2004年2月に、4人の創業メンバーによって立ち上げられた株式会社エニグモは、インパクトのある新しいビジネスの創造に取り組んでいる企業です。スタートから約4年で、インターネットを活用した世界でも初めてのサービス4種をリリース。
2008年6月現在で、総勢40名の少数精鋭ながら、新しいビジネスをつくり出すクリエイティブな企業として国内外から注目される存在となっています。
現在リリースされているエニグモのサービスを簡単にご紹介しましょう。
■BuyMa(バイマ)
良い品であっても、特定の場所や地域(国)でなければ入手しにくいモノがあります。そうした魅力的な品物(商品)を見つけた人が、携帯やデジカメで撮影した写真を「バイマ」のサイトにアップロードすることで、世界中の買いたい人とのマッチングが可能となります。独自の安全な決済システムを採用しており、誰もが在庫を抱えることなく「バイヤー」になれるサービスとして、ビジネスモデル特許申請中。利用者のすそ野は着々と拡大しています。
■プレスブログ
社会的にも大きな影響力を持つようになったブログの執筆者(ブロガー)にプレスリリースを配信し、興味を抱かれた一般個人から企業情報(商品情報)を発信してもらいます。いわばインターネット上の「クチコミ」を組織化したサービスです。既に19万人のブロガーがプレスブログに参加しています。クライアントにも好評で、2006年11月からは韓国でも同様のサービスを開始しています。
■filmo(フィルモ)
ウェブ上でも当たり前のように動画が視聴できるようになったことで、一般の人が自分で編集した動画を公開するサイトの人気が高まっています。「filmo(フィルモ)」は、企業CMを誰でも参加できるコンテスト形式で作ってもらう、楽しいサービスとして開発されました。消費者が自ら情報を編集・発信する「CGM=Consumer Generated Media」は、次世代インターネットの大きなトレンドとなりつつあります。企業からもクリエイターからも大きく注目されているサービスです。
■rollmio(ローミオ)
2007年9月、アメリカで先行リリースされた新サービスです。一般クリエイターが制作した商品CM動画を、会員ブロガーのブログでプロモーションするという、フィルモとプレスブログを複合させたサービスです。ロスアンゼルスの現地法人との業務提携により、すでに第一弾案件も実施されています。
今後も、1年に1つのペース世界初のサービスを開発していく計画です。
同社の創業メンバーは、いずれも大手広告代理店や大手SIerの出身者です。そのため、ベンチャー企業ではありますが、経営陣の合議制による組織運営や世界展開など、大手企業のノウハウを効果的にとり入れているのが特長です。
また、資本も有名ベンチャーキャピタルの他、有望なベンチャー企業に早い段階で着目することで知られるソネット、国内トップ金融機関である日本政策投資銀行、三菱東京UFJ銀行等、有力企業からの出資により9億円以上を準備(資本金は4億8005万円)。健全で安定的な財務基盤があることで、理想的な開発環境やマーケティング、プロモーションを実現することが可能になっています。
もちろん、ベンチャーならではの個性は最も大切にされています。社名のエニグモは、「enigma(エニグマ=謎、不思議などの意味)」に由来しており、誰も考えつかなかったビジネスを世に問いたいという意欲や、生活を楽しくする遊び心を重視するスタンスを表しています。
現在稼動しているサービスが国内外で4つ。今後も毎年1つ以上の割合で新サービスをリリースしていく予定であり、新しい企画の準備、プロジェクト数本が同時並行で動いています。そのためにインターネットやWebシステムなどITのバックグラウンドを持ったメンバーもぜひ増員していきたいと考えています。
具体的なポジションとしては、「システムディレクター(サイト企画)」「テクニカルディレクター(インフラ基盤構築・運用設計)」となりますが、プログラミングや実際のシステム運用などは外部の協力会社に委託しています。主な業務はディレクション、社内と外部をつなぐ仕事となります。
エニグモのエンジニアは、技術的な仕事だけを担当するわけではありません。企画の段階からプロジェクトに参加し、マーケティングやプランニングのスタッフと一緒になってサービスの開発にも関わっていきます。もちろんリリース後も、ユーザーやクライアントの声を反映して、よりよいシステムへとバージョンアップしていくことも重要な役割です。
エニグモが手がけているのは、いずれも「世界初」のサービス。そこには非常にこだわっていますので、エンジニアの方にとっても世界初の事業を開発していくという醍醐味を十分に味わっていただけるはずです。
また、少数精鋭の企業であり、年齢に関係なく、意欲的な方には大きな仕事、幅広い仕事をお任せしていきます。ユーザーの反響がダイレクトに感じられる仕事でもあり、エンジニアとしてだけでなく、ビジネスパーソンとして大きくステップアップできる環境だと思います。社員一同、皆さんの参加を心よりお待ちしています。
誰かの真似ではなく、常にオリジナリティを追求し「世界初」にこだわる…それがエニグモの原点です。「楽しく働き、楽しく生きる」がモットーの当社には、そんな理念に共鳴したメンバーが集まっています。
これまでにリリースされているサービスは、経営陣がアイデアを出したものですが、今後は社員の発想によるサービスも積極的に開発していく予定です。現在も、新規事業開発プロジェクトが動いており、自ら立候補したメンバーがプレゼンテーションに向けて準備を進めています。
とはいっても、「世界初」のアイデアを出すことはそう簡単ではありません。昨年プレゼンした4人からは、残念ながら採用されるプランは出ませんでしたが、「どんな意見にも何らかの価値がある」という方針のもと、今日も社員たちのチャレンジは続いています。
海外からも注目される新ビジネスを4本立ち上げたエニグモは、第一段ロケットによるスタートアップに成功し、これから第二段エンジンに点火しようとしている段階ではないでしょうか。まさに日々成長していく企業のダイナミズムを肌で感じとることができる臨場感あふれる環境といえます。これは完成された大企業では絶対に味わえないものです。
また、同社では、社歴・職階を問わず、社員全員が「本当にいいサービスをつくるために」活発なディスカッションをごく日常的に行っています。役員も社員もアルバイトも同じ立場で意見を言いあえる…ということは、風通しのよい自由な社風を象徴するものですが、同時に新人だから、若手だからという甘えが許されない真剣勝負の場でもあるということを意味します。
仕事を通じて成長したい、力をあわせて世界初のビジネス創造に挑んでみたいという方にぜひご注目いただきたい企業です。