転職×天職 > 注目企業採用情報 > 株式会社コーチ・エィ
自ら考え、行動する人材の育成は、現代の企業にとって最重要課題といわれています。そのために広く注目されている手法が「コーチング」。業務分析や企業改革、コンサルティング…などに関与されていた方なら、必ず目にしたことがある言葉ではないでしょうか。 コーチングとは、相手の考え方や能力、知識を最大限に引き出し、短期間で成果を出せるようにサポートしていくコミュニケーションスキルを意味します。相手の自発的な行動を促しながら、目標達成にむけてその筋道を共に作り上げていきます。近年では管理職が備えるべき重要なマネジメント能力の一つとされており、部下の育成などに活用されています。
アメリカでは1980年代から広く導入されていましたが、日本に本格的に紹介されたのは1990年代後半からです。1997年に、米国最大のビジネスコーチ育成スクールであった「コーチ・ユニバーシティ」と契約したコーチ・トゥエンティワンが発足したのが最初といわれています。 株式会社コーチ・エィは、このコーチ・トゥエンティワンの法人事業部が 2001年に分社化されてスタートした、法人企業を対象として設立された日本初のコーチング・ファームです。現在では約800社の大手企業にそのプログラムを提供しており、導入企業の80%以上からの高いリピート実績を誇っています。
コーチ・エィのコーチングの特色は、企業の経営者・役員クラスを対象に1対1で行う「エグゼクティブ・コーチング」、そして管理職クラスを対象にした「コーチング・スキル・トレーニング」など、いずれも企業経営の中枢、またはその近くに位置する人々を対象にしていること。 それだけに、非常に高いレベルのパフォーマンスが求められるとともに、日々蓄積されるノウハウもグローバル企業の最前線から得られる質の高いものとなります。企業や組織の変革を手助けしながら、そこで働くコーチ自身もまた大きく成長できる仕事だといえます。
現在コーチ・エィでは約60名のビジネス・コーチが活躍しています。しかし、その大部分は中途採用でコーチ・エィに入社後、コーチとしてのキャリアをスタートさせています。 前職は外資系コンサルティングファーム、大手シンクタンク、IT・通信業界、メーカー、金融など実に様々。また職種もコーチに近いコンサルタント出身者がやや多いとのことですが、SE(システムエンジニア)など論理的に進めていく業務で活躍していた方なら、文系・理系を問わずに活躍しています。
もちろん、入社後はしっかりとした育成・研修体制が用意されています。同社の業務は、「エグゼクティブ・コーチング」と「コーチング・スキル・トレーニング」に大別されますが、それぞれに求められる資質が異なります。そこで、基礎的なトレーニングを終えた後は、先輩コーチについて様々な業務を経験することになります。 その後は適性に応じた担当業務で経験を積みながら、より上級のコーチへ、あるいはマネジメントへ…と様々なキャリアパスが用意されています。経営者との1対1で行う「エグゼクティブ・コーチング」として一人立ちできるには、平均3年のコーチ経験が求められますので、中・長期的に自己研鑽を続けていくことも重要です。
同社が取り組んだ代表的事例としては、日産自動車で、約3年半にわたり約2400名もの管理職に「コーチング・スキル・トレーニング」を実施し、また50名以上の執行役員へのコーチングを行ったケースがあります。現在もこうした大型案件の引き合いは多く、同社では、今後ますます高まるコーチングのニーズに対応していくため、コーチングパワーの強化を積極的に進めています。 具体的には、2010年に200名体制の実現を目標としています。これは現在の倍以上の陣容であり、優秀な方には活躍の場が限りなく広がっているといえます。 コーチングは、人材育成という枠にとどまらず、企業変革を引き起こすきっかけにもなる、大きな責任ある仕事です。クライアントと二人三脚で歩み、時にはのめりこむほどの熱さも必要になってきます。それだけに、一生をかけられるやりがいのある仕事なのです。
ビジネスコンサルティングなどの分野で活躍されている方で、「もっと企業の内部に入り込んで、実際に成果をあげていくような仕事をやってみたい」とおっしゃる方がおられます。
コーチングも、たしかに外部からサポートする仕事ですが、大きな違いは「何かを提案して終わりではない」ということです。クライアントと一つになって、経営ビジョンを策定したり次世代経営者を育成したり、とにかく成果が出るまでつきあっていく仕事です。
それだけに求められるものもハードですが、自由な発想を尊重したり、コーチ同士で勉強会を行って切磋琢磨したり…と成長意欲の高い方にとっては十分に満足度の高い環境も整えられています。
コーチングに興味をお持ちであれば、ぜひ業界トップの同社にご注目いただきたいと思います。