好業績を収めています。
こうした事実も、同社が「高付加価値」事業の実践により「エキスパート設計者」の集う成長企業であることを証明しているといえるでしょう。

社員が語るAIL 『お客様の要望に本当に応える設計を考える』

設計リーダ
(中途入社35歳)

【ライフワーク】
DTM(Desk Top Music)を使用してユーロ系ビートを創作すること。音源、Synthesizerなど数十台所有

エンジニア
(中途入社30歳)

【入社動機】
「ものすごい技術者集団がいる」という評判を聞き、自らを成長させたいと思い入社。

AILでしか応えられない設計を行う

「仕事で一番気をつけていることは何か?」という質問に対して、同社に所属する社員の方が多く挙げられたのは「付加価値設計を行う」という回答。高速化・ローパワー化・小面積といった高い付加価値を持ってLSIをデザインしていくには、顧客から寄せられる要望に対して「本当に解決すべき課題は何か?」を深く考えることが必要となります。

単にモノをつくるだけでなく「誰にとってどう有用であるか?」と問い続け、「AILだからこそ応えられる仕事を行う」というスタンスが社員に根付いた会社であるといえるでしょう。

一緒に働きたいのは、会社の発展に当事者意識を持てる方

同社は少数精鋭のベンチャー企業のため、日々の業務では


といった行動が求められます。また業務における情報共有の重要度も高く、技術者同士や営業担当者とディスカッションを行う頻度も少なくありません。

このような活気ある雰囲気の同社では、やはり「自分の意見が言える方」「自発的に行動できる方」という方や、「同社を発展させていきたい」といった考えをお持ちの方が多くみられます。こうした「当事者意識」の高い方にとって、同社というフィールドは非常に成長できる環境であると思われます。最先端のLSI設計業務にて自分の考えを反映させつつ、市場から高い評価を得る製品を送り出す実感を得られることでしょう。

担当コンサルタントのコメント

同社は、事業内容とその特徴から、公に実績が公表される機会は多くありません。しかし大手家電メーカー・半導体メーカー最重要商品の半導体設計を多く受託しています。また、最先端の半導体設計ツール(EDAツール)を所有しているため、若く志の高い方のスキルアップも可能です。

下記の様な方にはご紹介したい企業です。

  • 業界最先端のLSI設計がしたい
  • 自分の成果が会社の成果として反映されるのを実感したい

興味をお持ちの方は、是非お問い合わせ下さい。

(更新日 2008/08/01 )