3. 3つのV
■3つのV、ご存知ですか? これは、コミュニケーションの3大要素です。
VISUAL見た目(身だしなみや姿勢、顔つき)
VOICE 声の張り、抑揚、間のおき方
VERBAL言葉(話す内容)
この3つのVのうち、どれだけコミュニケーションとして影響があるか、行動心理学等で検証された結果は、なんと、VISUALが70%、VOICE20%、そしてVERBALが10%です。
エンジニアや経理職の方で、コミュニケーション能力を軽視される方がいらっしゃいますが、とんでもない誤解です。どんな職種でもポジションが上にいけばいくほど、対人折衝能力が必要になり、採用する企業は、その方の将来の可能性も見て採否を決めるわけですから、コミュニケーション能力はとても大事です。
面接は、ある意味「一期一会」です。しかもその時間は15分から1時間。 相手にどのような印象を与えるかは、その時の「見た目」が、大きな比重を持ちます。 身だしなみは、社会人として、またビジネスパースンとして、当たり前といえば当たり前です。従来の自分の環境の中での当たり前ではなく、社会一般の「あたりまえ」が必要になります。 また、話す時、聞く時、表情や目線に気をつけていますか? それと気をつけたいのは、VISUALではありませんが、口臭です。
次が、「声」。メリハリのついた話し方、抑揚、間の取り方等、同じ内容でもVOICEによって、随分印象が違うのは、皆さんもビジネスで実感されていると思います。
そして、話す中味−VERBAL−です。 VISUAL・VOICEが良くても肝心のVERBALに中味がなければ、元も子もありません。面接で聞かれることは、大体予想がつきます。どう答えるかは、ご自身でしっかりと事前にまとめておきましょう。
じゃ、自分は面接でどうなのか?。 それを知るには、ロールプレイングが一番です。どなたかに面接官になってもらい、想定される質問に答えていく擬似面接です。 またそれをビデオで撮るとさらによくわかります。 面接は緊張を伴います。従って、「習う」より「慣れろ」で、緊張しがちな方には、特にお勧めします。 転職×天職のコンサルタントにお申しつけください。