年の瀬も迫り、仕事もいよいよ大詰めの皆さん、お疲れさまです。

仕事からようやく解放される日ぐらいは、「もっと成長スピードを高めるには?」「今の仕事にやりがいはあるのか」と自分を追い込むのはお休みしてもいいのでは……。

たまにはこたつでゆっくりしながら、プライベートがワクワクするような、肩の力を抜いて楽しめる記事を読んでみませんか?

オタクを極めると友達もできて仕事も成果を出せる!

劇団雌猫のもぐもぐ氏とひらりさ氏

ある程度は自由に使えるお金がある中で、それを何に使うかで人生の豊かさは大きく変わっていくのかもしれません。

趣味に全力でお金を使う女性たちの行動を集めた書籍『浪費図鑑 ―悪友たちのないしょ話―』で一躍話題になった同人サークル・劇団雌猫のひらりささん、もぐもぐさんのお二人に、プライベートを充実させるヒントについて伺いました。

どうやら趣味を持ち、オタクを極めると次のようなメリットがあるようで……

  • メリット1
    会社以外で友達が作りやすい
  • メリット2
    残業しないから時間内で成果を出せるようになる
  • メリット3
    自分らしい働き方・生き方が見えてくる
  • メリット4
    取捨選択がスムーズにできるようになる

何にお金を使うかで人生観も見えてくるのだとか。消費が冷え込んでいるからといって、財布の紐をしっかり結んでいる場合ではありませんよ! この年末年始は好きなことにお金をどんと使ってみるのもいいのかもしれませんね。

趣味は自分を拡張させるよ

「趣味って何ですか?」と聞かれると答えに詰まる人も多いのでは? 「この程度のことを趣味と言っていいのか……趣味を極めている人の前ではとてもじゃないけど公言できない……」と頭を抱えている人もいるでしょう。

モノからコトまで公称2兆個の趣味を楽しむヒラギノ游ゴさんは、趣味について次のように語っています。

カラオケで友達が10年近く歌い続けてるミスチルの『Sign』に、彼女が嗚咽しながら読むほど胸を打たれた乾海のBL本に、あの子が就活で病んでいた頃のmixi日記で引用したヴィジュアル系バンドの歌詞に、価値がないわけがない。

自分はそのジャンルの当事者じゃないけれど、隣人として興味は湧くから、よかったらちょっと何がいいのか訊かせてもらえないかな、って距離感でいるうちに、生粋のファンと遜色ない知識を得て、リテラシーが育って、楽しむツボがわかる。こういうことが積み重なって、趣味がどんどん増えていった。

しかも、ひとつひとつが深掘りできている趣味かというと、開店休業状態の趣味もあるのだとか。趣味って仕事じゃないんだから、もっと気楽に楽しめばいいんですよね。そして、趣味が増えれば増えるほど、新しい価値観に触れて自分を拡張できるそうです。極めてなくても大丈夫。

リリー・フランキーになりたい男の話

ここまで趣味の話が続きましたが、最後は“理想像”についてのコラムをご紹介します。みなさんは憧れの人っていますか? 何者かにならなきゃと、理想像を掲げていませんか?

漫画家の宮川サトシさんの憧れは、文筆家であり、絵本作家や俳優でもあるリリー・フランキーさん。なんでもできて、だから何やってるかよくわかんない。敬愛を込めて、彼の人生をなぞるように漫画家への道へ進み、そこから様々な仕事をこなしていくうちに、宮川さんはあることに気づきました。

肩書きをつけない名刺は、仕事の幅を制限せず、むしろより広げてくれたように思います。

(中略)

できることが増えてくると肩書きが邪魔になり、そのうち自分が「何者」でなくても平気になってきました。あんなに「何者か」になりたがっていたのに不思議なものです。

(中略)

ほら、「情熱大陸」で面倒臭そうに話してるリリーさんをよく見てみろよ、この人こそ何者なのかがよくわからないんだから。何者なのかよくわからない、そのなんでもできる可能性の多さ、そこにお前は憧れていたんだよって。

何者にもなれないと悩んでいる人こそ、リラックスしながらこのコラムを読んでもらいたいです。何者にもなれないのは、何者にでもなれることの裏返しなのかもしれませんね。

他にも、年末年始に読んでもらいたい記事が盛りだくさん。読みたい本に迷っていたら、下記のシリーズ「大人の課題図書」も参考にしてみてくださいね。それでは良いお年を!

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