転職×天職 > 注目企業採用情報 > ゲイツ・ユニッタ・アジア株式会社
日本で初めて伝動用革ベルトの製造に成功したニッタ株式会社(東証・大証一部上場)。世界で初めて歯付ベルト(タイミングベルト)を発明した米国・ユニロイヤル社。その両社の合弁で1971年に誕生したのがユニッタ株式会社です。
その後、ユニロイヤル社がゴム・プラスチック関連の世界的企業・ゲイツコーポレーションの傘下に入ったことに加え、アジア全域での事業展開を目指すという決意を込め、現在のゲイツ・ユニッタ・アジア株式会社へと社名変更しました。
そんな同社が開発・製造しているのは自動車・産業機械用のタイミングベルトやプーリーです。自動車エンジンの動力を伝達するタイミングベルトでは国内トップシェアを誇り、日本の主要自動車メーカー大半に製品を納入。
パワステやカーエアコンの駆動に使用されるベルトやエンジンの多軸駆動システムなども提供しています。また自動車の他、コピーやプリンターといったOA機器、ATM機や駅の自動改札機、デジタルカメラや掃除機など、様々な機械の駆動システムにも同社の製品が組込まれています。
1945年に米国で世界初の歯付ベルトを開発した会社と、日本で1世紀以上の歴史を持つ動力伝動用ベルトメーカー。
その2つの遺伝子を受け継ぐ同社の技術力は、まさに世界最高峰。素材・構造・歯形・かみ合い・製造方法などに数々の改良・発明を重ね、あらゆるニーズに応える多種多様な歯付ベルトを次々に生み出してきました。
その過程で世界初となる製品も数多く誕生し、大手自動車メーカーからは「エンジン部分の性能向上・技術革新に欠かせないオンリーワン企業」という定評を得ています。
1982年 | 世界初の「Y歯形」を、トヨタ自動車が採用(クレスタ) |
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1984年 | 世界初の「水素添加NBRを使った超耐熱ベルト」を開発・上市 |
1985年 |
世界初の「RU歯形」を上市 世界初の「HTD・II RJ歯形」を、富士重工業が採用(ジャスティ) |
1987年 |
世界初の「YU歯形」を上市 世界初の「HTD・II YU歯形」を、ダイハツ工業が採用(シャレード) |
1989年 | 世界初の「自動車用両面歯付ベルト」を、本田技研工業が採用(インスパイア) |
1994年 | 世界初の高精度・長寿命歯付ベルト「パワーグリップGTベルト」をシリーズ化 |
1999年 | 世界初の「短繊維補強の高強度タイミングベルト」を、いすゞ自動車・トヨタ自動車が採用 |
自動車に限らず、いまでは歯付ベルトが使用されていない機械を捜すほうが難しいといわれています。そんな中で同社のタイミングベルトはアイテム数が10000種を突破。周辺部品・関連商品のラインナップも多彩になってきました。
もちろん今後も市場ニーズに応える新製品・新機能の開発に積極的に取り組み、同時に新たな市場開拓にも目を向けながら、「動力伝動」という分野の進歩・発展をリードし続けていきます。
国内トップメーカーという地位に甘んじることなく、グローバルな事業展開を推し進めている同社。ゲイツコーポレーションの世界的ネットワークを活用し、現在北南米に9社(アメリカ・カナダ・メキシコ・ブラジル)、ヨーロッパ地域に6社(イギリス・スペイン・ベルギー・ドイツ・フランス・ポーランド)の海外拠点を展開しています。
さらに「ゲイツ・ユニッタ・アジア」の社名通り、アジア地域にも5社(中国・韓国・タイ・インド・シンガポール)を開設。ゲイツ社との協力関係の中で、急成長中のアジア圏を担う存在として、そのマーケットを統括するという重要な役割を果たしています。
世界最大級の自動車用ベルトのメーカーである米国ゲイツ社。
そして東証一部上場の産業用ゴム資材メーカーであるニッタ株式会社。
ゲイツ・ユニッタ・アジア株式会社はこの二つの会社の共同出資により誕生した会社です。
自動車エンジンをはじめ、OA機器にカメラ、掃除機など「駆動系」の機械に使われているタイミングベルト。このタイミングベルトの分野で国内トップクラスのシェアと実績を誇る同社。ゲイツ社は欧米を中心に展開している一方、ゲイツ・ユニッタ・アジア社は急成長中のアジア圏を担う存在として重要な役割を担っています。
また、ベテラン社員の方からしっかりと業務についての教育を行っているほか、語学力に自信のない方でも英会話やプレゼンテーションを高めるための研修・通信教育が充実しているなど、意欲のある人材を育てていくためのバックアップ体制が整っていることも同社の特長。
年数は浅くても自動車に関わるメーカーでの経験があり、グローバルな舞台で活躍したい方には絶好の環境と言えます。
是非お問い合わせ下さい。