転職×天職 > 注目企業採用情報 > MICメディカル株式会社
新薬開発のプロセスとして重要な臨床試験(治験)で、大きな役割を果たしているのが、「CRO(臨床試験受託機関)」です。従来は、製薬会社が独自で治験を行うことが一般的でしたが、治験の効率化、スピードアップのため、専門機関であるCROへの委託がこの10年ほどで急速に普及してきました。MICメディカルは、医薬品および医療機器のトータルサポートCROとして、代表的な企業の一つです。同社では、治験の中心となるモニタリング業務を担当するCRA(モニター)を募集しています。 医療系の資格をお持ちの方、または医薬・医療の業界で働いている方なら、CRAについてもある程度はご存知かもしれません。その仕事内容を改めて説明しますと、治験を行う医療機関への依頼、契約、治験薬の交付・回収、進行状況の確認、報告書の作成などが主な業務となります。多くの医療機関や関係者と接触し、折衝・打ち合わせ・説明など、かなりの割合で対外的な業務をこなすポジションです。相手のある仕事ですので精神的にもタフさが要求されますし、出張(場合により宿泊を伴う)や残業などにも対応することになります。 決してラクな仕事ではありませんが、開発に携わった医薬品が多くの人の生命を救ったり、チームの一員として目的に向かって進むという、大きなやりがいを感じることができる仕事でもあります。CRAの仕事は、治験業務の中心でもありますので、この経験を入り口にして、医薬品開発のさらに違った職種にステップアップしていくことも可能です。「医薬・医療系の資格を活かし、開発の仕事にキャリアアップしたい」という方から、とても注目されている仕事です。
MICメディカルでは、CRC(治験コーディネーター)やQC(品質管理)など治験関係の業務経験をお持ちの方はもとより、経験がないという方にも広く門戸を開いています。薬剤師、看護師、MR有資格者、臨床検査技師といった医薬・医療関係の資格をお持ちの方であれば、入社後にしっかりした導入教育がありますので、心配はいりません。 具体的には、入社後研修を1〜2ヶ月に渡って実施(総研修時間150〜200時間)。知識だけでなく、外部の方とのコミュニケーションをとるためのビジネスマナー、話し方・聞き方などのトレーニング、プレゼンテーション技術、パソコンなどのOA研修、報告書の作成に欠かせない文書作成技術なども学びます。看護師や調剤薬局勤務だった方など、これまで営業や外部折衝などの経験がない…という方も、この期間で十分に基礎を身につけることができるようになっています。
また、研修は一方通行の講義ではなく、受講者自身が資料を作成し発表する形式。アドバイザーや既にCRAとして活動している先輩社員が直接指導し、質問にも答えます。MICメディカルでは、実践を想定した教育研修が行われています。
MICメディカルでは、全社員の6割近くが女性。CRAに限れば約7割となります。それだけに、女性が働きやすい勤務環境や制度が整えられています。残業は、担当するプロジェクトによって差がありますが、平均すれば月間約30時間。また、産休や育休の制度も完備しています。制度があっても実際には使いにくいという話もよく聞きますが、MICメディカルでは多くの社員が実際に制度を利用し、その後復職して活躍しています。
未経験の仕事にチャレンジする場合、周囲がどれだけ応援してくれるのかが重要。その点、MICメディカルは教育研修が充実しているだけでなく、社風がアットホームだというところも注目したいポイントです。新しい仕事で緊張している時、社内に帰ってきたらホッとできるというのは大切なことではないでしょうか。名前は上下関係なく「さん」づけで呼び合っていますし、社内には多くのサークルがあって楽しい雰囲気があります。また、会社の近所のお店を使ってのコミュニケーション(飲み会など)にも会社から補助が出たりするようです。医薬品開発の分野にこれからキャリアアップを…とお考えの方には、とてもお勧めできる会社です。 また、2006年7月からは、がん領域専門の受託部署を新しく設立。医師主導型の臨床試験など難易度の高い臨床開発にも取り組み、最先端の治験を経験できる環境にも注目したいところです。