転職×天職 > 注目企業採用情報 > シュルンベルジェ株式会社

世界の地下資源開発をリードする石油探査機器メーカー国内開発拠点で、計測・計装機器業界の開発経験を有する中途社員が多数活躍

シュルンベルジェ株式会社

最先端の石油探査機器で世界の地下資源開発をリード

世界各地で展開される石油探査

現代文明を支えているともいえる石油や天然ガス。代替エネルギーの開発が叫ばれていますが、化学製品の原料としての役割も含め、まだまだ石油や天然ガスを活用していかなくてはならない時代は続くことでしょう。
そこで重要になってくるのが新たな油田・ガス田の開発です。石油や天然ガスは埋蔵量が限られる有限の資源ですが、実はこの数十年間、その埋蔵量は減るどころか増え続けています。これは埋蔵量自体が増えたわけではなく、これまでの技術では見つけられなかった地下資源を探索する技術が進んだためです。

シュルンベルジェは、地中や海底の奥深くに眠るこれらの資源を発見する「石油探査技術」で世界をリードする企業です。その創業は1927年。もともとはフランスで設立された企業ですが、現在は米国・ヒューストンを本拠地とし、ワールドワイドでの年間売上高は232億7700万ドル(2007年度実績・日本円換算で約2兆5604億円)、約7万名の従業員が活躍するグローバル企業へと発展しています。

同社は、電磁気、音波、放射線などを利用した最先端の探査機器メーカーであるだけでなく、実際の油層探査・調査・評価サービス、さらには石油・天然ガスの採掘・生産のための技術やコンサルティングサービスまでを幅広く提供しています。

1985年より日本国内にも開発拠点を構える外資系企業

淵野辺本社 テクノロジーセンター

シュルンベルジェが、日本国内で活動を開始したのは1936年。新潟で油田の電気検層を行なったのがその始まりでした。1982年には日本法人であるシュルンベルジェ株式会社を設立。その3年後(1985年)に、開発拠点である「テクノロジーセンター」を神奈川県相模原市(淵野辺)に開設しました。

シュルンベルジェは、世界各国に拠点を持っていますが、テクノロジーセンターといわれる開発拠点は19カ所しかありません。しかも、日本の拠点はその中でも特に重要度が高く世界に6カ所しかない「インテグレーションセンター」に指定されるなど、日本の技術への期待の大きさが分かります。淵野辺のテクノロジーセンターでは、今日も海外の拠点と連携した技術開発、製品開発が進められています。

日本で開発を行った石油探査機器の代表製品

1, 水晶圧力センサー(Crystal Quartz Gauge)

1000気圧・摂氏175度までの環境で130ppmの絶対精度、1ppm以下の解像度を保証し、地下数千メートルの厳しい条件下で原油を含む地層の特性を正確に調べることができるセンサーです。この性能は温度圧力範囲を網羅するセンサーとしては世界一であり、水晶の優れた特性とセンサー・発振回路を設計したシュルンベルジェの高度な技術力に裏づけられています。

2, 機械検層機器

LFA(Live Fluid Analyzer)、CFA(Composition Fluid Analyzer)と呼ばれ、吸光分光分析により地層間隙流体を分析するツールです。地層内の原油・水などの特性や成分のデータ分析・解析を地下でリアルタイムに行います。従来のMDT(Modular Formation Dynamics Tester)と比較すると、温度・圧力変化による試料の変質がなく、解析結果が出るまでの時間も圧倒的に短縮されます。

計測器・計装機器や機械・装置類のメーカー経験を有するエンジニアが即戦力として活躍

シュルンベルジェのテクノロジーセンターでは、海外の開発拠点とも連携しながら、最先端の石油探査機器の開発プロジェクトに関わることができます。高度な技術に触れることができるとともに、世界のあらゆる石油探査の現場で使われる機器の開発は、現代社会を支える石油産業の一翼を担う充実感を得られる仕事だといえるでしょう。同社では、この探査機器の機械設計、電気設計エンジニアを積極的に募集しています。

しかし、これまでに石油探査機器の開発経験があるというエンジニアの方はほとんどいらっしゃらないことでしょう。実際、同社でも同業種でのご経験は求めていません。

現在、中途入社で活躍しているエンジニアの多くが、計測器・計装機器、さらには幅広い機械・装置類のメーカーで機械設計、電気設計などを経験された方となっています。10年以上の開発経験を持つ30代、40代の方も多く、特に、電磁波・音波・超音波…などの知識をお持ちの方は即戦力として活躍できる可能性が高くなります。

自己啓発用の英会話クラスを常時開設。日系大手メーカーに準ずる社風

シュルンベルジェでは、製品の一部ではなく全体を開発、設計する業務が基本であり、プロジェクト全体をトータルに見ることができるのも同社の大きな魅力といえるでしょう。また、グローバル企業であるシュルンベルジェでは、日本のテクノロジーセンターで働く社員の約3割が外国籍の方となっています。こうした国際的な特色をもつ環境のため、業務を通して自然に英会話が身につくほか、意欲の高い方に対しては自己啓発のための英会話クラスも社内に常時開設されています。

入社時には中級レベル(ある程度の読み書きができる程度)だったというエンジニアの方も、入社後は技術的な会話が自由にできるレベルまですぐに到達されています。教育研修や福利厚生(産前産後休暇、介護休業など)も充実しており、その社風は日系大手メーカーと非常に近いといえるでしょう。

担当コンサルタントのコメント

石油産業の中でももっとも川上である油田開発、あるいはそれに先立つ油層探査の段階で使う機器の専門メーカーですので、一般の方にはあまりなじみのない企業かもしれません。しかし、この分野でのシェアは非常に高く、抜群の安定度を持つグローバル企業です。

石油探査技術は、各種センサーや計測器などの技術に近いものがありますので、メーカーでそういった製品の開発、設計を手がけておられた方でしたら十分応用が効くはずです。実際、中途入社されている方はそういった分野の経験者の方が大多数です。

シュルンベルジェは外資系企業ですが、日本国内での活動歴も長く、しっかりした開発拠点(テクノロジーセンター)も国内に持っています。じっくり腰を落ち着けて開発に取り組みたいという方にお勧めできる企業です。

  • 計測技術や探査技術、または機械設計、電気設計などの経験を生かしたい
  • 世界中で使われる最先端の製品を手がけたい
  • 安定性のある企業で英語力を磨きたい(生かしたい)
  • 個人裁量が大きい環境で年収を向上させたい

こういった視点で転職をご検討されている方にぜひご注目いただきたい企業です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。