この趣味は書いても大丈夫?履歴書の趣味の書き方

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メイン画像:車を磨く男性

履歴書の趣味欄の書き方は、志望動機以上に悩むかもしれません。
「特に趣味はないけど、何かしら書かないとまずいかな?」
「どのように趣味欄を書けばいいの?」
「そもそも何のために履歴書に趣味を書くの?」
ここでは上記を含めた、履歴書の趣味欄にまつわる疑問に答えつつ、
履歴書に書くべき趣味・書いてはいけない趣味、趣味欄の書き方をあまさず解説します。

【目次】
1.【履歴書】趣味欄のポイント・役割
趣味欄の役割
詳しく聞かれても、きちんと答えられる趣味を書く
空欄や「特になし」はNG
嘘は絶対に書いてはダメ
2.【履歴書】趣味欄の基本的な書き方
3.採用担当者の印象に残る・いい印象を与える趣味がベスト
4.趣味がない人は、趣味欄のついていない履歴書を使いましょう
趣味欄のついていない履歴書は簡単に購入できる
趣味を書かざるをえない人は、書くべき趣味を探しましょう
5.注意すべき趣味・書かない方がいい趣味
注意すべき趣味
書かない方がいい趣味
6.まとめ

1.【履歴書】趣味欄のポイント・役割

趣味欄の役割

まず大前提として、履歴書の趣味欄が採用の合否に影響する可能性は低いです。
中には、趣味欄を見ない採用担当者もいます。
ただし、趣味欄を“人となり”を判断するための参考にしている採用担当者もいて、
自社の社員とあなたの相性がよさそうか、自社の社風に合っているかを見定めている場合もあります。
また、趣味の内容によっては採用担当者に興味をもたれ、そこから面接が盛り上がることもあります。
ただし、その逆も然りであるため、マイナスな印象をもたれないような趣味を書くことが大切です。

詳しく聞かれても、きちんと答えられる趣味を書く

ではどのような趣味を書くべきなのか?
履歴書の趣味欄には『詳しく聞かれても、きちんと答えられる趣味』を記載しましょう。
なぜなら面接で趣味について詳しく掘り下げようとする採用担当者も多くいるからです。

空欄や「特になし」はNG

空欄や「特になし」と記載することはNGです。
採用担当者の中には、趣味欄が空欄や「特になし」と記載されているのを見ると、「おもしろみのない人」「好奇心のない人」「アクティブさに欠ける人」などと判断する人もいます。

嘘は絶対に書いてはダメ

嘘の趣味を書いてしまうと、質問された際に答えられず、会話がはずまないこともあります。
その会話であなたのコミュニケーション能力が低いと判断されてはもったいないので、
嘘はつかないようにしましょう。

2.【履歴書】趣味欄の基本的な書き方

趣味欄の書き方のポイントは、『一言+詳しい説明』の2段階にわけて書くことです。
趣味を採用担当者にわかりやすく、具体的に伝えるために、
趣味を一言で書き、その後ろにかっこ書きで具体的な内容や頻度、いつからやっているのか、
どんなところが好きなのかなどを一行でまとめましょう。
例)・サッカー(小学生から15年間継続。高校時代に全国大会出場経験あり。)

履歴書の趣味欄のスペースは小さいため、文章でつらつらと趣味を書くと、採用担当者に細かくて読みづらい印象を与えてしまうこともあります。
とはいえ、箇条書きで『・サッカー』と書いてあっても、いつからサッカーをしているのか、どれぐらいの頻度でサッカーをしているのかといったことが何もわかりません。

3.採用担当者の印象に残る・いい印象を与える趣味がベスト

採用担当者から質問されてメリットのある趣味は何でしょうか。
あなたの履歴書の趣味欄を読んで、採用担当者にどう思ってもらえればいいのでしょうか。

質問されて・趣味欄を読んでもらってメリットのある趣味は、採用担当者の印象に残る・いい印象を与える趣味です。
ここでは具体的に、メリットのある趣味にはどんなものがあるのか紹介します。

①仕事に関連する趣味

趣味が志望企業の仕事内容と関連がある場合、
趣味の内容から「自社の仕事内容に興味があるんだなぁ」と採用担当者に思ってもらえる可能性があります。
例)エンジニアを志望する場合の趣味欄
・プログラミング(独学でC++を学ぶ。家計簿アプリを作成中。)

②自己PRにつながる趣味

面接時に話す自己PRと趣味に関連がある場合、
採用担当者に趣味について質問された時に自然に自己PRの話につなげることができます。
例)サッカー経験を自己PRで話したい場合の趣味欄
・サッカー(小学生から現在まで継続。大学では約150名のサークルの代表を務める。)

③人となりを表す趣味

志望企業の職種に合った趣味を書くことで、
「当社の仕事に合った性格だなぁ」と採用担当者に思ってもらえる可能性があります。
例えばあなたが営業職を志望していた場合、キャンプや登山、スノーボード、野球など
アウトドア系・スポーツ系の趣味を書くことで、「アクティブな人」「フットワーク軽く動けそうで、営業に向いている人」と採用担当者に思ってもらえることがあります。

④ユニークな趣味

ちょっとマニアックな趣味や珍しい趣味など、ユニークな趣味を書くことで、採用担当者が気になって質問をし、そこから会話がはずむ可能性があります。
例)お城巡り、座禅、ゆるキャラ集め、古銭収集、三味線

