設立以来、FAセンシングのパイオニアとして常に新しい価値を創造しつづけるキーエンス。磁気、レーザー、超音波、圧力、画像処理などの多彩な技術で、人間の五感をはるかに凌ぐ様々な高性能センサを開発し、「ものづくり」の現場に革新的な自動化・効率化をもたらしてきました。
商品の約7割に「世界初」「業界初」という形容詞がつくほどの技術開発力に加え、工場を持たないファブレス体制、商品の価値を最大限に発揮するコンサルティングセールスといった独自の経営スタイルにより、抜群の収益性を実現。
08年3月度に記録した56.2%という売上高営業利益率は、実に日本の製造業平均の10倍に相当し、全上場企業の中で第2位にランキングされています。さらに30%で安全、50%で優良企業といわれる自己資本比率は92.4%。
財務諸表のあらゆる数字がキーエンスの収益性・安全性・成長性を物語っています。
もちろんその企業としての価値は経済界でも高く評価され、日本経済新聞の優良企業ランキングでは89年の上場以来毎年30位以内にランクイン。経済環境がめまぐるしく変化し、上位が激しく入れ替わる中、毎年ランクインを成し遂げているのはキーエンスを含めわずか3社しかありません。この事実からも、キーエンスがどれほど強固な企業基盤を持ち、永きにわたって安定成長を続けているかがわかるはずです。
「柔軟な発想、技術や情熱によって、独創的な商品を開発し、世の中のありようまで変えていくようなビジネスを目指す」。これはキーエンスが設立時より掲げている経営理念です。 実際に同社はこれまでにも、製造現場のありようを大きく変えてきました。独自のセンサ技術によって「人件費の削減」「不良品の撲滅」「製造時間の短縮」という生産性向上の3要素を一気に解決。製造現場の自動化・無人化を促進するだけでなく、人間特有のうっかりミスを完全に排除し、さらに人よりはるかに高速で検査することで、よりスピーディーな生産を可能にしてきたのです。
またキーエンスは「顧客の欲しいというモノは作らない」というポリシーも持っています。すでに顕在化したニーズを追っていたのでは真に役立つ商品は生み出せない、潜在的なニーズを発掘することで「世の中にない商品」を生み出し新しい市場を創造することができる、というのです。
ではなぜ「世の中にない商品」を次々につくり出せるのか。それはソフトとハードが融合する同社独自の高次元な開発環境に起因します。キーエンスには技術分野の垣根がありません。 光学系、機械系、回路系、システム系、デザイン系…。ひとつのプロジェクトに様々な分野の技術者が集い、議論を重ねて商品をつくりこんでいきます。多彩な知識やノウハウを持ち寄り、ぶつけ合うことで「これまでにない発想」を生み出しているのです。 ここでは技術者それぞれが自分の得意分野のスキルを磨きながら、同時に幅広い技術に触れることができます。さらに皆でひとつのものをつくりあげるという楽しさ・喜びがあります。こうした開発環境のもと、キーエンスからは今後も「世の中にない商品」がどんどん誕生してくるはず。
そしてその商品が少子高齢化で労働人口が減少の一途をたどる日本、グローバル競争のさらなる激化が予想される日本の製造業に改革をもたらし、まさにこれからの「世の中のありよう」を変えていくに違いありません。
議論の中ではポジション・キャリア・年齢よりも、論理性・合理性を優先する。そこに若い人の知恵と活力がうまれ、活かされる。そう考えるキーエンスは、社員が自らの能力を主体的に開花させることのできるオープンで合理的な風土づくりに全力を注いでいます。 「社内公募制度」では、いずれかのセクションで人材が必要になった際に社内募集をかけ、応募者の中から最もふさわしい人を選考。社員の希望・意欲を最大限に尊重しながら、適材適所の異動を実現しています。 さらに「CDP(Career Development Program)」という制度で、所属籍はそのままで一定期間ほかのセクションへ移ることも可能。多彩な業務を経験することで社員の能力開発を促します。
だからこそ自己啓発意欲・向上心の高い社員が多く、そんな社員たちが互いに切磋琢磨、刺激し合うことで、社員と企業が共に成長していくという好循環が生まれるのです。本当に楽しいと思えることは、自然に時間を忘れ、熱中するもの。キーエンスでは多くのエンジニアたちが、夢中になって「モノづくり」を楽しんでいます。
エンジニアにとって、同社の魅力は大きく3点あります。
例えば今をときめくデジタル家電や新型自動車の開発・製造には不可欠な商品がキーエンスには多く存在します。そういった様々な分野で活躍する最先端の技術課題・新商品開発と向き合いソリューション提供できるのもキーエンスの魅力のひとつではないでしょうか。
ハードとソフト、製造と開発の間で垣根を感じているエンジニアの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。キーエンスで働くエンジニアは、ハードとソフト双方の開発者同士が互いを尊重し開発に取り組むため、そのような垣根は感じないといいます。今まではソフトオンリーだった方でも、ハードに触れる機会もあり、技術領域の幅を広げることが可能です。「ものづくりを一気通貫でできる」環境がキーエンスにはあります。エンジニアの方にとって働きやすく、やりがいを感じられる環境と言えるでしょう。
平均年収1,397万円(2007年度実績)を実現。※平均年齢 32.0歳
大阪本社の為、関西のイメージが強いキーエンスですが、関東にも東京研究所(台場)があり、多くのエンジニアが活躍しています。
ご興味のある方はぜひお問い合わせ下さい!