転職×天職 > 注目企業採用情報 > 住友精密工業株式会社
住友精密工業を代表する製品「航空機用プロペラ」は現在、国内シェア100%。
つまりこの分野では日本で唯一のメーカーということになります。実は第2次世界大戦中、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)などに使用された新素材・ジュラルミンを開発したのが住友金属工業。
その航空機器事業を継承し、設立されたのが住友精密工業なのです。同社は「飛行機用脚部品」でも同シェア90%。今では大型旅客機、自衛隊機まで、さまざまな航空機の機器を開発する一方、宇宙開発やリニアモーターカーなどの開発にも貢献しています。
さらに航空機で培った熱制御や油圧の技術を発展させ、産業・環境・エネルギーといった分野へ事業領域を拡大。航空宇宙機器と合わせたこれらの事業が同社の中核となっています。詳細は以下となります。
同社は近年、その技術をさらに発展・進化させ、先端分野の事業へも進出を果たしています。例えば数年前、米国で世紀の大発明として話題となった「セグウェイ」。
住友精密工業はその心臓部、乗った人がどの方向へどれだけ進もうとしているかを検知する「振動ジャイロ」を開発しました。さらに二足歩行ロボットや犬型ロボットの動きを支える「3軸加速センサ」や、液晶ディスプレイの製造工程にも、同社の技術が活かされています。
またMEMS(微小電気機械システム)の分野では米国のMEMS製造装置メーカー「プライマックス社」を買収・子会社化。全世界で用途が多様化しているMEMS技術の発展に貢献し、幅広いソリューションを実現しています。
こちらの詳細は以下です。
「上司が部下にあまり口出ししない」
「自由に働ける」
「自分を鍛えるためには絶好の環境」…。
これらは職場環境に関する実際の社員の声です。
住友精密工業には「与えられた仕事をこなすだけ」というタイプの人材は見当たりません。受注生産が基本の同社では、顧客のニーズを掘り起こすことや新しい技術・ユニークな製品を創り出すことが社員一人ひとりの役目。「自らが仕事を創造する」という姿が一般的な社員像なのです。
ひとつのプロジェクトにたくさんの人が関わるのも同社の特長で、社員間のコミュニケーションは良好。社内の風通しもよく、入社後数年で大きなプロジェクトを任されることも珍しくありません。誰もが自分の能力を最大限に発揮し、主体的に仕事に取り組める。
若くして豊富な経験を積み、高い能力を身につけられる。そんな風土がしっかりと息づいています。
驚くことに会社のなかに「銭湯」まである住友精密工業。ちょっとしたコミュニケーションやリフレッシュの場として社員にも好評です。また野球・テニス・書道・器楽といったクラブ・サークル活動も活発で、スキー・野球大会・夏祭り・職場対抗スポーツ大会などのイベントも多彩。
自由で柔軟な社風のもと、社員がのびのび活躍できる環境が、次々と新技術を生み出す同社の原動力になっているようです。
製造業でも数少ない、「航空技術」に取り組める関西本社の優良企業です。
採用活動は積極的で、新卒採用活動などは、業界や社名のイメージとは異なった、実際の社内の「自由な雰囲気」が伝わる大変興味深い会社です。
そんな同社は、基盤が安定していて、且つ、個人の裁量も大きい組織で仕事に専念したいとお考えの方には最適な企業であると言えます。