転職×天職 > 注目企業採用情報 > 日本ユニシス株式会社

インダストリの垣根を越えていく コンサルティングサービスの提供

日本ユニシス株式会社

(取材日 2006/12/07 )

戦略部門、ビジネス・イノベーション・オフィス(BIO)

日本ユニシスは、1950年代から日本のIT・情報産業の草分けとして、常に第一線に立ってきた企業です。金融、流通、製造、公共…など幅広い分野で、そのシステム開発力には定評があります。また、それらの業界の代表的な有力企業を顧客に持つことでも知られています。 その日本ユニシスが、システム開発(システム・インテグレーション)をお各様にとってより価値のあるものにするために力を注いでいるのが、「ビジネスコンサルティング」の領域です。 経済・社会の変化が一段とスピードアップしている現代。企業は、確かな将来ビジョンを確立し、具体的な戦略をタイムリーに打ち出し確実に実行してゆかなくてはなりません。SIはそのための重要なツールといえます。しかし、そのツールも戦略を正しく実行できるものでなければ意味がありません。日本ユニシスのコンサルティング部門である「ビジネス・イノベーション・オフィス(BIO)」は、戦略とSIを融合する“ビジネス・プロセス”に特にフォーカスしながら、戦略の立案からのコンサルティングを提供しています。

BIOは、2003年に同社の戦略部門として発足。既に多数のプロジェクトを成功に導いています。ITの導入や刷新が効果的な業務フローの見直しなどだけでなく、アパレルメーカーの卸事業からSPA事業への転換や、独立行政法人の事業・組織変革など、企業戦略そのものに関わる業務までを手がけており、顧客の企業価値向上を幅広く支援しています。また、業界別に特化した専門部隊を持つシステム・インテグレーション事業とは異なり、BIOはあらゆる業界を横断してサービスを提供しています。そのため異業種への参入支援など、業界の垣根を越えた案件にも対応し、より自由度の高い提案を可能にしています。 BIOのコンサルティングは、SIをより価値のあるものにするためのものです。その目的を追求するために、敢えて”コンサルティング会社“として独立させることはせずに、日本ユニシスの一部門としてお客様本位のコンサルティングサービスを提供しています。 *日本ユニシスは、グループ全体としてもコンサルティング分野の強化を図っており、2006年6月にはケンブリッジ・テクノロジー・パート   ナーズ社の日本法人をM&Aによりグループ化しました。

現実にフィードバックされる戦略提案

BIOが扱うコンサルティング案件は、経営レベルのコンサルティングであることがほとんどですが、それは戦略提案だけで終わるものではありません。代表的なシステムソリューションベンダーである日本ユニシスグループのリソースを活かして、自らの提案が具体的なシステムとして現実化されるところまで責任を持つことができるのが、一般的なコンサルティング会社との大きな違いといえます。 システム・インテグレーション業務自体は、日本ユニシス・ソリューションが担当しますので、BIOはあくまでもコンサルティングに特化しての業務を行います。

外資系ファーム出身者×プロパー社員の持ち味が共に活きる環境

現在、BIOでは様々な分野のコンサルティングスタッフを募集しています。ビジネスコンサルタント、リスクマネジメントコンサルタント…などです。 階層的には、専門分野で即戦力となっていただけるシニアレベルのコンサルティング経験者の強化に力を入れています。現在所属中のメンバーも、約3分の1が外資系コンサルティングファーム出身者、他がSE経験のあるプロパーのコンサルタントとなっており、それぞれの強みを持ち合いながらプロジェクトを手掛けています。

もうひとつの選択肢、「ロングタームコミットメント」

コンサルティング業界もIT業界も、一社で長く働くというよりキャリアアップのために次々と転職していく業界…といった価値観が浸透しているようです。確かにそれが間違いだとは言いませんが、他に選択肢はないのでしょうか。日本ユニシスは「ロングタームコミットメント」という言葉で表され、顧客とも社員とも長期に渡ってじっくり付き合い、お互いの関係を育てていく、そういうスタイル・文化があっても良いのではないかと考えています。 社員の育成(教育)や勤務環境の整備、待遇などに非常に細やかな配慮がなされています。たとえば、近年注目されている育児関係制度では、育児休暇(休職)の期間延長の他、保育園への送り迎えに使える育児時間取得制度、短時間勤務制度(子供の高校卒業まで利用可能)を導入。また、介護の必要がある社員のための介護休暇、在宅勤務制度も導入されています。この他にも、使わなかった有給休暇の積立制度をはじめ、社員が安心して長く働ける仕組みや福利厚生を積極的に採り入れています。

コンサルタントからのメッセージ

仕事の醍醐味としては、まずは大きい仕事ができるということにご注目いただきたいと思います。日本ユニシスの顧客は、東証一部上場クラスのいわゆる大手企業を中心に、気鋭の新興企業などスケール感の豊かな企業が多く、その経営層とダイレクトに対話をしながら業務を進めることになります。また、組織が業界ごとの縦割り構造となっていないことから、様々なプロジェクトを経験できる環境があることも、大きな魅力として見逃せません。 もともとは外資系企業としてスタートした同社ですが、既に日本でビジネスをして約50年、むしろ日系企業としての文化が浸透しています。日本に根をはって活動していく体制がしっかりできていますので、落ち着いた環境で、仕事をじっくり楽しみたいという方に、ぜひお勧めしたい企業です。

(更新日 2008/08/01 )