金属のバリを取ったり、表面を磨く時に広く利用されている加工法が「バレル研磨」です。自動車の部品や電子部品、ゴルフのクラブヘッド、メガネフレーム、宝飾品など、様々な製品の仕上げに使われており、モノづくりに欠かせない技術となっています。
チップトンは、バレル研磨機とバレル研磨に使う研磨石までトータルに開発・製造し、バレル研磨機材のシェアは50%以上。1954年に日本で初めてバレル用研磨石と新回転バレル研磨機を開発・量産化、1961年には世界に先駆けて高速旋回式(遠心流動式)バレル研磨機を開発するなど、業界をリードする製品を次々に開発してきました。特許・実用新案は1000件(申請中も含む)を超え、研究開発型メーカーであることが、成長の原動力となっています。
名古屋市南区に本社を置き、従来は本社工場と四日市工場でバレル研磨機と研磨石の生産を行っていたが、2002年5月に2つの工場を統合して“飛島工場”を新設しました。「“飛島”の地名に馴染みが無い人も多いと思いますが、名古屋市のすぐ西隣に位置し、名古屋市内や愛知県の弥富市、三重県桑名市などからも通勤しやすい便利な立地にあります」(総務課課長 鵜飼泰広氏)飛島工場には最新の設備が導入されているのはもちろん、製造部門も設計室もスペースに余裕があり、ゆったりした環境で快適に仕事ができます。
また、年齢やキャリア・役職等に関係なく、自分の意見を言いやすい雰囲気が定着し、自分で計画を立て、自分の裁量で仕事を進めていける範囲が広いため、自発的に仕事を進めていける人にとっては恵まれた環境と言えるでしょう。
「業績好調だからこそ、今のうちに当社の将来を担う若い人材を採用したい」と、総務課の鵜飼課長。チップトンは30代の社員が多く、平均年齢は38歳くらい。10年先を見越して、部門を問わず20代の若手社員を採用したいと考えています。
「求める人材像は、職種によって様々です。機械設計やアフターメンテナンスや機械組立職などは、工業高校を出て機械の基本的な知識を持ち、25歳くらいまでであれば未経験者も歓迎します。コンパウンドの開発は化学系の知識を持った方。界面活性剤の知識・経験があればベターです。セラミックス・研磨石の製品開発は窯業の知識を持った方がいいですね。海外営業は英語が必須条件になります。
どの職種も、知識・経験・ポテンシャルを総合的に判断し、人物本位の選考を行います。当社では機械の設計や研磨石・コンパウンドの開発から製造まで幅広くやっていますから、意欲があればいろんなことに挑戦することが可能です。だから、何でも吸収していく素直さを持った人材が活躍しているようです」
担当コンサルタント
伊藤 絢子
バレル研磨のリーディングカンパニーであるチップトンは、機械から研磨のための材料まで幅広く自社で開発・製造しています。だからこそ、研磨に関するノウハウもトップクラス。
お客様のバレル研磨に関わるご要望に対しては、どこよりもスピーディーに最適なソリューションを提供できるという自信を持っており、それを実現させています。堅実に安定成長しているメーカーで派手さはありませんが、地元で腰を据えて働きたい方には、ぜひおすすめしたい企業です。
株式会社チップトン | |||
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設立 | 1939年7月 | 資本金 | 2億1000万円 |
売上高 | 36.8億円(2007年3月実績) | 従業員数 | 150名(飛島工場:98名) |
事業内容 | バレル研磨機・研磨石・コンパウンド・研削砥石及び関連自動化装置の開発・製造・販売、石油化学用触媒担体の製造・販売 |