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世界が認めた技術、日本で育まれた信頼で、製薬業界に欠かせぬ存在に成長。

セジデムデンドライト株式会社

(取材日 2007/10/12 )

世界有数の優良企業がバックボーン

世間には「広く一般には知られていなくても特定の業界において、圧倒的なアドバンテージを握る企業」という企業があり、セジデムデンドライトはまさにそんな企業のひとつと言えます。

母体となるセジデムグループはフランスに本社を置く超優良企業。ユーロネクスト市場に上場し、医療業界向けCMRソリューション市場で活躍する“唯一の”ヨーロッパ企業です。

また、その製品は世界の製薬企業上位20社全てで導入されるなど、堂々たる実績を誇っています。企業規模においてもセジデムデンドライト単体で200名、グループ全体では約9000名というBIGスケール。世界75カ国に、20万人以上のMRユーザーを有する世界的なCRMソリューションリーダーなのです。

その日本法人セジデムデンドライトも、1988年に設立というから日本のIT業界でも老舗といえます。また、外資系IT企業としては、あまり例の無い「大阪本社」という点も特徴の一つとして挙げられます。

MRを対象とした営業支援システム(SFA)でトップシェア

セジデムデンドライトの主力業務は、製薬企業のMRを対象とした営業支援システム(SFA)の開発・販売・サポートです。

念のためMRについて補足すると、MRとはMedical Representative(医療情報担当者)の略で、医薬品の適正な使用に資するために、医薬関係者に適正使用情報を提供し、収集することを主な業務としています。

多くのMRは製薬会社に所属し、自社の医薬品情報を、医師をはじめとする医療従事者に提供することでマーケットを広げていく・・・そんな日々のMRの業務をサポートするのが同社の営業支援システム(SFA)なのです。その製品特性上、SFAシステムは、いったん導入すると継続的なサポートが派生します。それゆえ製薬企業にとっては、製品そのモノの信頼性はもとより、そのサポート力(サーバー側の技術力、組織力、機動力)こそが導入の鍵となっています。

こうした実情を踏まえた上で、業界を見渡してみると目を引くのが、セジデムデンドライトの営業支援システムを導入していている企業の多さです。現在、日本国内には5万人ほどのMRが活動中とされており、特に大手製薬会社では大勢のMRが就業中です。そんな中、同社がライセンス提供しているシステムの数は、実にMR2万人分。これを単純計算するとシェア40%。圧倒的な数字です。

その背景にあるのは、同社の持つ製薬業界に特化したソリューション提供のノウハウと、クライアントの多様なニーズに対応できる「組織的対応力」といえます。

同社の業務は単なるパッケージソフトウェアの販売ではありません。各製薬会社の基幹業務に対応するためには、当然のことながら顧客ごとに求められるニーズが異なります。それぞれに対応してベースからカスタマイズする必要があり、さらに同社ではホストコンピュータの運用・管理まで行っているため、必然的にセールスから開発陣、さらにはサポート部門まで、対応業務は多岐に及ぶことになります。

クライアント企業との綿密な打ち合わせ。ここでそれぞれの企業の状況、克服すべき独自の課題をしっかりと把握。それらをエンジニア部門が顧客とブレストし開発→導入開始。そして導入後にはサポート部門と顧客が綿密に連携しながら、最適なシステムとするためのブラッシュアップやフォローを行う・・・。これらのデンドライト社のミッション全てを通して貫かれているのが高い顧客志向です。

実際問題として、最新のシステム導入によるMRの情報武装と機動力強化は、製薬会社の売上アップだけでなく、それらの企業としての信頼度にも影響を及ぼす重要課題です。それゆえ同社のこうした姿勢は、ユーザーサイドからは見逃す事の出来ない要素と言えるのでしょう。そのことは先に述べた、製薬業界から同社への高い支持率が雄弁に物語っています。

外資系ならではのフラットで闊達な社風

よく「外資系企業はクールだ」などと言われますが、全てがそうというわけではありません。少なくともセジデムデンドライトの場合は、当てはまらないでしょう。

同社に転職した方の意見として、

等が挙がります。

上記から性別、キャリアに関係なく誰もが能力を発揮しやすい職場であることが窺えます。また、ポジションによっては英語力をさほど重視しておらず(あれば良いが必須ではないとのこと)、結果的にそのことで広く有能な人材を集めることにも成功しています。

さらに同社は日本において、あまり認知されていなかった当時から、SOX法に対して積極的に取り組み、それに対応した管理体制を構築。ファイナンスやコンプライアンスのレベルの押し上げに成功し、単なる外資系企業の「海外拠点」ではなく、優良な事業会社として、安定した経営を展開している事実も見逃せません。

コンサルタントからのメッセージ

勝ち残りをかけた熾烈な競争の中、大手製薬メーカーが最優先で取り組むべき経営課題として注目されているのがSFE(Sales Force Effectiveness)です。

同社のソリューションは、大手製薬メーカーに対し、MRの生産性向上から営業マネジメント、そして営業プロセス全体の最適化まで、「SFE=営業力強化」をトータルで提供しています。

世界第2位の医薬品市場である日本。日系・外資を問わず、MRも各社増加傾向にあるので、同社が展開するソリューションビジネスは成長性・安定性、ともに高いと言えるでしょう。

(更新日 2008/08/01 )