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積極的な大型投資で店舗網をリニューアル中 百貨店業界のリーディングカンパニー

株式会社高島屋

(取材日 2007/08/27 )

新成長戦略を描く、髙島屋グループ長期プラン

百貨店業界を代表する企業、それが高島屋です。関東と関西の大都市を中心に、国内20店舗、海外3店舗を展開。その他に通販事業、法人事業、ディベロッパー事業(ショッピングセンター:SCの開発・運営)、商品事業、カード事業、人材派遣事業…など、全体で26社(うち海外5社)の企業グループを形成し、連結営業収益は1兆427億円(2008年2月実績)に達します。この売上高は百貨店業界で最大。また、経常利益も420億円(同期)にのぼります。

好調な業績の背景には、積極的な大型投資や店舗網の強化などが挙げられます。現在計画されているのは2005年から2011年までの7年間で、約2750億円をかけて主力店舗のリニューアルや、新規店舗の出店。すでに新宿店は改装を完了し、今後は横浜店、大阪店の再構築などが控えています。

2010年グランドオープン店
高島屋大阪店新本館

また、百貨店事業に並ぶ第二の柱(コア事業)として、SCの開発・運営にもさらに力を入れていきます。同社が手がけた代表的なSCは、「玉川髙島屋ショッピングセンター」ですが、実はこれは日本初の本格的郊外型SCでした(1969年開業)。

以来、そのノウハウをベースに多くのSC開発に取り組んできており、近年では「流山おおたかの森」「港南台グラスコート」なども注目を集めています。これらの投資で、営業収入1兆1200億円、経常利益550億円が当面の目標となっています。

もちろん、高島屋がめざしているのは、売上だけではありません。上質な生活提案を行っていく企業として果たさなくてはならない「CSR(企業の社会的責任)」についても、真剣に取り組んでいます。環境対策(リサイクル、エコ包装など)、自然災害への支援活動、社会的問題解決に向けた取り組み(飢餓と貧困の撲滅、乳がん対策のピンクリボン活動など)、ボランティア・地域活動の推進、芸術・文化への貢献、バリアフリーへの取り組み…など。社会とのよりよい共生のための活動をたえず行っています。

バイヤー、外商、SP営業など、即戦力採用を強化中

高島屋では、継続的にキャリア採用を行い、即戦力となる人材の強化を図っています。採用予定職種は、バイヤー、外商、SP営業、法人営業などとなっています。

バイヤー

リビング、服飾品、食料品などのバイヤー経験者を求めています。特に、百貨店でのバイヤー経験者の方。即戦力として活躍していただけるはずです。

外商

百貨店での外商営業の経験者の方、あるいは金融、住宅、外車など富裕層向けのリテール営業をご経験されていた方に大きなチャンスがあります。

SP営業

直接百貨店業界の経験がなくとも、広告代理店やSP代理店などで、SP商品・ノベルティなどの企画・営業をご経験された方が対象となります。

法人営業

企業ユニフォーム(制服)の提案営業です。企業ユニフォームの企画・提案経験を(百貨店、またはユニフォーム専門メーカー)を生かしていただける営業です。

経営理念「いつも、人から。」を実現する人事諸制度

高島屋の経営理念は、「いつも、人から。」。店舗も商品も、それを作り上げるのはすべて人であるという考え方を表しています。これは、顧客(お客様)に向けたサービスがそうであるのと同時に、同社で働く従業員に対しての考え方でもあります。つまり、「人を大切にすることから、いい仕事が生まれる」という企業文化を表した理念でもあるのです。

また社員一人一人が、仕事と生活の最適なバランスを実現し、ゆとりのある生活者であってほしいという考え方をベースに「ワークライフバランス」の実現に向けた仕組みや制度を整備しています。

キャリア開発においては、社員が自らのキャリアを自主的に構築できる諸制度、「自己申告制度」「オープンエントリー制度」「FA制度」「キャリア・カウンセリング制度」などがあります。また、自主的に選択して学べる様々な講座や資格取得制度がある「高島屋商い塾」などを通じてスキル開発も支援しています。

ライフスタイル支援では、「妊娠・出産・育児・介護」などについて、それぞれ休職・休暇・時差出勤・短縮勤務・復職制度などがあります。これは女性だけでなく、男性社員にも配偶者の出産などに配慮した制度が運用されています。育児休職取得後の復職率が91%と非常に高いのも特色です。

また、珍しいところでは、「ボランティア」に参加したい人のための休職・休暇、子供や孫の学校行事に参加するための「スクールイベント休暇」など、きめ細かい制度も充実しています。

担当コンサルタントのコメント

高島屋は、百貨店業界のリーディング企業ですが、いわゆる業績至上主義で売上を伸ばしてきたわけではありません。働く人を重視することで優秀な人材を集め、それによって顧客ニーズをとらえた商品や店舗を作り上げることに成功してきた企業です。

百貨店業界は、現在、大きな業界再編の波に洗われていますが、これまでのご経験を最も基盤の確かな企業で生かしていきたいという方に、ぜひともご注目いただきたいと思います。

基本的には即戦力(業界・職種経験者)採用ですが、第二新卒の方で百貨店業界で活躍してみたいという方もぜひお問い合わせ下さい。

(更新日 2008/08/01 )