TOEIC
資格内容
TOEICとは、Test of English for International Communication の略称で、アメリカの非営利テスト開発機関であるEducational Testing Service (ETS) によって開発されたテストです。現在、世界60ヶ国以上で実施されていますが、受験者数が圧倒的に多く、またTOEICのスコアを特に重視している国は韓国と日本の2ヶ国で、年間受験者数は150万人を超えています。
TOEICテストは、英語でのコミュニケーション能力を測定するもので、実用的(Practical)な英語力を測定するツールとして近年では多くの企業や団体が採用時や昇格時の基準として採用しており、日本でも受験英語で学んだ「読む・書く」の英語から、「使える英語」が強く求められるようになってきたことを象徴しています。
資格概要
■ 受験資格
特に制限はありません。
■ 試験方法・内容
テストはListening Comprehension(100問、45分間)、とReading(100問、75分間)の2部門から構成されており、出題は全て英語で3〜4つの選択肢から回答を選ぶマークシート形式です。
結果は合否で出されるのではなく、10〜990点のスコアで算出され、日本人の平均スコアは580点前後となっています。
■ 試験日程
1,3,5,6,7,9,10,11月
■ 受験料
6,615円
■ 問い合わせ先
(財)国際ビジネスコミュニケーション協会TOEIC運営委員会
〒100-0014 東京都千代田区永田町2−14−2山王グランドビル
TEL 03-3581-5663
URL http://www.toeic.or.jp/
転職アドバイス
TOEICは英語でのコミュニケーション力を測るツールとして評価が定着しているため、英文レジュメや英語面接による審査の前段階で、客観的に英語力を証明する手段として非常に役立ちます。もちろんTOEICのスコアが全てではなく、実際にビジネスで使える実用的な英語力が無くては意味がありませんが、TOEICのハイスコアを取得していれば、あらゆる業界、職種においてアドバンテージとなることは間違いありません。
通常、企業が求める英語力の定義は、中級でTOEICスコア650〜750、上級で750〜900です。履歴書に記載する上で有利となるためには、最低700点以上は必要です。