国際的な競合が激化する製薬業界。新薬の開発に関してはICHによって、世界三大市場である日米欧の三極体制を有することが、圧倒的な優位性をもたらすものになっています。
また、2010年を皮切りに『新薬の特許切れ』が始まると言われています。国の施策として「ジェネリック医薬品」が推進され、新薬メーカーは、特許切れ新薬により売上げ減少といった状況に陥ることが予想され、新薬開発効率の向上が大きな課題となっています。外資系企業の参入やM&Aなど、業界再編の嵐が続いている製薬業界ですが産業としてのスケールは大きく、次代のリーディング産業としてさらなる成長が期待されています。
製薬企業は、大別すると医療用医薬品メーカーと大衆薬メーカーに分けられ、前者は病院・診療所などで使われる医薬品を製造するメーカーで、基本的に新薬の研究開発から生産・販売までを一貫して行っています。対して大衆薬メーカーとは、いわゆる家庭での薬を製造しているメーカーのことです。日本の医薬品市場は世界第2の規模ですが、その多くは医療用医薬品によって占められています。
食品や化学、酒などの他業界からの参入が多いのも、この業界の特徴のひとつといえます。
大塚製薬株式会社
ポカリスエットやカロリーメイトで有名な同社ですが、1921年創業時は、小さな化学原料メーカーとして出発。戦後の医薬品事業への参入、栄養ドリンクなど消費者関連事業への拡大、1971年より医薬品の分野で製品の自社開発を開始。いまでは「医療関連事業」と「消費者関連事業」を二本柱とする独自の経営スタイルを確立しています。
大塚製薬株式会社についての詳細はこちらヤンセンファーマ株式会社
ヤンセンファーマ株式会社は世界規模で有名なJ&Jグループの企業ですが、他社とは一線を画したスピード感を持って取り組んでおります。「自分で意見を発信して、会社を動かしたい」「常識にとらわれず、新しいものをつくりたい」…そういった希望をお持ちの方には、ぜひご注目いただきたい企業です。
ヤンセンファーマ株式会社についての詳細はこちら日本イーライリリー株式会社
本拠は米国・インディアナポリス。設立以来130年にわたり高品質な医薬品を開発し、世界143ヵ国に提供するグローバル企業、イーライリリー・アンド・カンパニー。「日本イーライリリー」はその日本法人です。
日本イーライリリー株式会社についての詳細はこちらサノフィ・アベンティス株式会社
サノフィ・アベンティスは世界をリードする製薬企業として、日夜進歩するヘルスケア分野に取り組んでいます。同社は2004年度純売上高(試算ベース)で 254億1,800万ユーロ(単純前年度比10.0%増)を達成、また世界で約10万人の社員を擁し、ヨーロッパで第1位、世界第3位に数えられる製薬企業です。
サノフィ・アベンティス株式会社についての詳細はこちら大鵬薬品工業株式会社
創業より売り上げ・利益・人員規模・設備規模の成長は、いずれをとってもめざましく、ほとんど停滞期のない「エクセレントカンパニー」として評価されています。身近なヘルスケア商品から、医療の分野ではがん治療薬まで、幅広く取り扱っている優良企業です。
大鵬薬品工業株式会社についての詳細はこちら小林製薬株式会社
「ブルーレット」「消臭元」「のどぬーるスプレー」「アイボン」「熱さまシート」「トイレその後に」「ポット洗浄中」…。小林製薬の製品はいまや日本の家庭にすっかり浸透し、私たちの暮らしに欠かせないものばかり。使用方法・効能が一目でわかるユニークなネーミングやテレビCMでもおなじみです。
小林製薬株式会社についての詳細はこちら参天製薬株式会社
医療用眼科薬ではトップシェアを誇る参天製薬。目薬といえば「参天」と言われるほど有名ですが、歴史のある日系企業のいいところと、新しいことにチャレンジする自由で風通しのよい社風を併せ持った会社です。
参天製薬株式会社についての詳細はこちら日本アルコン株式会社
眼科という専門分野に特化し、世界レベルの信頼性の高い製品を提供できるのが日本アルコンの魅力です。 また、待遇面でも、前職から年収アップでの転職に成功された方が比較的多いのが特色です。専門分野のスキルを磨きながら、それに見合った条件を得られるのも大きなやりがいにつながるのではないでしょうか。
日本アルコン株式会社についての詳細はこちら大洋薬品工業株式会社
ジェネリック医薬品の国内トップメーカーであり、取扱い取扱品目も国内最大数。独自性に富んだ戦略を実現した企業に贈られる「ポーター賞」や、製薬関連施設の中から最先端の技術を用い、模範的な製造設備を持つ医薬品工場に贈られる「ファシリティ・オブ・ジ・イヤー・アワード賞」など数々の受賞歴を誇ります。
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