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金融業界に新しい風を起こすフロンティア志向の人材が集まる企業

クリック証券株式会社

(取材日 2008/10/29)

システム開発力で一歩先を行くネット専業証券会社

自社開発システムによる他社との差別化

クリック証券株式会社は、株式取引・先物・FX・eワラント…といった幅広い金融サービスをネット上で提供しているインターネット専業証券会社です。

同社の特色として、オンライン取引システムをほぼすべて自社開発していることが挙げられます。現在、クリック証券では社員の半数以上がシステム部門に所属しています。ネット専業証券会社は数多くありますが、これほど自社開発を徹底している会社は他にありません。

これは、「われわれはシステムで勝負する会社なのだから、それを自分たちで開発するのは当然」という、同社の創業者でもある高島社長の理念を反映しています。高島社長自身、証券会社を経て、システム開発会社や外資系コンサルティング会社で金融業界のオンライントレードシステムの開発・コンサルティングを数多く経験し、その後にクリック証券を起業した…という経歴の持ち主です。「ネット専業証券が成功するかどうかはシステムにかかっている」という考え方は、社長の豊富な経験に裏打ちされたものなのです。

今までにない発想で金融業界に改革を起こす企業

株式売買代金と口座数の推移 口座数、売買代金実績ともに
上昇を続けています
株式売買代金と口座数の推移図

クリック証券では、IT業界のデファクトスタンダードとなっているオープンソース技術を全面的に使って、システムを開発しました。オープンソースとは、OSのLinuxなどに代表される、誰もが無料で使えるソフトウェアのことです。使いこなすには一定の技術力が必要になりますが、安定性・信頼性に優れ、同時にコスト面では圧倒的なメリットがあります。このオープンソースの活用によって、同社ではシステム開発費用を業界平均の数分の1程度に抑えることに成功しました。

システムにかける費用を大幅に軽減できたことで、同社では業界でもトップクラスの安価な取引手数料を設定することが可能になりました。業界に価格破壊を起こし、多くのユーザーから支持されているクリック証券のビジネスを可能にしているのは、まさにこの高度なシステム開発力なのです。

同社では、顧客の声がダイレクトに届くコールセンターも社内で運営し、ユーザーの意見をリアルタイムにシステムに反映しています。そのため、クリック証券の取引システムは日々使いやすく改善されており、ユーザーに優しい使い勝手の良さは、すでに業界トップクラスと言われています。こうしたきめ細かい改良作業も、社内でシステムを開発しているからこそ可能なのです。

クリック証券は、このように従来型の金融業界とは一味違う発想で、ネット証券業界に新しい風を送り込んでいる企業です。

経営管理、マーケ、外為…金融の中核業務が待っている

部署を越えてのMTG

システム開発を社内で行うことで業界に旋風を巻き起こしているクリック証券。同社では「経営管理」「経営企画」「マーケティング」「業務」「外国為替」…といった金融のコア業務部門でも積極的に人材を募集しています。

「もっと楽しく、もっと自由に」をモットーにサービス開発に取り組む同社では、あらゆるポジションで経営に直結した仕事が可能です。それぞれの部署の役割分担はもちろんありますが、全員が会社経営のためのアイデアを出しあえる環境であるといっても過言ではありません。

現在の社員数は約60名(2008年10月)。そのため、高島社長と社員の距離も近く、ごく当たり前に社長を交えた意見交換が行われています。ちなみに、社長のスーツ姿を見たことのある社員はほとんどいません。カジュアルウエアにスニーカーというのが社内での社長のごく一般的な服装であり、リラックスした自由な雰囲気の職場を象徴しています。

クリック証券は決して大企業ではありませんが、成長性や経営スピード、今後の事業領域の広がりなど、一人一人が参加して作り上げていく醍醐味のある企業です。外国株、保険などの取り扱い開始、FXに関するプレミアムサービスを行なう子会社設立など、現状で動いているプロジェクトも多数あります。同社ではさらに新しい発想でビジネスを組み立てていける人材に強い期待を寄せています。

「やはり金融業界で働きたい」という第2新卒も歓迎

クリック証券は2005年設立の新しい企業であり、創業当初は金融業界での経験豊富な人材を中心に採用を行なっていました。しかし、現在ではそちらは一段落し、むしろ新しい発想のできるポテンシャル人材の採用に軸足を移しています。
 そんなクリック証券の求める人材について、外国為替部長の畠山さんと経営管理部の高橋さんにお話を伺いました。

同社の求める人材像

外国為替部長 畠山一教氏

直近の1年間で採用された人材では、いわゆる第2新卒クラスのポテンシャル採用が多くなっています。IT業界での営業経験者、証券会社出身者もいますが、主にはサービス業やアパレル業界…など、直接金融とは関係ない業種の経験者が採用されています。

これらの人材の共通点は、「大学で金融を学んで興味を持っていた」「新卒の時に金融をめざしたがたまたま別の業界に入ってしまった」といった人が多く、「再度金融業界に挑戦してみたい」という強い志向を持っていたということです。

日々の勉強はもちろん欠かせませんが、同社では経験よりも意欲を重視し、「手を挙げた人にチャンスを」という人事がごく普通に行なわれています。フロンティア精神を持つ人にとっては、まさに大きなやりがいのある会社だといえるでしょう。

教育制度と将来のキャリアについて

経営管理部 高橋絵梨華氏

こうした金融業界未経験、あるいは経験があっても比較的短い…といった人材のために、入社後数ヶ月間はコールセンターを経験します。ネット専業の同社の場合、コールセンターこそが直接ユーザーの声を聞き、そのニーズを理解するのに最も適した部署だからです。

その後、適性や志向を考慮して、経営管理、業務、外為といった各部署に正式配属され、その中でOJTが行なわれます。早い人では半年程度でマネージャークラスも参加するミーティングに出席する機会を与えられ、企画や運営といったより高度な業務に関わっていくことになります。

担当コンサルタントより

担当コンサルタント
今井 一男

クリック証券のオンライン取引システムは、その使いやすさで非常に高い人気を誇っています。ネット証券各社のユーザーの評価を調べた比較サイトでも常に上位にランキングされています。

システム面で他のネット証券企業の一歩先を行く同社ですが、今回はエンジニアではなく、経営のコアとなる金融関連ポジションの人材を募集しています。「経営管理」「経営企画」「マーケティング」「業務」「外国為替」…などさまざまな募集があり、経験者はもとより第2新卒クラスのポテンシャル採用にも積極的です。

金融業界で働くチャンスがあればぜひチャレンジしてみたい。そんな方に是非お考え頂きたい企業です。また、成長性の高い企業ですので、経営に近いポジションで活躍し、将来IPOを経験したり、あるいはストックオプションを獲得したりといった可能性も大いにあるのではないでしょうか。