転職×天職 > 注目企業採用情報 > ブラザー工業株式会社
ブラザー工業では、デジタル複合機などの情報関連機器を中心に、家庭用から産業用まで幅広い製品を開発しています。 独自の社内カンパニー制を採用しており、
の3つの社内カンパニーが、お客様に「できる」「楽しい」「これだ」と思っていただける製品やサービスの開発・提供を実現しています。 現在の柱となっているのがファックスやデジタル複合機などの情報関連機器です 。中でも、プリンタ・コピー・スキャナなどの機能を一台に搭載し、高品質・ 省スペース・低コスト・多機能ハイスペックを実現したデジタル複合機は、店舗・事業所からSOHO・自営業・個人まで幅広い層に支持され 、「デジタル複合機ならブラザー」と高い評価を得ています。
ブラザーグループは現在、世界32の国と地域に18の生産拠点(ブラザー工業の5工場を含む)と39の販売拠点(2006年6月現在)を持ち、 グローバルな視点で開発・製造・販売を行っています。SOHO向けに特化した独自のマーケット戦略により、 複合機は全米市場で7年連続トップクラスのシェアを誇っており、ラベルライターも全世界で高いシェアを獲得しています。 これに伴い、国内で年間1500件以上の特許出願しているのと同時に、海外でも延べ1500件以上の特許を出願しています。 今後は従来からの日本・欧米に加え、中国における特許出願が増えていくことは確実です。 知的財産部のスタッフは2ヶ月に1回程度海外に出張し、弁護士と特許出願に対する打ち合わせを行っており、 グローバル化は今後より一層進んでいくことでしょう。
知的財産部 管理グループ
グループ・マネジャー 青木 哲也
知的財産部ではP&S、P&H、M&Sの3つのカンパニーから出てきた発明等を出願するための業務や、 他社特許情報の調査、将来を見据えた先行開発を行う研究開発部門から出てきた発明等の出願業務などを担当しています。 この度のスタッフ増員の背景には、こうした開発力の強化により新規の出願件数が増えていることに加え、 グローバルの進展に伴う海外出願件数の増加があります。 募集用件としては、国内出願の経験を3年以上、または特許公報などによる調査業務の経験が3年以上ある方を求めています。 また海外出願の増加により、海外の弁護士と打ち合わせをする機会が増えているため、 英語力もしくは中国語のできる方には是非、応募していただきたいと考えています。
また当社では、設計者と議論しながら「ここはこうした方がさらに良くなる」と発明の内容を膨らませていく機会も多く、 コミュニケーション能力に加え、機械・電気・情報などの技術的な知識も求められます。 私も技術者との対話の中から自分で発明を出したことがありますが、知財担当者も発明ができるくらいの技術的な素養を持ってほしいというのが、 当社の考えです。 年齢に関係なく、実力とやる気があれば重要な仕事を任せるのが、ブラザー工業の風土です。 知財経験者の方にとっては、ご自身の力を思う存分発揮していただけるフィールドだと思います。
ミシン製造より発展したプレス技術、精密加工技術を始め、電子技術、サーマル印字技術、ドットインパクト印字技術、電子写真技術 、インジェクション印字技術、画像処理技術、翻訳技術は、知財・特許として現在のブラザー工業を支え発展しています。 大手としては珍しく昔から中途採用が盛んな会社で、現在では上級管理職、マネジャー職で活躍されている方も多く 、分け隔てのない環境はこれから入社される方にとって励みとなるでしょう。