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実務に則した用語解説インターネット・Web業界 用語辞典

W3C

W3C(World Wide Web Consortium)とは、WWW※1で利用される技術の標準化を進める非営利団体(NPO)のことです。インターネット上における文章や数式の記述などに関する技術の仕様を定め、管理・統括しています。

W3Cが定めるW3C標準とは、いわばWeb制作における世界的なルール(基準)です。アクセシビリティやメンテナンスのしやすさ、互換性、汎用性などの面から考えても、W3C標準に従って統一の基準でWeb制作を行うことが推奨されています。

2008年5月現在では、マサチューセッツ工科大学計算機科学研究所(MIT/LCS)・欧州情報処理数学研究コンソーシアム(ERCIM)・慶應義塾大学が、ホスト機関としてW3Cを共同運営しています。なお、W3Cが定めた規格に不満を持った企業などによって、W3Cに対抗する「WHATWG」という対抗団体が組織されています。

  • ※1World Wide Webの略。インターネット上において世界中のコンピュータにある情報を自由に閲覧したり、自ら情報を公開したりできるシステムです。
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