ただし、採用担当者から質問された際にボロが出てしまう、嘘や奇をてらった趣味は
書かないようにしましょう。

⑤ギャップのある趣味

見た目とのギャップがある趣味は、採用担当者の印象に残りやすく、興味を持たれやすいです。
例)おとなしそうに見えて、実は趣味が筋トレ/屈強で迫力がある見た目なのに趣味がお菓子作り

4.趣味がない人は、趣味欄のついていない履歴書を使いましょう

趣味欄のついていない履歴書は簡単に購入できる

趣味がない人は、無理して嘘の趣味を書く必要はありません。
手間ではありますが、趣味欄のついていない履歴書を購入しましょう。
ネット上でも、文房具店やコンビニでも趣味欄のついていない履歴書は販売されていますので、
探してみてください。

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趣味を書かざるをえない人は、書くべき趣味を探しましょう

とはいえ、企業から履歴書を指定されたり、履歴書の提出期限が近く、新たに購入する時間がないなど、
書かざるをえない人もいるでしょう。
そんな方は、まず書くべき趣味が本当にないのか検討してみてください。
自信をもって『趣味』といえなくても、履歴書に書ける趣味は多くあります。

日常行っている何気ないことも趣味として書けます。

・ウォーキング(健康管理のために、なるべく歩くことを心がけています。)
・洗車(土日どちらかは3時間かけて車を洗っています。)
・アイロンがけ(毎朝出社前にシャツにアイロンがけをすることが日課です。)
・半身浴(1時間程度、一日の振り返りや読書などをしています。)
・犬の散歩(毎朝犬3匹を妹と一緒に散歩につれていっています。)
・マラソン(週に1回仕事帰りに友人と皇居マラソンをしています。)
・カメラ(大学時代に購入した一眼レフカメラで、外出時に街の風景を撮影。)
・水泳(健康管理のため週に1回30分程度水泳をしています。)
・ドライブ(気分転換のために知らない土地を気ままにドライブすることが好きです。)
・料理(土日は必ず自炊しています。)

このようにどんなささいなことでも趣味として履歴書に書くことができます。
ただし、採用担当者から質問されたときに何も語れないということがないよう、
書いた趣味に関しては考えをまとめておきましょう。

5.注意すべき趣味・書かない方がいい趣味

履歴書に記載する趣味は基本的に何でもOKですが、中には注意すべき趣味や、
履歴書の趣味として書くべきでない趣味もあります。
ここではそれらの趣味をご紹介しますので、該当する趣味を履歴書に書こうと思っている方は、
一度書くべきなのか検討しましょう。

注意すべき趣味

スポーツ観戦など、人によって好みが大きくわかれる・造詣が求められる趣味は注意が必要です。
なぜならあなたが好きなチームのライバルチームを採用担当者が応援している場合、
あなたの印象も悪くなる(少なくとも会話ははずまない)可能性があるからです。
また、応援しているチームがあなたと採用担当者で同じだとしても、あなたより採用担当者の方が知識が深かった場合、あなたが答えられない質問を採用担当者にされる可能性があります。
書くとしても、
・野球観戦(オンシーズンは週に一度は球場に応援にいっています。)
といったようにチームについては触れないようにしましょう。

【注意すべき趣味 例】
・スポーツ観戦 ・読書 ・映画鑑賞 ・音楽鑑賞

書かない方がいい趣味

採用担当者からみると悪印象につながる趣味は多くあります。
あくまで『履歴書の趣味欄』に書く趣味ですので、採用担当者からの見え方を気にしましょう。

ギャンブル系はNG

志望企業の仕事内容と関連がある場合は別として、競馬、競輪、パチンコやパチスロなど、
ギャンブル系の趣味は書かないようにしましょう。
採用担当者によっては、「計画性のない人なのでは」「負債があるかもしれない」といった印象を抱きます。

犯罪(を想起させるもの)はNG

ハッキング、猟銃収集、劇薬収集や動物解剖など犯罪をイメージするようなものは論外です。
サバイバルゲームも企業によって好みがわかれますので書かない方が無難です。

思想・政治・宗教系はNG

思想、政治、宗教の考え方は、人それぞれ自由ですが、履歴書の趣味欄に書くメリットはありません。
採用担当者から「考え方が偏っている人」と思われてしまう可能性があります。

ゲームやアニメ、漫画、アイドルはNG

エンタメ業界など、志望業界の仕事内容と関連がある場合は別として、
これらを履歴書の趣味欄に書くのはやめましょう。
ずいぶん市民権を得たとはいえ、あまりいい印象を抱かない採用担当者がいるのも事実です。

『人間観察』はNG

趣味に『人間観察』と書く方は多いです。ただ、批判的な人・傍観者・斜に構えている人という誤解を与える場合があるため、『人間観察』を履歴書の趣味欄に書くのはやめておいた方が無難です。

この他にも、『寝ること』『合コン』など、趣味として書くと採用担当者からマイナスイメージを持たれる可能性のあるものは多くあります。
だからこそ履歴書の趣味を書く際には、「採用担当者はどう思うだろう?」という視点で、
書くべき趣味を検討することが重要です。
自分の趣味がどう思われるか不安な方は、ご家族や友人に自分の趣味をどう思うのか聞いてみることを
お勧めします。

6.まとめ

いかがでしたか。
採用担当者にとって履歴書の趣味欄は、あなたの“人となり”を判断するものであり、
自社の社員との相性をはかったり、面接時の話題の一つになるものです。

できる限りいい印象を与えられるよう、「この趣味をみて、採用担当者はどう思うだろう?」という視点で、書く内容を選びましょう。
難しい場合は趣味欄のない履歴書を使うのも手です。