転職事情から移住情報まで 沖縄で転職してハッピーに暮らす方法

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めんそーれ! 青い海、白い砂浜、広い空…一度は沖縄で暮らしてみたいと考えたことがある人は多いのではないでしょうか。

生活するには、まず職探し。でも、観光地としてのイメージが強い沖縄で働く自分を思い描くことは、なかなか難しいかもしれません。

ここでは沖縄の転職事情や求人の探し方、具体的な移住生活の進め方などを紹介していきたいと思います。

沖縄の転職事情

有効求人倍率は1.12倍 全国ワースト1位も、高止まり

有効求人倍率とは、「求職者1人当たりに企業から何件の求人があったか」を示す指標です。

2018年3月の数値で比較してみると、全国の有効求人倍率が1.59倍であるのに対し、沖縄は1.12倍。ニュースでもよく取り上げられているのでご存知の方も多いと思いますが、沖縄は常にワースト1、2を争うほど、有効求人倍率が低い都道府県です。

ただ、直近18ヶ月、1倍台を連続で記録している点を見ると、県内での雇用状況は改善傾向にあると言えるでしょう(2018年現在)。2018年3月の沖縄の求人、求職及び有効求人倍率の推移グラフ

※引用:「労働市場の動き(厚生労働省 沖縄労働局)

また、沖縄の最低賃金は737円で、これもワースト1位タイ(高知、宮崎、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島と同額)。全国平均額が848円、東京は958円ですので、県外から沖縄で働く予定の人は、収入ダウンは覚悟しておいたほうが良いでしょう。

正社員での就職はさらに厳しい

沖縄の正社員求人倍率(2018年3月、以下同)は0.49倍と、やはり全国の1.08倍を大きく下回っています。

新規求人数に占める正社員の割合は29.8%しかなく、全国の58.6%と比較すると、沖縄での正社員求人が非常に少ない現状が分かります。

こうした状況を改善すべく、県労働局は関係機関と連携し、非正規雇用労働者の正社員転換・待遇改善の実現に向けた取組を推進する「沖縄県正社員転換・待遇改善実現プラン」を平成28年度~平成32年度の5ヶ年間で実施するなど、正社員雇用の増加に向けたさまざまな取り組みを行っています。

参照:「職業安定業務月報(沖縄労働局職業安定部)」「一般職業紹介状況(政府統計ポータルサイト)

短期的視点ならアルバイトから始めるのもアリ

短期的に見ると、沖縄では正社員として働くよりも、契約社員やアルバイトで働いたほうが年収が高くなる場合もあります。

将来的に正社員を目指すなら、始めは雇用形態にこだわらず入社し、長く働いている間に正社員に登用されたり、仕事関係の人脈から新たな仕事を紹介してもらう、などのチャンスを狙うのも、ひとつの方法かもしれません。

観光業などサービス業の求人が圧倒的に多い

ホテルマン沖縄県全体の産業構造を構成比で見ると、第一次産業が4.9%(うち農林業4.1%、漁業0.4%)、第二次産業が15.1%(うち製造業4.9%、建設業8.9%)、第三次産業が80.0%(うちサービス業23.6%)となっており、特に観光業など第三次産業の比重が非常に大きい点が特徴です。

参照:「平成 27 年国勢調査 就業状態等基本集計結果(沖縄県企画部統計課)

地域別で見ると、南部の那覇市や中部の沖縄市などではオフィスワークの求人も多いですが、やはり県全体ではリゾートホテルや飲食店など観光関連の求人が圧倒的な件数を占めます。また、宮古島や石垣島などの離島では、宿泊施設やダイビングショップなどに住み込みで働く求人が多数あります。

しかし、これらの求人も非正規雇用が多いのが実情で、観光客の増加に対して人手不足が課題となっています。

県労働局では、県経済を大きく牽引する観光業の質の向上を目指し、関連企業には正社員を増やすなどの対策を練って職場環境を改善し、人員を確保するよう指摘しています。

また、看護師など医療職の人手が不足傾向にあります。沖縄は看護師の離職率が高い反面、離島を含め病院は各地域にあるため、転職先に困ることは少ないでしょう。

明るい兆し! 沖縄の産業はこう変わる

2020年までの平均経済成長率は全国1位と予測

(公社)日本経済研究センターが2009年に予測したデータによると、「2007~2020年にかけての平均経済成長率」が、2位東京・3位神奈川を押さえ、沖縄がトップと予測されています。

