転職×天職 > 注目企業採用情報 > ベックマン・コールター株式会社
バイオテクノロジーをはじめとして、現代のライフサイエンスの進歩はとどまるところを知りません。生命の根源を解き明かす最先端の研究は、遺伝子診断や治療、創薬…などに幅広く応用され、これまでは夢だった知識や技術が次々と現実のものになっています。 これらの研究に欠かせないのが高度な理化学分析機器や計測機器。ベックマン・コールター株式会社は、世界120カ国以上でビジネスを展開する屈指の分析機器メーカー、米国ベックマン・コールター・インクの日本法人として、これらの最先端機器と技術を提供しつづけています。
同社は、1998年11月、すでに臨床検査と生命科学分野の分析機器で世界的大手であったベックマン・インスツルメンツが、血液検査分野のトップであったコールターコーポレーションを買収して誕生しました。
ベックマン社の歴史は、1934年に当時カリフィルニア工科大学教授であったアーノルド O.ベックマン博士が世界初のphメーターを開発したことに始まります。同様にコールター社は、微粒子の計数とサイズ測定の基礎となる“コールター原理”を確立したウォレス H.コールター博士によって1947年に創業されました。
いずれも技術畑の創業者を持ち、科学の発展に寄与してきた両社は大変似通った歴史を持っており、得意分野も補完的な関係にあります。この合併は非常に成功した合併といわれました。
トップクラスの実績、技術力、そして歴史を持つ両社が合併したことによって、ベックマン・コールター社は「基礎研究」、「臨床研究」、「臨床検査」という3つの連続した分野を総合的にカバーする「バイオメディカル・テスティング・カンパニー」となりました。特に、遠心機や超遠心機の分野ではトップブランドとして高い評価を得ており、またナノテクノロジーなど、ライフサイエンスの隣接領域の研究でも大きな力を発揮しています。 ベックマン・コールター・インクは、1952年にニューヨーク証券取引所に株式を上場しました。また、研究開発費としては常に年間売上高の約10%を投資しています。これは業界平均をはるかに上回る数字であり、リーディングカンパニーとしての高い技術力を維持しています。
ベックマン・コールター(日本法人)は、2005年より全社の人事制度をより抜本的に改訂しました。 これにより、評価と給与に関するルールがオープンされました。社員は業績に応じて各グレードに割り当てられ、そのグレード毎に給与レンジが定められています。グレードにはそれぞれの定義や必要なコンピテンシー(能力)が明文化されていますので、昇格や昇給には何が必要かということが、誰にでも分かるようになっています。
自分はどのグレードで、給与はどのあたりなのか、またどれだけ頑張れば上にいけるのか、昇格した時の給与はいくらになるのか…といったことがすべて透明になっているのです。 この人事制度は、オープンでフェアな環境をつくりあげるために導入され、社員一人一人が自分で目標をもってチャレンジする風土につながっています。同社は歴史のある会社ですが、その伝統やブランドに安住するのではなく、常に変化していくことで、さらなる発展を実現しようとしています。そのため、社員自らがステップアップするためのチャレンジや変化もとても重要なことだと考えられているのです。
この人事制度は外資系企業らしい合理的な精神から導入されています。しかし、すべてが外資系らしいかというと、そうでもないようです。同社には、日本企業のよい部分は積極的に取り入れて残そうという発想があります。
たとえば、仕事の進め方がチームワーク重視だということです。営業、技術、サポート/サービス、品質管理、さらには管理部門…などがトータルに力を合わせなくては、十分な顧客満足を得ることはできません。そのため、各自が気づいたことについては上下関係なく、どんどん意見を言えるようなフランクな社風となっています。
アットホームでありながらチャレンジする人を評価するメリハリのある社風の魅力によって、20年、あるいは30年以上の長期にわたって勤務している社員も珍しくないといいます。中途採用も積極的に行っていますので、空気がよどんでしまうこともなく、とてもバランスのよい環境となっています。
世界的なバイオメディカルカンパニーの日本法人で、世界トップクラスのビジネスに関われるのが大きな魅力といえます。
同社では「チャレンジ」ということが非常に評価されます。
自分を成長させていきたい方、目標を持って努力し実現したときに喜びを感じる方、誰かに指示されるのではなくセルフスターター型で働きたい方…などにぜひご注目いただきたい企業です。
※広々としたオフィスは、東京で今もっとも活気のある臨海地域・有明のシンボルであるツインタワー内。品川・汐留・銀座・丸の内…などへのアクセスもよく、ビジネスの拠点として申し分のない環境です。