転職×天職 > 注目企業採用情報 > 株式会社マネースクウェア・ジャパン
FX(外国為替証拠金取引)が個人でも取引されるようになったのは今から約10年前。日本版金融ビッグバンの改正外為法が実施された1998年です。その後、2005年に金融先物取引法が改正。FX会社が登録制になって以来、徐々に一般投資家の間でFXの認知度が高まっていきました。
マネースクウェア・ジャパンが誕生したのはその3年前の2002年10月。FX業界自体がまだ黎明期にあり、新規参入や淘汰される同業他社も少なくない中、同社は創業当初から「富裕層を顧客ターゲットとしたFXの推奨」という趣旨を掲げ、投資においても「長期的な視点での資産運用」というスタンスの推奨を、今日まで一貫して続けている企業です。
どちらかといえば「小口化」および「手数料無料」が時代の潮流となっているFX業界にあって、同社は創業以来の「FXは短期売買よりも長期運用に適した金融商品である」という企業姿勢から、ロングライフFXの実現へ向けた「M2Jプレミアム」と「M2Jダイレクト」の2つの取引口座を用意しています。
特に取引開始預託金が200万円以上からの「M2Jプレミアム」では、長期運用での安定したパフォーマンスの実現に向けた上質なコンサルティングが受けられるサポート体制もあり、「投資家も一緒に学びながら」高いパフォーマンスを追及できる体制が整備されているところも、同社の特徴と言えます。
創業以来続けている「富裕層」「長期投資」「上質なコンサルティング」という同社のこだわりや企業姿勢も、決して低額ではない資産の運用先として選ばれる理由の一つであり、今や投資家の間では同社に対する一つのブランドイメージとしても定着しています。
そして、それはまた同社への入社を希望される求職者へ向けたメッセージでもあり、実際、「富裕層を顧客ターゲットとしたFXの推奨」「長期投資のスタンスで顧客からの信頼を得る」という趣旨に共感して応募するケースも少なくないようです。
現在、百数十社もあるFX会社。まだまだ若い業界ゆえに未整備の領域もあり、今後は企業として、よりクリーンで透明性の高さなどにも投資家の視線が注がれると思われます。
そこで問われるのが企業としての「財務基盤」や「内部管理」の脆弱性です。上場会社であり、親会社等の干渉を受けない独立系の同社の「強み」はそこにもあり、その評価と優位性は、今後ますます高っていくでしょう。
同社の主な部署は、直接的な顧客対応の「カスタマー事業部」、トレーダー等の「市場業務部」、広報・調査関係を扱う「総合企画部」、バックオフィスの一括管理を行う「業務管理部」、そして「システム管理部」の5つ。
現在では、FXはもちろん、保険業界や証券業界のスペシャリストなど総勢63名(2008年3月末現在)の同社ですが、創業時は20名でスタートしました。売上、規模共に成長した今でも、創業当時からの、一人ひとりが幅広い業務に携わり会社を創っていくというベンチャースピリットは健在です。
例えば先の5つの部署間でも、日常的に情報交換、相互提案を行っています。また、それは経営層と現場との間でも同様であり、現場の声が経営陣に響きやすいという環境も、同社の創業以来の社風として受け継がれています。
「もともと少ない人数で大きな利益を上げ、その利益の一部を社員で分配していこうという考えからスタートしてきましたので、その意味では社員がやりがいを感じられるいい意味でのベンチャースピリットは今に受け継がれていると思います」
(業務管理部・渡邊悟 部長)
同社ではあえて業界未経験者の採用にこだわりを持っています。
同業他社の経験者よりも未経験者にこだわる理由はどこにあるのでしょう?
「金融経験や同業他社での経験者であった場合、どうしても前職での知識なり、習慣を持ったまま、当社に移られるケースも少なくありません。実際、FX会社の扱っている金融商品や仕事の環境も似たような雰囲気ですから、なかなかその会社のルールに対して頭の切り替えがスムーズに行かないということも多々あります。ならば、最初からキャリアチェンジを目指されているような業界未経験者の方が、当社のルールで一から学び、仕事を始められた方が環境にも馴染みやすいと考えています」
(同・渡邊悟 部長)
具体的には、例えばFXの投資家が評価損額を抱えてしまった場合でも、そのサポート対応のルールはFX会社によって微妙に違うのが実情です。
同社の場合は投資家の評価損額が30%を超えた時点でマージンコール(※1)をし、「新たな資金の増額」、あるいは「ポジションの一部決済」の判断を仰ぐという制度設定をしています。しかし、同業他社ではそうしたマージンコールという制度を採らずに、いきなり自動ロスカット(※2)という制度のみで対応しているところもあります。
FX会社の間でもそうした細かいルールの違いがあるため、同業他社からの転職の場合、顧客との対応の中で、つい前職でのルールと混同されてしまうといった不安要因も、あえて同社が業界「未経験者」の採用にこだわりを見せる理由の一つです。
現在、同社で働いている中堅社員の多くは入社2~3年組。もちろん、ほとんどは業界未経験者です。それだけの短期間で一人前のカスタマー事業部の営業人員、あるいはトレーダーを育て上げられる社内の教育環境は、各部署に配属された、業界のスペシャリストである先輩社員の存在を抜きには語れません。
同社では中途採用者全員共通の、一週間の研修やOJTを経た後にカスタマー事業部や市場業務部などに配属され、現場の先輩社員と行動を共にしながら、業務内容を一つ一つ現場で身に付けるスタイルを採っています。
前述のように、同社には保険業界や証券業界での経験豊富なスペシャリストが揃っています。しかし、そもそも独立系FX会社である同社でなぜ、そうした保険業界や証券業界のスペシャリストが必要なのでしょうか?
それはFXの投資では為替などの金融業界はもちろん、国内外の経済動向などの知識とアンテナが求められるということ。さらに、たとえFX専門の金融会社であっても、投資家である顧客自身は、株式や先物取引といった他の金融商品への投資を平行して行っているケースも多く、特に顧客接点のあるカスタマー事業部などでは、そうした他の金融商品での相談を受ける機会も少なくないからです。
実際、カスタマー事業部を例に挙げれば、そうしたスペシャリストの先輩社員の顧客とのやりとりから営業活動はもちろん、金融業界や相場のレクチャー、さらに仕事に役立つ新聞の読み方に至るまで、細かいアドバイスを手取り足取りレクチャーしてもらえる環境や条件が揃っています。
「勉強をすればするだけ知識が深まりますから、顧客との会話にも深みが増してきます。そうなれば当然、安心感や信頼感のある関係も構築され、それに伴い自分の顧客も増えてきます。それは直接的には顧客接点のないトレーダー職でも同様で、信頼感が増せば取引量の許容範囲がどんどん広がっていきます」
(同・渡邊悟 部長)
そうした「顧客の信頼を勝ち取る」ことが現場で働く人間のモチベーションにつながる社内体制は、未経験者の育成に定評のある同社の財産であると同時に、今後の躍進へ向けての原動力になりそうです。
FX業界の中でも数少ない上場企業であり、優良企業であるにもかかわらず、創業以来、ベンチャースピリットの部分を決して忘れずに大事に残していきたいという企業姿勢がとても印象的でした。
「これからFX業界にキャリアチェンジを図りたい!」「でも、金融の知識もないし、業界未経験だから・・・」などの不安も、同社ではむしろポジティブな材料です。
「これからFXなどの金融の勉強をしたい!」「短期間で顧客に信頼されるプロになりたい!」というチャレンジ精神があり、積極的に活動してみたいという意欲のある方には、魅力的な会社です。