2018年版 新潟で転職するなら知っておきたいポイント

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新潟で転職しようと思ったら、まずは、新潟県の景気や求人の状況が気になるところです。

全体的に景気は上向きなのか、求人件数は十分に多いのか……また、どのような手段で求人情報を探せばいいのかもチェックしておきましょう。

ここでは新潟で転職する場合のさまざまな疑問に答える情報を提供し、さらにU・Iターンで新潟に移住することを考えている人に役立つサイトなどを紹介していきます。

新潟の就職状況

有効求人倍率から見ると、新潟県は悪くない

2018(平成30)年3月現在、新潟県の有効求人倍率は「1.71倍」。

仕事を探している人よりも働いてくれる人を探している企業のほうが多く、仕事が比較的見つけやすい状況と言えます。現在の全国平均1.59倍と比べても、新潟県が上回っています。

県内でもっとも有効求人倍率が高いのは、南魚沼市の「2.42倍」、次いで三条市の「2.01倍」、新潟市の「1.97倍」です。

ただしこれは3月の数字。南魚沼市は、冬場はスキー場関連の求人(リフト係やホテルの接客係など)が一気に増加するため、一時的な非正規の求人が平均値を上げているので注意が必要です。

安定した仕事を探しやすいのは、三条市や都市部の新潟市と言えそうです。

※参照データ:「新潟WORK NAVI(厚生労働省)」「一般職業紹介状況について(厚生労働省)

保安系など肉体的にハードな仕事は有効求人倍率が高め

職業別の有効求人倍率では、「保安」は「5.91倍」、「建設・採掘」は「4.53倍」、専門技術は「2.45倍」という高い数値になっています。

「保安」の求人倍率が飛びぬけて高いのは、言い換えれば人気がないから。屋外で長時間立ったまま交通誘導するなど、肉体的にハードで時間が不規則、低賃金などの原因で応募者が集まらないようです。

その一方で、「事務」は「0.47倍」、「運盤・清掃・包装等」は「0.55倍」と「1倍」を大きく下回る人気振りです。

▼職業別 有効求人倍率(パートを除く常用)(2018年3月)

職業別の有効求人倍率(パートを除く常用)2018年3月の表。

※新潟労働局職業安定課「定例雇用情報(厚生労働省)」より。

新潟の求人を探すには

まずは全国版の大手就職情報サイトへ

では具体的に、新潟で転職するためにはどうすればよいのでしょうか。

求人情報を探すには、手始めに求人サイトを見てみましょう。使いやすい大手の求人サイトでは、全国各地の求人情報を扱っており、大手企業の情報も多いので便利です。

以下に「DODA」「マイナビ転職」「リクナビNEXT」「キャリアインデックス」「ジョブセンスリンク」といった5つの代表的な求人サイトをまとめてみました。

使い勝手も確認して、自分に合ったものをいくつか見てみるとよいでしょう。

▼全国版のおもな就職情報サイト

全国版のおもな就職情報サイト「DODA」、「マイナビ転職」、「リクナビNEXT」、「キャリアインデックス」、「転職ナビ」の募集件数(正社員、契約社員、全て)と雇用形態の絞り込み方法についての表。※2018年5月現在

見つからない場合の、求職手段3選

先に紹介した全国版の就職情報サイトでうまく仕事が見つからないときは、新潟県に特化した転職エージェントや県の就職支援、ハローワークを使いましょう。

また、新潟県出身の人、現在新潟に住んでいる人は周囲の人脈を頼ってみるのもひとつの手です。

地域密着系の転職エージェントを使ってみよう

大手の求人サイトで思ったような仕事が見つからない場合は、思い切って転職エージェントを頼ってみましょう。

転職エージェントでは無料で転職についての相談が受けられる上、ネット上に公開されていない非公開求人として、地元の中小企業を中心とした求人を揃えています。

新潟転職.com(株式会社スタッフエース)

新潟県三条市を拠点にした転職エージェント。サイトからキャリア登録を行い、キャリアアドバイザーと面談をすると、希望にあった求人を紹介してもらえます。

サイトからはあまり詳しい求人情報は見られないので、迷ったらとりあえず登録してアドバイザーとコンタクトを取りましょう。

リージョナルキャリア新潟(株式会社エンリージョン)

新潟に特化し、U・Iターン支援にも力を入れている転職エージェント。扱っている求人の8割が地元企業のもので、キャリアコンサルタントが県内企業の動向に詳しいのが強み。

東京にも拠点があるので、東京からのU・Iターンを考えている人には特に使いやすいエージェントです。

にいがた就職応援団キャリア(株式会社広報しえん)

技術系、事務系職種に強い地域密着型の転職エージェント。新潟市だけでなく東京でも頻繁に個別面談会を行っており、その場で自分の希望を整理しながら転職の方向を見定めるキャリアカウンセリングを受けられます。

県のU・Iターン支援も引き受けている会社なので、信頼度は抜群です。

新潟県の就職支援サイト&ハローワークの情報チェック

意外と無視できないのが、新潟県による公的な就職支援。おなじみのハローワークだけでなく、若い人は次で紹介するジョブカフェも積極的に活用しましょう。

にいがたJob Café

ジョブカフェは、新潟県が経済界とともに行っている若者の就職支援活動。

ジョブカフェや若者しごと館に足を運ぶと、求人情報の紹介以外にも、履歴書・職務経歴書の書き方のアドバイスを受けられたり、模擬面接をしてもらえたりとさまざまなサービスを受けられます。