それには、いくつかの要因が挙げられます。

  • 2020年にかけて人口が増える都道府県は、東京、神奈川、沖縄の3つしかないと予測されている。
  • 都道府県別の平均年齢で、沖縄は最年少の40.5歳と全国で一番若い。また、県内の工業系教育機関を卒業した若者が年間約3000人も輩出されるため、企業は人材に困らない。
  • 消費が活発で、外食の頻度が高い。(例:カレーハウスCoCo壱番屋1200店舗のうち、「沖縄北谷国体道路店」が売上1位、マクドナルド1店舗当たりの平均売上高全国1位、など)
  • 米軍から返還された土地を商業地に再開発。大型ショッピングセンターなどが進出し、これによる経済効果は約874億2千万円に上る。
  • 外人観光客の増加を狙い、ヒルトンホテル、ザ・リッツ・カールトン、フォーシーズンズホテルなど、外資系有名ホテルが続々と開業している。

こうした需要面・供給面ともに伸びしろのある姿勢が評価され、大きな経済成長率が期待されているのです。

アジアのモノづくり拠点となる「金型技術研究センター」

2010年7月には、うるま市の特別自由貿易地域内に「金型技術研究センター」が開設されました。

センターでは金型技術に特化した研究開発や人材育成を行うとともに、同敷地内には金型関連企業が入居できる賃貸工場も併設されており、金型製品の製造も行われています。センターと企業は常に連携を取りながら、互いに技術の研鑽をし合っています。

また、賃貸工場で作られた製品は、「アジアに最も近い日本」という立地を生かし、直接アジア各地に向けて輸出されることで、輸出コストが抑えられるという利点もあります。

こうした「モノづくりの拠点」ができたことで、これまで沖縄では弱かった第二次産業の活性化が期待できます。

求人面では、現在、工場棟にはNTTデータエンジニアリングシステムズなど県内外7社が入居または入居予定であり、各企業で金型の設計制作やCAD/CAMシステム技術者などの求人需要が高まっています。

情報通信関連の企業誘致を推進

経済産業省や総務省などの中央官庁は、首都直下型地震などの災害対策として、一部システムのバックアップ機能サーバーを沖縄に設置しています。県内のIT関連企業は、これらのシステム保守・運用などで多くの実績を積んできました。

下地となったのは1998年、日本初となる「情報通信産業振興地域」の設置。

2008年には沖縄本島の大半の市町村が対象になり、固定資産税減免などの優遇税制を設け企業誘致に力を入れてきました。その結果、1998年は24社だったIT企業は、2013年までに263社まで増加しました。

当初は低賃金労働力を当て込んだコールセンターなどが多数でしたが、その後、ソフトウエア開発が成長し、近年はコンテンツ制作企業なども進出しています。

沖縄の求人を探してみよう

こんなにあります! 沖縄に特化した求人サイト

沖縄には、県内に特化した地域密着型の求人サイトがとても多くあります。大手のサイトよりも、沖縄を拠点とする企業の求人や地元ならではの貴重・希少な情報がたくさん載っているので、ぜひチェックしてみてください。

ウェブアグレ

社員、アルバイト、派遣など、あらゆる求人情報が常時2,000件以上掲載されている、沖縄最大級の転職サイトなので、まずはここを見てはどうでしょう。

ジョーナビ転職

キャリアアップを目指す人向けの、沖縄初の本格的な「社会人の就職・転職」情報を発信する専門サイト。「Askメール(問い合わせ機能)」、「応募メール機能」のほか、「Offerメール(簡易型スカウト機能)」など、さまざまな機能で情報を発信しています。

