オルビス株式会社は、化粧品を中心に、栄養補助食品（サプリメント、他）、ボディウェアなどを企画・開発・販売しているメーカーです。
設立は1985年。すでに20年以上の歴史があります。
「肌が必要とするもの」「ほんとうに良いものだけを」というコンセプトで作られた製品は、創業当初あえて通信販売というチャネルで展開。お客様と直接つながるダイレクトマーケティングにこだわっています。よりお客様に信頼されるために、できることは何かを追求し、「30日間返品可能」「ほぼ全品サンプル付き」「全国2日以内配送」などのサービスを業界に先がけて実施しています。
品質の良さ、体にも自然にも優しいというコンセプトの明確さ、無駄をはぶいた価格のリーズナブルさ…などが着々と信頼を集め、現在ではユーザー数750万人、年間売上497億円（2007年度）にまで成長。
また、オルビスは環境に配慮した企業としても知られています。過剰な包装や外箱を省いた簡易包装を早くから導入。容器のムダ使いを防ぐつめかえ用製品の充実。通信販売に欠かせないカタログや包装材にも再生紙を利用…など。製品においても、微生物により分解され川や海を汚さない成分を使用した洗剤や、創業当時からフロンガスを使用しないスプレーを採用するなど、きめ細かい工夫をあらゆる部分で行っています。
また、リサイクルだけでなく資源を増やす植林活動にも取り組んでいます。製品の良さに加えて、こうした企業姿勢も多くのユーザーの共感を得る理由となっています。
オルビスには、社員の多くが長期にわたって勤務しているという特長があります。その理由を人事部の葛西部長にうかがってみました。
「オルビスでは、あらゆる業務において顧客満足を最優先で考える“お客様中心主義”という考え方が徹底されています。たとえば、売上達成のためにお客様をあおるようなセールスは一切禁止。
カタログでもコールセンターの電話応答でも、それは統一されています。ですから売上数字だけでの個人評価は、どの部署にもありません。
かわりに購入いただいた後の“顧客満足”をどれだけ達成できたか…で評価されることになっています」
---無理な営業をしないことはユーザーの好印象につながるのですね。でも、それがなぜ社員の長期勤務に結びつくのでしょうか。 「顧客満足を重視した仕事を続けていれば、お客様からは必ずリピートがあります。設立から20年間、オルビスが常に右肩上がりで成長できたのはそのためなんです。お客様に喜んでもらえる日々が続くと社員はどうなるでしょう。単純に考えても気持ちがいいですよね。自分の仕事に誇りが持てます。そして、それがさらにお客様に誠実に、お客様のことを考えて行動することにつながっていくわけです」
---とてもいい循環ができあがっているわけですね。 「そうなんです。また社内には、売上をあげた人だけを評価するという風潮もないですから、開発や物流、バックオフィス（管理部門）まで、全員で力をあわせていくという社風になっています。そんなところも、所属部署に関係なく気持ちよく働きやすい環境といえるのではないでしょうか」
---どうもありがとうございました。
通信販売で多くのユーザーの信頼を得てきたオルビスですが、現在、直営のショップ「オルビス・ザ・ショップ」の展開も進んできています。
直接、手にとって製品を試してみたい、あるいは今すぐに欲しいという要望に応えて、都市部のショッピングモールなどを中心に出店してきたショップですが、現在では全国に83店舗以上となり、売上の面でも柱の一つになってきています。
当面は100店舗をめざして、プロジェクトはより勢いづいています。
「お肌とからだによいもの作り」を基本コンセプトとして、化粧品・食品・ボディウェアを展開。その中でもまだまだ認知度が低いですが、オルビスのボディウェアにはこだわりがいっぱい詰まっています。
人間工学に基づき、機能性や身につけた時の心地よさを重視した商品づくりを行っています。またエコの観点から2年、3年と長く着てもらえる耐久性にも気を配っているのも特徴です。
そんな、からだや地球への優しさが、オルビスファンの心をとらえています。
担当コンサルタント
小幡 瑞季
即戦力になれるという意味では、化粧品業界での経験者の方には大きなチャンスがあります。また、女性向けの消費財、日用品、雑貨などの業界での経験をお持ちの方も、ぜひお問い合わせいただきたいと思います。
また、女性の多い職場でもあり、充実した両立支援も特徴的です。
20年の実績がありますので、待遇や勤務条件なども含めて環境的にはとても安定しているところもお勧めです。