サイトからは企業の合同説明会や、就職セミナーなどの開催スケジュールも確認できます。

また、企業情報ナビからは1000件以上の求人情報を見ることができます。

ハローワーク

ハローワークはとにかく求人数が多いのが特徴。求職申し込みを行っていなくても、ネットで求人情報を確認することは可能です。

こちらからチェックしてみましょう(非公開求人は見られません)。
ハローワーク インターネットサービス 求人情報検索

応募する段階では求職申し込みが必要となります。その際は、まだ前職を退職していなくてもOK。

また、新潟県外に住んでいる場合でも、現住所の最寄りのハローワークで登録すればすべての求人が見られるようになります。

ただし、希望する求人が複数あった場合、同時に並行して進めることができないことは覚えておきましょう。

地元の人脈を活用するのも手

現在新潟に住んでいる人、あるいはUターンの人に限定されるかもしれませんが、地元の人脈を利用する、という方法があります。

親や親戚、中学や高校時代の友人や先輩などに声をかけて、どこか身近な企業が社員の募集をしていないかを確認してもらう、ということです。

うまく見つかる保証はありませんが、手軽に実行できることなので、ひと声かけてみてはいかがでしょうか?

その際は、紹介だと断りづらい・辞めづらいなどのリスクも心に留めておきましょう。

U・Iターンで移住するなら情報を集めよう

U・Iターン転職は心構えをしっかりと

思い切って新潟へU・Iターン転職を考えている人は、時間をかけて情報収集してから転職を決めましょう。

そもそも都市部に比べて新潟県では転職する人が少なく、求人も少ないため、思うような求人に出会えないかもしれません。また、同じ仕事でも都市部よりも年収が低くなってしまう可能性も大きいです。

思い余って引っ越してしまう前に、必ず納得できる転職先を見つけておきましょう。

また、生活についての情報収集も大切です。今の時代、ネットでかなりの情報を集めることができますが、それだけでは不十分なことがほとんど。現地の知り合いや、実際に移住して生活している人に話を聞いてみるのもよいでしょう。

U・Iターン希望者は、情報収集を通して、しっかりと移住の心構えをしておきましょう。

新潟に住むなら「雪」に気をつけて

新潟の雪景色都市部から新潟県に移住して生活するにあたって、最大の困難となるのは雪でしょう。

はじめて新潟に住む人は、「豪雪」をイメージするかもしれませんが、県内でも地方によって雪の量は大きく変わります。

新潟市内にかぎれば、年間に10センチ以上の積雪があるのは6日間程度。「雪国初心者」には案外過ごしやすい地域かもしれません。

一方、新潟県内には、小千谷市、加茂市、十日町市など、「特別豪雪地帯」が18もあり、決して雪を軽く見ることはできません(新潟市も「豪雪地帯」には指定されています)。

積雪量の多いエリアでは、雪にまつわるさまざまなトラブルもつきもの。
たとえば、移住者からはこんな声があります。

  • 1日に3回雪かきをしないと玄関が埋まる。毎日筋肉痛…
  • 雪かきをしなくて済むだろうとマンションに住んだのに、駐車場には屋根がなかった(涙)
  • 近所の人は「除雪車が来るから昔よりラク」と言うけど、家の前の私道は自力でやらなきゃダメ
  • 隣の家がどけた雪をうちのスペースに入れてきて大迷惑
  • 雪の上は歩きづらいので、移動に時間がかかるようになった。車の運転も怖い
  • とにかく寒い。暖房費が馬鹿にならない

移住したいエリアを絞り込む際には、冬場の積雪状況などもよく調べたうえで、雪の怖さと、除雪作業の大変さについて覚悟をしておきましょう。

新潟へのU・Iターンにお役立ちのリンク集

U・Iターン転職は、転職と同時に移住するという大きな決断です。そのため、情報は多ければ多いほどいいと言えるでしょう。

新潟県では、U・Iターンの人材を歓迎しており、転職や移住のための、専門のサービスや団体が多数あります。以下のような場所がありますので、一度チェックしてみましょう。

にいがたUターン情報センター 

東京・表参道にある新潟県のアンテナショップ「ネスパス」内に設置された、U・Iターン専用の相談窓口です。

新潟県が運営しており、県内にどんな求人があるかの紹介や就職相談といったサポートを受けられます。

U・Iターンサポートデスク

新潟県が業務委託している株式会社広報しえん株式会社エンリージョンの運営する2つのサポートデスクがあります。

首都圏から新潟へのU・Iターン希望者が支援を受けられます。2社でサービス内容も異なるので、ぜひサイトで確認を。

新潟県U・Iターンコンシェルジュ

株式会社パソナが運営する、U・Iターン専門の就職情報サイト。東京や新潟などで定期相談会を開催したり、企業への紹介や面接のサポートを行ったりしています。

にいがた暮らし

新潟県に移住する人のための、総合情報サイト。市町村別の移住促進策一覧や空き家情報、相談窓口などの情報が網羅されています。

移住体験談がたくさん掲載されているので、U・Iターン転職の理想形を考える参考にしてみてもよいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

新潟県の有効求人倍率などを見てみると、正社員を希望する人には、まだ厳しい状況かもしれませんが、それでも少しずつ数値はよくなっているようです。

就職情報サイトや合同イベント、ハローワークなどを利用して、希望する仕事を探してみましょう。

新潟県は、都市部とは違った魅力がいっぱいです。自然に恵まれ、四季の移ろいを堪能することができ、食べものがおいしくて、伝統文化も残っています。

ぜひ、自分に合った転職先を見つけてください。

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