藤野英人さんインタビュー その4
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転職者へのワンポイントアドバイス
Vol.01
転職も投資も長期的スパンでとらえるべき、5年10年で伸びる会社を探そう
私はファンドマネージャーとして、時代の流れをつかみ、価値のある企業を発掘しそれに投資をすることで、長期的なリターンを投資家とともに享受してゆくという考えで投資を行っています。転職者も、5年10年で伸びる会社がどこかという、投資家の視点で転職先を選ぶことが重要なのではないでしょうか。又、転職をする際には「こしかけ」のつもりではなく、ある程度長くいることのできる会社を探したほうがいいと思います。それはなぜかというと、同じ会社に長くいたほうが企業の文化がよく理解できるし、そのなかでじっくり成長できるからです。
Vol.02
成熟産業の中にも成長企業がある
成熟産業の中に成長企業がある場合があります。成熟産業へは新規参入が少なく、そのなかで新たなビジネスモデルをうち出した会社が既存の企業を餌にして、大きく伸びる可能性があるからです。いわば「羊の群れのなかの狼」となるのです。成長産業の中のダメな会社よりは、はるかに伸びる可能性が高いのです。逆に、成長産業の中のダメな会社は、「狼の群れのなかの羊」になってしまいます。そのような会社はすぐ骨だけになります。成長産業は業界自体が伸びますが、資本力の高い会社、有能な人材、それから伝統のある企業がどんどん参入してきます。そういう分野の企業への転職を考える場合は、その会社のビジネスモデルが、厳しい競争下でやっていけるだけの優位性があるか充分検討しなければならないといえます。
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1966年、富山県生まれ。
90年早稲田大学法学部卒業後、野村投資顧問(現、野村アセットマネージメント投信)に入社。
96年、ジャーディン フレミング投信・投資顧問に入社。中小型株チームでファンドマネージャーとして活躍、99年12月には2600億円を運用するなど、驚異的な実績を収める。
2000年、ゴールドマン・サックス投信に入社。
2003年8月、レオス・キャピタルワークスを設立、代表取締役社長に就任。著書に「トップファンドマネージャーの明快投資戦略」(ビジネス社)、「スリッパの法則」(PHP)、「金のなる木は清い土で育つ〜清豊の思想〜」(経済界)がある。
■参考書籍
スリッパの法則
〜プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方〜
(PHP刊・1300円)
蟹瀬誠一さん
準備ができている人にチャンスは微笑む。常日ごろから個人の能力を磨け!
木村政雄さん
多くのお笑いタレントを育てた名プロデューサーが語る“売れる”ビジネスキャリアの築き方
藤野英人さん
カリスマ・ファンドマネージャーが語る転職者のための伸びる会社伸びない会社の見分け方