転職×天職 > 注目企業採用情報 > 株式会社みずほトラストシステムズ
日本を代表する金融グループ「みずほフィナンシャルグループ」。その中核企業の一つである「みずほ信託銀行」のシステムを支えている唯一のシステム会社が株式会社みずほトラストシステムズです。
膨大な取引のほとんどがコンピュータのシステム上で行われている現代の金融業界。そのため金融各社はシステム専門のグループ会社を持っているケースが多くみられます。みずほトラストシステムズも、みずほ信託銀行の直系出資会社であり、まさに同行のシステム部門にあたるといっていい企業です。事業内容としてはシステムの開発から運用・保守までを専門に行うSIerとなりますが、位置づけとしてはユーザー系といってもよい企業です。
同社の開発領域は、勘定系・情報系システム、資産管理システム、 資産流動化システム、年金関連システム…など。いずれも数兆円という資金、資産を管理する大規模なシステムです。また、開発するだけでなくその後の運用・保守まで責任を持って行っています。
資産管理、資産運用を主業務とする信託銀行のビジネスをすべて網羅するほか、ここで培われた技術力、ノウハウをベースに共済年金システム、あるいは共済組合の基幹システムなど公共法人、地方公共団体のシステム開発も受託しています。実は、同社はこの分野でもリーディングカンパニーとして知られる存在となっています。
金融システムの開発には、複雑な金融業務の知識が欠かせないうえ、大切な顧客の資産を扱うという性質からも一つのミスも許されない高度な信頼性が要求されます。銀行などのシステムに障害があると、それがニュースになるほど社会的な責任の重い仕事ですが、それだけエンジニアとして大きく成長できる環境であるともいえるでしょう。
現在、みずほトラストシステムズでは、サブリーダーからリーダークラスの業務を担当できるエンジニアを意欲的に募集しています。ご存知かもしれませんが、1990年代のバブル崩壊とそれに続く金融不況の時期に、各金融機関、グループ会社ともに採用抑制を続けた時期がありました。
そのため、現在30代前後の中堅社員がやや少ないという組織構成になっている企業が多くみられます。みずほトラストシステムズでも、この層が組織の中心になって活躍する年代を迎え、積極的に強化する方針を打ち出しています。
そのため、募集対象となっているのは、7~8年以上のエンジニアとしての実務経験者の方。できれば金融関連システムの開発経験をお持ちの方をリーダーとして迎えたいという意向です。
また、この層に続くサブリーダークラスにも大いに可能性があります。エンジニアとしての実務経験5年以上の方であれば、金融システムの開発経験がないという方も入社後の研修で育成していく体制があります。現在募集中の人材は、いずれもリーダーを経て、将来は上流工程から関わるプロジェクトマネージャーとして活躍していただく候補と位置づけられています。
同社では「階層研修」「技術・業務研修」といった研修や公的資格取得奨励制度を設け、各社員の潜在能力を引き出すプログラムを作成しています。特に技術職は、1級から4級、さらに専門職となるスペシャリスト、シニア・スペシャリスト、プロフェッショナル…とレベルに応じたトレーニングが受けられるようになっています。
システム開発という業務に対して、長時間勤務というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。業界経験者の方は、自ら体験されたという方も多いことでしょう。
しかし、みずほトラストシステムズは、エンジニアが長期勤務でき、ステップアップしていける環境の整備にもとても力を入れています。まず長時間勤務にメスを入れることで、労働環境の改善に成功。実際、同社の月間平均残業時間は約30時間となりました。
無理をしなくても、20時頃には退社される方も多く、これによって日中はより集中して業務に当たれるという好循環を生んでいます。
また、同社は女性が多く活躍している企業でもあります(全社員に占める割合は25%)。産休・育休の制度は既婚女性の多くが取得しており、結婚や出産で離職する人が少ないのが特徴です。保育園などへの送り迎えなども、フレックスタイム制度(コアタイム13:30~15:30)を活用することで業務に支障をきたすことなくできるようになっています。
加えて社会的に注目されている男性の育休取得なども、同社ではすでに事例があるなど、全社的な理解と取り組みが定着しています。
ほかにも、企業年金や住宅手当など福利厚生が充実しており、生活の心配なく仕事に打ち込める環境となっています。定年退職まで勤める人も珍しくないなど、一般的なIT企業のイメージとは一味違う風土があるといえるのではないでしょうか。
同社は、形態的にはSIerですが、実質的にはユーザー企業のシステム部門といってもよいのではないかと思います。上流から関われる業務、育成に力を入れている点、働きやすい環境整備…など、「ユーザー企業で働きたい」というエンジニアの方の希望に応える条件が多々あります。
以下のような視点で転職をお考えの方にはぜひご注目いただきたいと思います。
■専門性の高い開発に携わりたい
■将来はプロジェクトマネージャーとして大規模なシステムを担当したい
■ゆとりのある勤務環境で働きたい
■出産・育児休暇制度が整った会社で働きたい
■大手関連の企業を希望している
■一次請けの業務で上流工程から関わりたい
■金融系の開発経験を生かしたい