イライラしたらひと呼吸……なんてよく言いますが、怒りを溜め込んでガマンばかりも正直しんどい。仕事の生産性も落ちる。

ここでは怒りを鎮めるだけでなく、怒りの解消法や正しい怒り方、怒りの原因との距離の取り方など、さまざまな角度からアプローチした記事をご紹介します。

予約の取れないカウンセラー直伝「対人ストレスには“折衷案”を」

「上司にこんな理不尽な扱いをされるなんて許せない! 辞めてやる!」

「でも会社を辞めたら生きていけない……」

怒りたいのに怒ることができないのって、大抵が相反する気持ちがあって、それらがせめぎあっているから。ではどうしたら矛盾した気持ちを抱えつつ怒りをコントロールできるのでしょうか。

目指していただきたいのが、極端な選択ではなく折衷案で考える「7-3のバランス」です。

たとえば会社をすぐ辞めるのが(10)、ガマンし続けるのが(0)だとすると、その両極の間には、先輩に相談する(3)、担当替えを希望する(5)、転職の情報収集を始める(7)といった“折衷案”的な選択肢がいろいろあります。

その折衷案の中から、7と3の間に収まるものを選ぶのです。

白黒つけないグレーな選択を取ることが良いのだそう。他にもストレス回復に役立つ休み方などもご紹介しています。

たとえ新人でも、実力不足でも、自分を守るために怒っていい

上司に叱責され「自分は役立たずなんだ…」と落ち込む女性のイラスト

「自分が至らないから怒られて当然だ」「実績を出せていないからぞんざいな扱いをされても文句は言えない」

そうやって不当な怒りのサンドバック状態になっている人、自分の価値を低く見積もっていませんか? ブロガーのはせおやさいさんは、理不尽に怒りやすい上司の下で働いてきた当時の心境を次のように語ります。

「自分には実績がまだないから」という後ろめたさが勝ち、怒りの感情を封じ込めていたのですが、もっと心の動きに向き合うべきだった。怒りに身を任せるのではなく、「今、自分は怒りを感じているな」と感じたら、その原因を探り、解決策がないか考えてみるべきでした。「怒り」はきっかけであり、利用すべきエネルギーだったのです。

怒りはあくまで二次感情なので、怒るに至るまでの本当の感情や欲求を探ることが大切だといいます。そして怒りを相手に伝えたら、こんな副効用もあるようで……。

自分の意見をしっかり伝えられた、という事実が自信になり、自分の尊厳をしっかりと守ってくれるのではないでしょうか。

イライラしやすいなら怒りにくい体質づくりで爆発予防を!

安藤俊介

そもそも怒りの感情が沸かなければあれこれ悩む必要もなくなりますよね。怒りにくい体質づくりで大切なのは“怒りの可視化”。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の代表理事・安藤俊介さんは、「アンガーログ」を取ることを勧めています。

アンガーログとは、怒りの記録帳です。生活の中でイラッとしたことを書き留めておくのです。たとえば「上司に『同期のAはあんなに成果を出しているのに、それにひきかえおまえは…』と小言を言われ、かなりムカついた/7」などです。最後の数字は怒りの強度です。

なぜログを取ると怒りづらい体質になるの? 詳細は記事でぜひ確認してみてください。

怒ることってものすごく体力を消耗しますし、怒った後のやり場のない空気感もたまらなくしんどいですよね。でも、これらの記事を読んで正しい怒り方を学び、怒りを前向きなパワーに昇華できたら、きっと今よりストレスフリーな毎日が待っているはず。ぜひ参考にしてみてください。

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