JTB沖縄人財バンク

ホテル、ウェディング、その他観光施設など、観光業界の総合就職サイト。業種は観光関連に特化していますが、職種はホテルフロント、営業、事務など多様な求人があります。

その他、沖縄に情報を絞り込んだ求人サイトは、まだまだあります。いろいろ覗いて、自分に合ったサイトを探してみてください。

大手求人サイトで探す

大手の求人サイトでも探してみましょう。沖縄県の求人が多く掲載されているサイトは以下の通りです(2018年5月現在)。

DODA(パーソルキャリア) 515件
リクナビNEXT(リクルートキャリア) 231件
マイナビ転職(マイナビ) 268件
エン転職(エン・ジャパン) 175件
はたらいく(リクルートホールディングス) 16件

沖縄特化型の求人サイトでは「地元企業」の掲載が多いのに対し、大手サイトは「全国展開している大企業の沖縄支社」といった求人が多く載っている傾向にあるようです。

沖縄で安定した職を見つけたい、もしくは将来的には沖縄県外での生活も考えているといった人は大手サイトを見た方が、自分にあった求人を見つけられるかもしれません。

ハローワークインターネットサービスを活用

厚生労働省が運営する「ハローワークインターネットサービス」では、全国のハローワークが受理した求人をインターネットで検索することが可能です。求人登録や企業の紹介状の発行は最寄りのハローワークでできますが、実際の面接は沖縄で行うことが大半なので、県外から応募する人はご注意を!

「米軍基地の仕事」「英語が生かせる仕事」はどのくらいある?

沖縄_嘉手納基地沖縄には米軍基地があることから、基地内での仕事や英語を活かせる仕事が多くあると考える人も多くいるようです。

しかし実情は少し異なり、実際に米軍基地で働くにはかなり高いハードルを越えなければいけません。

米軍基地での直接雇用はさまざまな職種があるものの、毎年希望者が多く倍率はかなり高いといわれています。

また、仕事内容によってかなりハイレベルな専門知識と語学力が求められるうえ、求職者側では職種が選べません。

簡単に働ける職場ではありませんが、そんな米軍基地での直接雇用の求人を探す場合は、こちらのサイトに採用情報が掲載されています。
駐留軍等労働者労務管理機構(エルモ) 沖縄における事前募集(独立行政法人)

上記以外の雇用形態の求人は、飲食店や軽作業などの肉体労働系がほとんどで、その大半が非正規雇用です。そういった米軍基地内の仕事を検索できるサイトがありますので、参考にしてみてください。
ジョブプレンティー

沖縄で英語力を活かせる職種

米軍基地内で働く以外にも、英語を活かした仕事はないわけではありません。例えば、以下のような求人があります。

米軍基地やその周辺の民間企業
建設コンサルティング、飲食店、物流、保険会社、携帯電話会社などで、外国人対応ができるスタッフ。

観光業
外国人観光客の対応など。外資系ホテルは、マネジメントクラスになると外国人の上層部と意思疎通ができるハイレベルな英語力必須の求人もあります。

教育関係
多くの外国人研究者を抱える沖縄科学技術大学院大学(OIST)の公用語は英語なので、語学力を存分に発揮することができるでしょう。
沖縄科学技術大学院大学 採用情報

科学技術系研究職のほか、研究者アシスタント、機器・試薬などの調達・購買、事務、経理、秘書など、多岐にわたる求人募集が掲載されています。
その他、県内各大学の研究開発関係や、語学学校や専門学校の英語講師などの求人があります。

・コールセンター
外国人からの問い合わせ対応など。

・貿易関係の会社
書類、メールを中心に英語のニーズは高く、海外の顧客と直接やり取りするための会話力を求められることも多いでしょう。

・外国人顧客が多い飲食・サービス関連
日常会話レベルの英会話力が求められます。外国人が多く集まるバーなどでは需要が高いでしょう。

参考までに、あらゆる求人サイトの情報をまとめて検索できるサイト「Indeed」で、「キーワード:英語」「勤務地:沖縄」で検索してみました。正社員雇用の求人も意外と多いので、語学に自信のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
Indeed

ちなみに、意外なことに沖縄の外国人比率は東京よりも低いという結果が出ています。

普天間基地、嘉手納基地などがある県中部は比較的外国人比率が高いのですが、実は、沖縄県全体としてはさほど高くなく、外国人比率1位の東京(2.42%)に比べると、沖縄の外国人比率(0.54%)は低いのです。

U・Iターンや移住を考えているあなたへ

憧れだけでは生活できない! 移住生活の現実と成功のポイント

沖縄の空と町並み
「沖縄 移住」で検索すると、必ず目にするのが「移住失敗談」。なぜ、こんなにも移住を途中棄権してしまう人が多いのでしょうか?

