三菱重工業株式会社の転職・求人特集

日本が世界に誇る「ものづくり」。製造業の充実こそが、まさに日本経済を支えているといっても過言ではないでしょう。その製造業の中でも、エネルギー、輸送機器、環境関連などの分野をリードしているのが三菱重工業株式会社です。

創業は1884年（明治17年）。長崎造船所での造船の開始を手始めに、重機、航空機、鉄道車両…と事業分野を拡大してきました。現在では、船舶・海洋機器、発電プラント、環境装置、航空・宇宙機器、ターボチャージャ（過給機）…など、700種以上に及ぶ製品を展開する世界に類のない総合機器メーカーに発展。

また、売上高（3兆685億400万円/2006年度実績）に占める海外の割合が40％を超えるなど、国内はもとより世界各地で、多くの産業や人々の生活を支えるグローバル企業となっています。

業績も非常に好調で、連結売上高は対前年比10％アップ。営業利益（1089億1200万円・対前年34.8％アップ）、経常利益（830億4800万円・対前年比39.3％アップ）ともに大幅な伸びを記録しました。

これまで、「重厚長大」といわれる分野をほぼカバーしてきた同社ですが、近年の厳しい国際競争を勝ち抜くために、エネルギー、航空・宇宙、車両・エンジン…といった未来志向の伸張分野に経営資源を集中投下しはじめています。

具体的には、世界的な電力需要の高まりと地球温暖化防止など環境対策のバランスの取れる技術として、高効率ガスタービンやIGCC（石炭ガス化複合発電）、原子力発電プラント、自然エネルギーを活用する風車（風力発電）や太陽電池などへの注力。

また、航空分野では、ボーイング社の最新型機（B787 ドリームライナー）では、新型複合材を用いた主翼の開発・製造を担当したことも話題になりました。さらに、ターボチャージャやドバイなど海外都市における新交通システムなどが注目されています。

地球的な規模で、未来を拓く技術をつくりだしておきたいという同社の思いは、「Dramatic Technologies 〜この星に、たしかな未来を〜」というメッセージに集約されています。

現在、三菱重工業では大規模な中途採用を推進しています。以前は新卒採用の割合が高かった同社ですが、いわゆる団塊の世代の大量退職などに対応し、また現在注力している成長分野の人材強化という目的もあって、この数年、中途採用の枠を大幅に増やしています。2007年度だけでも、およそ600名の中途採用が計画されているのです。

中心になるのは、やはりエンジニアの募集で、機械、電気、制御、材料、化学、IT…などあらゆる分野のバックグラウンド、経験を生かせるチャンスがあります。

もちろん、航空工学や宇宙工学、原子力…といった専門に特化した技術者や、生産技術、品質管理、品質保証、生産管理など製造系の経験者にも大きな期待が集まっています。

大規模なプロジェクトを動かしてみたい、世界レベル・地球レベルのスケールの仕事に取り組んでみたい…という方には、まさに手応え十分の環境といえるでしょう。三菱重工業は、それら大型プロジェクトの中心に立っての旗振り役になることが多く、数多くの社内外、国内外のビジネスパートナーと協働することになります。周囲とコミュニケーションを取りながら、大きな目標に向かっていくことが求められています。

また、営業・海外営業、購買・調達、ロジスティックス、管理部門…などの各ポジションも強化が図られています。

三菱重工業では、航空・宇宙事業は愛知、エネルギー関連は兵庫、長崎、ターボチャージャは神奈川…など、事業ごとに拠点を持ち、人員を集中的に配置しています。

そのため、技術系の社員に関していえば、転勤の可能性が比較的低いのが特色であり、長期プロジェクトにもじっくり取り組める環境となっています。

また、社宅・寮なども完備しており、福利厚生や勤務条件に関していえば、日系大手メーカーの良さを十分に感じていただける内容となっています。

もちろん、中途入社によるハンディは一切ありません。すでに多くの方が中途入社で活躍しており、歴史ある三菱重工業に新しい風を吹き込んでいます。