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デジタル時代のアーキテクチャを確立した代表的なIPプロバイダ

アーム株式会社

組み込みRISCマイクロプロセッサ市場で75%のシェア

携帯電話、IT・ネットワーク機器、デジタル家電、自動車、セキュリティ…。高度なデジタル製品は、ビジネスにも日常生活にも欠かせない存在となっています。これらの製品の核である16/32ビット組み込みRISCマイクロプロセッサの分野で、世界で最も普及しているアーキテクチャを提供しているのが、英国を本拠地とする「ARM」です。 ARMは、1990年代に業界初の低価格RISCアーキテクチャを開発した企業です。現在では、16/32 ビット組み込みRISC マイクロプロセッサ、データエンジン、3Dプロセッサ、デジタルライブラリ、組み込みメモリ、ペリフェラル、ソフトウェア、開発ツール、さらにはアナログ機能と高速コネクティビティ製品など総合的なラインナップをそろえ、1998年にはロンドン証券取引所とNASDAQに株式を上場しています。

アーム株式会社は、この世界的なIPプロバイダ・ARMの日本法人として、日本で活動する多くの企業に、バラエティに富んだIPコア製品群を提供しています。
ARMアーキテクチャの優れた点は、1ワット当たりの卓越した性能とコード密度、そして互換性と設計再利用性に優れたオープン・アーキテクチャであること。最新の調査によれば、世界の組み込みRISCマイクロプロセッサ市場に占めるARMのシェアは約75%を占め、ARMのパートナー企業によって出荷されたARMコア搭載マイクロプロセッサは、累計で25億個以上にのぼります。さらに、2007年には単年で20億個を超えることが見込まれるなど、近年さらにその存在感を増しています。

日本におけるアームの社員数はまだ30名を超えたばかりという規模です。しかし、IPコアのライセンスを提供するという先進的なビジネスモデルは、少数精鋭で大きな収益をあげることを可能にしています。工場や在庫を持つ必要がなく、かわりに高度なソリューションを提供し、顧客企業との堅固なパートナーシップが確立しています。また、開発ツールの提供やテクニカルトレーニングなど、プロセッサを開発する顧客企業を多方面から支援するビジネスを展開しています。

技術知識を生かしての提案からアライアンスまで

アームの日本での取引先は、日本電気、東芝、富士通、ソニー、シャープ、ヤマハ、パナソニック、ローム、三菱電機、沖電気、ルネサステクノロジ…などの日本を代表する国際的エレクトロニクス・メーカー。また、マイクロソフト、ノキアなど著名な大手外資系企業ともライセンス契約を行っています。 今回、同社が募集している「OEMセールス」職は、これらの取引先への技術営業を担当します(新規開拓は専門の営業部隊がありますので、既存取引先への提案業務が主となります)。 IPコアの提案は、取引先の開発エンジニアと技術的な意見交換をしながら進めなくてはなりません。そのため、半導体、特にプロセッサの設計工程や開発ツールについての技術的な知識や経験が不可欠。また、同時に販売戦略の立案や戦略的関係構築(アライアンス)の交渉などにも立ち入っていくことができます。

つまり、同分野の営業経験者はもちろん、これまで開発や設計を経験してきた方で、今後は技術提案やコンサルティング的なキャリアにシフトしたい…という方にも注目していただける仕事なのです。 ARMアーキテクチャは、世界のプロセッサ業界をリードする先進的な技術です。自信をもって最先端の製品を提案できるのが強みであり、現在、日本のアームで活躍中の社員も、ほとんどが大手半導体メーカーから、よりダイナミックな仕事を志向して移籍してきた方々となっています。

日本での拠点は「新横浜」。働きやすい環境

アームのオフィスは、新横浜の駅前からすぐ。ゆとりのあるオフィス環境と共に、制度的な面でも働きやすく、また成果を還元する体制が整備されています。 まず、年俸制の給与とは別に、業績に応じた決算賞与の制度があります。連続して好業績をあげている同社では、これまでほぼ毎年、支給実績があります。 また、確定拠出型年金(401k制度)、財形貯蓄、保養所、GLTG(団体長期障害所得補償保険=本人の負担なしで被保険者がケガや病気のために仕事に就けなくなった場合、最長で定年までの間、所得を補填する保険)などの手厚い福利厚生プランも導入されています。

担当コンサルタントより

以下のような方にぜひお勧めしたい企業です。

  • ワールドスタンダードな技術を持つ企業で働きたい方。
  • 競争力のある製品を提案していきたい方。
  • 技術力を生かして、提案やコンサルティングのキャリアにシフトしたい方。
  • 特にARM製品を使用してのプロセッサ開発経験をお持ちの方。
  • 英語力を生かしたい方(社内でのコミュニケーションは基本的に英語です)。
  • 給与をアップさせたい方。
(更新日 2008/08/01 )