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業界に先駆けてオブジェクト指向の技術に着目し、「UML」の普及にも尽力 全社員の3割を占める中途入社社員の志向に応える、キャリア開発体制も充実

株式会社オージス総研

UMLの普及による「ソフトウェア開発の標準化」の立役者

オブジェクト指向/UMLモデリング
技術を導入
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現代の大規模システム開発に不可欠といわれるオブジェクト指向技術。ソフトウェア開発の生産性と品質を飛躍的に向上させるIT業界のコアテクノロジーの一つとなっています。このオブジェクト指向技術のわが国におけるパイオニアとして知られている企業が株式会社オージス総研です。

1980年代末、日本ではまだオブジェクト指向という言葉すらあまり知られていなかった当時から、同社はこの技術の将来性に着目してきました。1990年代に入るとすぐに、米国・シリコンバレーに研究拠点を開設し、そこで取り入れた最新技術を日本のシステム開発の現場で活用してきました。数々の大手企業の大規模システムを手がける中で、オージス総研のオブジェクト指向技術はさらに磨かれていったのです。

同社は、わが国におけるオブジェクト指向技術のリーディングカンパニーとして、その普及や改良の面でもリーダーシップを発揮しています。その一つの例が、国際標準モデリング言語「UML」の推進でしょう。

UMLは、従来乱立していたモデルの描き方を統一、標準化したもので1997年に標準表記法として採用されたものです。オージス総研は、その翌年(1998年)には、いち早くUML技術者認定制度を創設するなど、UMLの普及に向けた取り組みをスタートさせました。同制度は2003年より特定非営利活動法人「UMLモデリング推進協議会」に移行し、現在UMLはモデル表記法のデファクトスタンダードの地位を確立しています。

最新の技術情報、さらには同技術に精通した先輩や同僚に恵まれるオージス総研の環境は、オブジェクト指向によるシステム開発をめざすエンジニアにとっては、まさに理想的な職場といえるのではないでしょうか。

基幹システムの提供に留まらず、高い技術力から導き出すコンサルティング分野でも厚い信頼

オージス総研本社

オージス総研は、もともとは大阪ガスの情報部門としてスタートし、現在も大阪ガス100%出資企業となっています。都市ガスは社会のインフラを支える産業であり、そのシステムには高い完成度が要求されます。ミッション・クリティカルなこの分野での長い開発の歴史が、現在のオージス総研の高度な技術力の裏づけになっています。

大規模システムへの対応力、そしてオブジェクト指向技術導入による高い信頼性…などによって、オージス総研は大阪ガスグループ以外のプロジェクトも多数受注しています。現在では、売上高に占める大阪ガスグループ以外の割合は60%にも達しています。

外部顧客の大半は金融機関や大手メーカーといった日本の代表的な大企業です。同社では、その経営課題や情報化ニーズを解決するためのコンサルティングから、情報システム戦略の立案、システム設計、開発、運用、管理…と上流から下流までのすべてに対してソリューションを提供しています。具体的には、基幹システムをはじめ、ERPやCRMの導入、Web、UMLビジネスモデリング、組み込み開発まで幅広いフィールドをカバーします。

近年では、上流工程~コンサルティングの分野での評価が高まっており、特にオブジェクト指向の分野では、他社開発システムのパフォーマンスが十分でない場合などに、その原因の分析や解決方法の提案などを求められることも珍しくありません。国内トップクラスの技術集団と目されているからこその依頼といえるのではないでしょうか。

大阪ガスグループの安定性を活かし、最先端技術へ積極的な取り組み

自己啓発を推奨する風土

オージス総研は、大阪ガスグループのなかでも、特にチャレンジングな取り組みを行なってきた企業です。冒頭で述べたオブジェクト指向技術への早い段階からの挑戦や、近年でもマッピングシステムや音声認識システム、自動翻訳システムの実用化…など、先端技術への積極的な関わりが目立ちます。

しかし、実はこうした実験的な技術への取り組みは、安定企業だからこそできたともいえます。先端技術への挑戦には、人材を計画的に育成することや、思い切った投資なども必要になるからです。エンジニアが本当にやりたい仕事をしていくためには会社のバックアップは欠かせません。そういう意味でも、オージス総研は「エンジニアがやりたい仕事をできる環境」が間違いなくある企業といえるでしょう。

全体の30%が中途入社社員。離職率を3%に留めるキャリア開発体制

研修例
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オージス総研で活躍する社員は約1200名。その大半がコンサルタント、SE、ソリューション営業といったITのスペシャリストです。

同社では高度なソリューションを実現するためにさまざまな人材を必要としており、そのため一人一人に最適なキャリアパスを設定し、キャリア開発を支援しています。将来、開発/構築系のエンジニアをめざすのか、あるいはプロジェクトマネージャーなのか、コンサルタントなのか。それぞれが希望する未来を実現するためには何が必要かを体系化し、明確なキャリアビジョンを描きながら働ける体制をつくっています。もちろん、足りない部分を補うための研修(ラーニングサービス)や自己啓発などにも手厚い投資を行なっています。

また、同社に中途採用で入社した社員は全体の約30%となっています。離職率は3%となっており、IT系の業界としてはかなり低いといえるでしょう。

担当コンサルタントのコメント

オブジェクト指向技術やUMLなどの技術をさらに磨きたいエンジニアの方、あるいはそれらの技術を使った大規模システム開発に取り組んでみたい方には、是非ご注目いただきたい企業です。日本で同分野を代表する企業であるオージス総研には、最先端の技術に触れるチャンスが大いにあります。

また、比較的社会人キャリアの浅い方でもjavaや.NETなど、オブジェクト指向言語での開発経験を3年程度お持ちの方でしたら、ご紹介の可能性もございます。

  • これまでオブジェクト指向での経験を積んできたが、もっと深く関わってみたい
  • オブジェクト指向の分かるITコンサルタントを目指している
  • オブジェクト指向で、より大規模なシステム・より大企業のプロジェクトで経験を積みたい

こういった視点でキャリアアップをお考えの方は、お気軽にお問合せください。

(更新日 2008/08/01 )