移住生活の理想と現実

移住をやめた、合わなかった、という人たちの一例です。

・定住するには不安定な仕事しか見つからない
・周りの人たちとコミュニケーションがうまくとれない
・穏やかな海を想像していたのに、台風がくると最悪一週間は見動きが取れなくなる
・思ったほどリゾート感がない、普通の日常
・近所付き合いや地域行事が多く、休日も自分の時間が取れない

もちろん、移住して良かった! と感じている人も大勢います。

・毎日大好きな海のそばで生活できる
・趣味のダイビングが思う存分できる
・アレルギーや重度の花粉症が治った
・近所の人達が親切に接してくれて、野菜などを貰えるのでとても助かる
・病気がちの子供のために家族で移住したが、子供の体調が良くなり元気になった

移住を考えているあなたは、きっと後者の生活を思い描いていることと思います。

できるだけスムーズに移住を実現するためには、どのような手順を踏んだら良いか、大まかにまとめてみました。

まずは現地に行き、できれば3ヶ月くらい住んでみる

現地で暮らすイメージを具体化するためにも、できるだけ長期滞在してみましょう。

▼長期滞在の方法

  • 滞在型ホテルを利用
    那覇市のビジネスホテルの相場=1泊5,000円(朝食付き)。
  • ゲストハウスを利用
    一泊1,000円前後(食事なし)が相場。ちなみに個室だと一泊2,000〜2,500円に値上がります。
  • マンスリーマンションを利用
    一ヶ月(30日)住んだ場合=約6万円。光熱費など別途費用がかかる場合あり。那覇市を外せば、さらに安い物件があるかも。

できれば働いてみる

滞在先が見つかったら、まずはアルバイトでもよいので何かしらの仕事を始めてみましょう。実際に住んで働くことで、本格的な移住のイメージがつかみやすくなるからです。

リゾートホテルや飲食店などは、住み込みで働けるよう寮が完備されているところも多くあるので、そのような求人を探してみるのも一つの方法です。

アルバイトをしながら、正社員の求人を探す

始めから正社員の職が決まればラッキーですが、アルバイトからスタートした人は、働きながら、先に紹介した求人サイトやハローワークで粛々と正社員求人を探しましょう。

スカウトメールや転職エージェント制度のある求人サイトも多くあるので、それらを上手に利用するのもテです。

そして、仕事・生活ともに「やっていけるかも!」と手ごたえを感じてきたら、本格的に沖縄に住む準備を始めましょう。

参考までに、間取り1Kのアパート・マンションで比較すると、東京で住みたい街ランキング1位常連の吉祥寺駅周辺の相場は7.57万円、沖縄・那覇市は4.75万円となっています(不動産・住宅情報サイトHOME’Sより)。

お金にゆとりを持って臨むことも大切!

移住を諦めた理由のひとつには、お金の問題も大きく絡んでくることが多いようです。

なかなか仕事が見つからず、次第に貯金が底をつき、生活できなくなってしまった…というパターンです。

ある程度まとまった貯えを持って臨む、失業給付金を利用するなど、金銭面での余裕も移住成功の分岐点になると言えるでしょう。

沖縄で「暮らす・働く」が良く分かるお役立ちサイト

沖縄出身で、県外に進学したものの、やはり地元に帰って就職したいというUターン希望の方、観光で沖縄を訪れ、すっかり沖縄に魅了されてしまったIターン・沖縄移住希望の方に役立つサイトを集めてみました。

UJIターン(移住)について

沖縄県では、「おきなわ移住ガイドブック(前半)/(後半)」を公開しています。先輩移住者のインタビューや沖縄移住へのステップから、子育て支援制度など実際に暮らした後にも役立つ情報が網羅されています。

U&Iおきなわ

IT企業へのU・Iターン求人に特化したサイト。沖縄が隅々まで良くわかる「沖縄生活情報」や、移住者インタビューもあります。

沖縄移住支援センター

沖縄県唯一の、移住支援専門企業のサイト。移住支援サポートや移住下見サポートなど、他にはないサービスを多数展開しています。また、移住の良いところばかりでなく、失敗例など沖縄移住のリアルな側面にも触れており、一読の価値アリです。

企業が見抜く「移住に失敗する人材」とは?

