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サンディスク株式会社

最先端技術に触れながら、半導体エンジニアのスペシャリストを目指せ フラッシュメモリーのリーディングカンパニー
(取材日 2007/07/23 )

メモリーカード世界No.1 企業の日本法人

サンディスクコーポレーションは、フラッシュメモリーを用いた大容量メモリーメディアの世界最大手メーカー。1988年にフラッシュメモリー技術の国際的権威であるエリ・ハラリによって設立されました。

主力商品のメモリーカードは世界のマーケットシェアNo.1シェアを誇り、その製品はデジタルカメラ、コンピュータ、携帯電話という身近なものにとどまらず、医療機器や航空機、スペースシャトルまで、至るところに使われています。

このサンディスクコーポレーションの100%出資によって1992年(平成4年)に設立されましたのがサンディスク株式会社。

フラッシュメモリーメディア製品の設計・開発・製造・販売を一貫して手がけ、1998年には自社ブランド製品の日本全国販売も開始しました。同年9月にはISO9002品質システムを取得するなど、 積極的な販売活動を行っています。

また、企業との業務提携も活発に行っており、現在では市場に流通しているあらゆるフラッシュメモリーカードを網羅しています。近年の代表的なものでは、1999年にパナソニック株式会社・東芝と業務提携によって「SDカード」を開発しました。その他、 2001年のソニーとメモリースティック事業で提携。2003年には「SDカード」をさらに小型化した 「mini SDカード」が発表されました。

こうして開発された優れた特性を持つ製品は、携帯電話、デジタルカメラ、各種コンピュータ、デジタルオーディオプレーヤーなど様々な機器で活用され、数多くのOEM(Original Equipment Manufactures)や代理店、サードパーティ、コンピュータ・家電量販店を通して、全世界で販売されています。今日ではグローバル企業として、米国カリフォルニア州・シリコンバレーにある本社の他、オハイオ、ワシントンDC、フロリダ、ドイツ、香港に営業拠点を置いて業務を展開し、成長を続けています。

市場のニーズに応えるために、世界最大規模の戦略拠点を設置

サンディスク 四日市工場

フラッシュメモリーの高速化、低コスト化、大容量化をという市場のニーズに応えるために、サンディスクは「挑戦」をキーワードに進歩を続けています。

1999年には東芝との間に15年間の共同研究・開発・生産の契約を締結し、NAND型フラッシュメモリーの量産体制の確立に取り組んできました。

2005年には四日市工場内で300mmウエハに対応した新製造棟(Fab3)が稼動開始。一ヶ月あたり300mm/70nm 10万枚の量産を実現させています。

更に2006年には数千億円規模の大規模な投資を行い、新製造棟(Fab4)の建設に着手しました。この新製造棟は世界最大級の規模を持ち、「新時代のプロセス技術を確立するための戦略拠点」という重要な位置づけで、2007年第4四半期(10-12月期)の量産開始を予定しています。また、量産ラインにおける微細化も急ピッチで進行中。プロセスは現在の70nmから56nm、さらに40nm世代へと順次移行する予定です。

最先端技術の製造に関われるチャンス。半導体エンジニアを積極募集

デジタルオーディオプレーヤー

前述の新製造棟稼動に伴い、サンディスクでは最先端工場で活躍してくださる半導体エンジニアを積極的に募集しています。

開発環境が整っているのはもちろん、フラッシュメモリー容量を増大させるMLC多値技術、最先端デザインルール、大最先端のデバイスプロセスなど、世界最先端技術の製造に関われるのはサンディスクならではの大きな魅力です。

また、エンジニア職の方に対しては専門職制度も導入しています。それぞれの希望に合わせ、マネジメント分野へシフトチェンジする社員もいれば、真のスペシャリストを目指す社員もいます。
一人一人のキャリアプランを尊重し、成長を実感しながら働ける環境です。

担当コンサルタントのコメント

フラッシュメモリー半導体のプロフェッショナルを目指したい方にとっては、絶好の機会です。たとえ経験が少ない方であっても、心配はいりません。これから最先端の技術に携わりたい、積極的にチャレンジしたいという熱意のある方には広く門戸が開放されています。メーカーでのご経験に加え、受託製造会社でのご経験も対象となりますので、メーカーへのキャリアアップを希望される方にもチャンスと言えます。

また、4−6月期決算ではフラッシュメモリーの価格下落により苦戦した米国サンディスクコーポレーションですが、今後は価格下落がより緩やかになることにより、粗利益率が徐々に改善され、年後半には利益率も上向く見通しとなっています。

最後に、勤務環境のことをお話しておきましょう。勤務地は三重県四日市市。社員の方の多くは名古屋市に住み、通勤時間は30分程度です。渋滞や満員電車はありませんし、家賃も首都圏とは格段の差。突発的な出張なども稀で、落ち着いて開発に従事したいという方にも魅力的な環境です。

(更新日 2008/08/01 )