沖縄の企業は、移住者を採用したものの故郷へ戻るといって退職してしまった、という事例をたくさん見てきています。

そうした経験や、年間2万人を超える「移住棄権組」がいる現状から、「雇っても、すぐに辞めてしまうのでは?」という心配が常に頭をよぎります。だから、移住者は正社員で採用されにくい傾向にあるのです。

沖縄企業の人事担当者は、「故郷に帰ってしまう人」の特性を、どのように見抜くのでしょうか?

人事が「敬遠する人材」と「採用したくなる人材」~面接での回答の分かれ目は?

例えば、面接でこのような質問をされたとします。

・どうして沖縄を選びましたか?
・前職を辞めたのは沖縄に来るためですか?
・給料は安いですが、やっていけますか?
・沖縄の歴史や文化はご存知ですか?
・もし今回、不合格になったら地元に帰りますか?
・方言が分からないのに大丈夫ですか?

さて、これらの質問に、あなたならどう答えるでしょう?

人事担当の感じ方にも左右されるかもしれませんが、総じて言えるのは、「海がきれい」「楽園」「癒し」「都会の喧騒から離れて」…などの発言は、極力避けることです。

なぜなら、これらのワードから連想されるのは、あくまで「沖縄旅行者」から見た沖縄像。リゾート感覚の延長線上での移住、ましてや転職を夢見ている人材を、積極的に採用しようとは思わないはずです。

また、あまりに熱烈なアピールも控えたほうが無難。「一生沖縄に骨をうずめます!」「絶対に帰りません!」…このように意気込んで面接に臨む人ほど、結局は、早々に故郷へと帰ってしまう人が多いのだとか。

では、どのような受け答えをすれば採用に近づけるのでしょうか?

ここで、第二章で述べた「沖縄の経済的成長の可能性」について振り返ってみましょう。

これから沖縄で働くことの産業的価値、可能性、面白さに惹かれた、といった視点を志望動機に織り交ぜることで、企業側に「きちんと考えた上で沖縄で働こうと思っているこの人を雇えば、会社のプラスになってくれるかも」と思わせることができるかもしれません。

企業も、良い人材を求めて真剣に採用活動をしています。せっかく雇っても、すぐに心変わりして沖縄を出て行ってしまう人の採用はできるだけ避けたいところ。

企業のためにも、自分のためにも、移住を検討している方は、ネットや本からのキラキラした「良いとこ取り情報」だけに頼らず、ぜひ「実地体験」を経て臨んでいただけたらと思います。

移住の「成功」と「失敗」の境界線とは…

ただ、移住を途中でやめたからといって、「失敗した」と自分を卑下することはありません。

そもそも、移住の成功と失敗の線引きは、誰がどのようにするのでしょう? 数年移住して、充実した沖縄ライフを送った後、故郷に帰ることは「失敗」でしょうか? 移住したら一生沖縄に住まなければ、後ろめたい気持ちを引きずらなければならないのでしょうか?

決してそんなことはありません。

しっかりと準備し、計画を立て、決意を持ってチャレンジしたのであれば、その経験はきっと今後の人生に活かされるはずです。

まとめ

いかがでしたか? 沖縄の転職状況は、確かに厳しいのが現状です。一度の転職では、希望職種への就業や正社員雇用は難しいかもしれません。移住の厳しい実情も書きました。

ですが、それをも超える「沖縄で暮らし、働く」魅力もたくさんあります。

氾濫する情報を吟味し、まず第一歩を踏み出してみる―――そうすれば、きっと「なんくるないさー」(なんとかなるさ=もともとは、「つらくても、正しい道を歩んでいれば必ずいつか報われる」という意味があるそう)な人生が拓けるかも知れません。

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